トリトン(TRTN)四半期決算|22年4Qは+23%に減速

世界中のコンテナ運賃が高騰し、海運会社の株価が急上昇しています。コンテナリース会社のトリトンも、20年3月から株価が2倍に高騰しています。では、21年にコロナが終息した後でも、株高は続くのでしょうか?

  • 「コンテナ運賃が高騰し、株価は9ヶ月で2倍に高騰した…」
  • 「上海から北米向けが高騰し、欧州やアジアにも波及している…」
  • 「株価が2倍に高騰したけれど、PERは14倍とまだ割安だ…」

トリトンは、コンテナ49%を管理する世界最大のコンテナリース会社です。寡占化が進むコンテナのリース市場は上位5社だけで8割を占め、トリトンが最大の28%を占めます

個人的には、トリトンは短期的に投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、コンテナの需給が逼迫し、引き続き需要は好調だと思うからです。22年4Qの売上は前年比+23%、営業利益率は過去最高で61%と高いです。同社のCEOは、22年も好相場が続くと見ています。

22年2月のPERは10倍と、依然として割安水準にあります。

ただし、22年はコンテナの供給量が需要に追いつくと言います。その結果、新しいコンテナの価格はピークレベルから10%以上低下します。そうなると、2年以上続いたコンテナ船の強気相場も終わるかもしれません。

22年もコンテナの動向に注視する必要がありますね。

TRTNの投資判断したい人向け
  1. トリトンの4半期決算(21年10-12月)は?
  2. トリトンの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 世界的なコンテナ運賃高騰は、いつまで続くのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

トリトン(TRTN)の四半期決算は?

トリトン(TRTN)の四半期決算を紹介します。

21年2Q決算(21年6月30日)

2Q決算の内容は...
  1. 売上高:4.12億ドル(前年比+25%
  2. 営業利益:2.29億ドル(+58%
  3. 純利益:0.65億ドル(−7%)
  4. 1株当たり利益:0.81ドル(−5%)

21年3Q決算(21年9月30日)

3Q決算の内容は...
  1. 売上高:4.35億ドル(前年比+27%
  2. 営業利益:2.44億ドル(+53%
  3. 純利益:1.35億ドル+138%
  4. 1株当たり利益:1.83ドル(+173%

21年4Q決算(21年12月31日)

4Q決算の内容は...
  1. 売上高:4.17億ドル(前年比+23%
  2.  Operating Leases:3.94億ドル(+19%
  3.  Finance Leases:0.22億ドル(+216%
  4. 営業利益:2.56億ドル(+34%
  5. 純利益:1.77億ドル+53%
  6. 1株当たり利益:2.67ドル(+57%

4Qの売上高は前年比+23%で4.17億ドル、営業利益は+34%で2.56億ドルです。21年2Qと3Qに引き続き、売上と利益は好調です。営業利益率は61.3%と過去最高に高い水準です。

コンテナ需給は逼迫しており、引き続きトリトンの業績は上向いています。ただし、CEOは22年にはコンテナの供給が需要に落ち着くと述べています。

「トリトンは2021年の第4四半期に財務実績の記録的な四半期を達成しました。Tritonの最高経営責任者であるBrianM。Sondeyは、次のように述べています。年間30.7%の株主資本利益率を達成しました。 2021年通年で、トライトンは1株あたり9.16ドルの調整後純利益を生み出し、28.1%の利益を達成しました」

「2021年のトリトンの並外れた業績は、非常に良好な市況に支えられました。特に米国での商品消費の大幅な増加が高水準の貿易成長を促進し、広範なロジスティックボトルネックがコンテナのターンタイムを遅らせ、コンテナ。限られた船舶容量は運賃の劇的な増加に貢献し、顧客はコンテナの入手可能性に非常に集中し続けました。コンテナの供給は、新しいコンテナの生産が大幅に増加したにもかかわらず、年間のほとんどの需要に追いつくのに苦労し、記録的な価格につながりました新しいコンテナと非常に高い市場リース率のために。」

「トリトンは、これらの強力な市況とその多くのリーダーシップの利点を利用して、卓越した運用パフォーマンスを推進しました。当社のコンテナ使用率は、2021年の平均で99.4%、現在は99.6%です。使用済みコンテナの記録的な販売価格を達成し、かなりの廃棄と取引の利益を生み出しました。コンテナの入手可能性が限られており、廃棄量が少ないにもかかわらず、Tritonは2021年にコンテナ艦隊に多額の投資を行い、深刻なサプライチェーンの混乱時にお客様に重要なサポートを提供しました。

Tritonは、2021年に納入された36億ドルのコンテナを購入し、収益資産を30%以上増加させました。 Tritonは、顧客が当社の深いコンテナ供給能力を重視し、コンテナリース業界の「頼りになる」サプライヤーとしての地位をさらに確保していることを反映して、2021年に新規リース取引の約40%のシェアを達成したと推定しています

「トリトンは魅力的な資金調達活動で強力な財務実績とリーダーシップの地位を強化しました。過去2年間で、トリトンは積極的なコンテナ投資をサポートし、より高価な施設を前払いするために103億ドルの債務を調達し、借り換えました。トリトンの資金調達活動はS&P Global Ratings and FitchによるTritonの企業格付けからBBBへのアップグレード、およびTritonの無担保投資適格債務への資本構造の移行。Tritonの平均実効金利は過去2年間で1.4%低下しており、無担保への移行が見込まれます。投資適格の資金調達は、より深く、より効率的な資金源へのアクセスを提供します。」

「2021年後半、配達が夏のピークシーズンを過ぎたため、新しいコンテナ投資のペースは鈍化しました。Tritonは、資本管理に対する機敏で統制のとれたアプローチを反映して、強力なキャッシュフローの一部を買い戻しにシフトしました。Tritonは買い戻しました。第4四半期に110万株の普通株を買い戻し、さらに70万株を買い戻しました。

2022年2月11日。プログラムが2018年秋に開始されて以来、Tritonは発行済み普通株式の約20%を購入しました。10月には、Tritonは四半期配当を14%増やして1株あたり0.65ドルにすることも発表しました。

「2021年のリースと資金調達活動の恩恵は永続的であると期待しています。2021年の新しいコンテナの大きなブロックの平均リース期間は13年であり、使用済みコンテナのピックアップとリース延長のために長いリース期間を確保しました。平均長期およびファイナンスリースのコンテナのリース期間は、CEUベースで5年以上、ネットブックバリューベースで約7年に延長されました。また、負債の86.3%が固定金利であるため、低いファイナンスコストに固定されています。レート、および固定レートの負債と固定レートのスワップの加重平均寿命は現在5年です。」

見通し:

ソンディ氏は続けて、「2022年にはまた素晴らしい年になると予想しています。私たちはかなりの量の運営上および財務上の勢いを持っており、事業を永続的に強化し、強力なキャッシュフローは株主価値を高めるための多くの手段を提供します。」

「COVID-19のパンデミックが続いているため、世界経済は依然として不確実性が高まっていますが、コンテナ全体の需要は年間を通じて堅調に推移すると予想されます。お客様は商品消費と貿易量の増加が続くと予想しており、運用上の課題を予想しています。コンテナの回転時間の遅延は解決が困難です。新しいコンテナの生産量が増加するため、2022年にはコンテナの供給が需要に追いつくと予想され、新しいコンテナの価格はピークレベルから10%以上低下し、乾燥20フィートあたり約3,400ドルになります

ただし、新しいコンテナの価格は過去の範囲をはるかに上回っており、市場のリース料と中古コンテナの販売価格も非常に高いままです。営業の勢いにより、2022年第1四半期の調整後1株当たり純利益は2021年第4四半期と比較的一致すると予想されます。第1四半期以降の財務軌道は、市況の進展に依存しますが、強力なリースポートフォリオと永続的なキャッシュフローにより、2022年を通じて、そして長期的には、収益性と収益が非常に高いレベルにとどまるという高い確信が得られます。 。」

参考:TRITON INTERNATIONAL REPORTS 4Q 2022

22年1Q決算(22年3月…)

22年1Q決算は、5月16日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

トリトン(TRTN)10年間の損益計算書は?

トリトンは2015年に18ドルで上場しています。13年に最高値56ドルを付け、その後は低迷しています。20年3月は22ドルに下落するも、22年2月は68ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年の決算書を見ると、売上高と利益は順調に拡大しています。18年以降に下落してるのは、中国経済の減速と米中貿易摩擦の影響ですね。コンテナ貸出しは不動産業に近く、利益率が高いビジネスです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)、EPS(1株あたり純利益)どちらも横ばいで上昇傾向にありません。ただし、コンテナ需給が逼迫してる20年後半以降は、EPSが上向く可能性が高いです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年のフリーCF(営業CF−投資CF)は、19年以降にプラスに転じています。17年と18年、21年の投資CFの増加は、コンテナ貨物を増やすための投資ですね。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

トリトン(TRTN)の注目ポイントは?

20年のコロナ危機以降、コンテナ船運賃は2〜3倍に高騰しています。そのため、コンテナ業界全般に、10数年ぶりの強気相場が到来していますね。では、なぜコンテナ運賃は上昇しているのでしょうか?

注目1:世界のコンテナの49%を管理している?

参考:Triton International: Attractive At These Levels

海上コンテナリース市場のマーケットリーダーです。

トリトンは600万TEU以上のコンテナを所有し、顧客にリリースしています。これは、全ての船舶会社の49%に該当します。香港アトラスのコンテナ規模は108万TEU、ダナオスは40万TEUですね。

いかに、トリトンが多くのシェアを獲得してるかが分かりますね。

また、コンテナリース市場ではトリトンだけで28%を占めます。また、コンテナ市場は寡占化が進み、上位5社(Triton、Seaco、Textainer、Florens、Seacube)だけで8割を占めます。

そのため、コロナ危機でコンテナ需給が逼迫すると市場は混乱しますね。20年4月以降、コンテナ船運賃は2〜3倍に高騰しています。これは、コンテナリース会社にとっては大きなプラス要素です。

注目2:コンテナ船運賃が高騰している理由とは?

参考:定期船運賃市況(日本郵船)

コンテナ船が高騰した理由は...
  1. コロナで労働力不足で、北米港に大量のコンテナが滞留している
  2. トラックや鉄道などの陸運者不足で、コンテナが海上に戻ってこない
  3. 乗客を乗せる国際線が激減し、付加価値が高い製品が空で送れない
  4. 巣ごもり特需で、中国から北米向けの家電や日用品が増えている
  5. 北米や欧州のクリスマス商船で、11〜12月に需要が逼迫している
  6. 北米や欧州向けの長距離輸送が優先され、アジアで足りていない

2020年11月以降、中国発のコンテナ運賃が急騰しています。

コンテナ運賃が急騰している原因は、コロナによる世界的な経済封鎖によるものです。しかしながら、高騰している要因はひとつではないため、どのくらいの期間で上昇し続けるかは読めません。

しかし、21年1月末時点では、上海初のコンテナ船は少しだけ下落し始めています。この傾向が続けば、世界上のコンテナ船も下落に転じるかもしれません。

これを受けて、トリトンは20年4Qの業績を強気予想しています。

注目3:20年4QのEPSは+17%の予想?

参考:Q3 2020 Presentation

トリトンは、20年4Qの調整EPSを強気に予想しています。

18年4Q以降、中国経済の減速や米中貿易摩擦の影響で調整EPSは下落傾向にありました。しかしながら、20年4月のコロナによるコンテナ不足で、20年Q3にトレンドが反転しています

20年Q4には、EPSがもう1段階上がると予想しています。また、世界のコンテナ市場が拡大傾向にある事は、コンテナリースには好材料です。

注目4:世界コンテナ市場は24年で5倍に拡大?

参考:Q3 2020 Earnings Presentation

船j会社ナビオスの決算資料による、世界コンテナの取引量と成長率です。

取引量を見ると、世界のコンテナ市場は一貫して上昇しています。96年に40万TEUだった取引量は、20年には200万TEUまで増えました前年度を下回ったのは、リーマンショックの翌年とコロナ危機の時だけです。

ただし、成長率は減速傾向にあり、平均して年率6.5%です。

12年以降は平均を下回る成長率で、18年以降はさらに減速している事が分かります。原因は中国経済減速と米中貿易摩擦、20年はコロナ危機による経済停止で落ち込んでいます。

しかしながら、過去3年間の反動で21年は5.5%まで回復する見込みですコンテナ需給が逼迫する限りは、コンテナリース会社も強気の見方です。

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:トリトン(TRTN)の四半期決算は?

トリトン株の注目ポイントは...
  1. 2005年にNYSEに上場、世界最大のコンテナリース会社
  2. 世界コンテナの49%を管理、リース市場の28%を占める
  3. コンテナ業界は寡占化が進み、上位5社が8割を占める
  4. コンテナ運賃が2〜3倍に高騰し、リース会社も恩恵を受ける
  5. 20年3QにEPSが2年ぶりに反転、4Qは+20%の予想

個人的には、トリトンは短期的に投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、コンテナの需給が逼迫し、引き続き需要は好調だと思うからです。22年4Qの売上は前年比+23%、営業利益率は過去最高で61%と高いです。同社のCEOは、22年も好相場が続くと見ています。

22年2月のPERは10倍と、依然として割安水準にあります。

ただし、22年はコンテナの供給量が需要に追いつくと言います。その結果、新しいコンテナの価格はピークレベルから10%以上低下します。そうなると、2年以上続いたコンテナ船の強気相場も終わるかもしれません。

22年もコンテナの動向に注視する必要がありますね。

下落トレンドを見極めるには、コンテナ運賃の動向を注視すれば良いですね。コンテナ船を貸し出すダナオスは、コロナ以降に株価が10倍も高騰しています。

参考:ダナオスの四半期決算|世界的なコンテナ運賃高騰はいつまで続くのか?

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