アドモア・シッピング(ASC)四半期決算|1Qは+39%に加速

世界経済は順調に回復する中でも、石油や化学製品タンカーの需要は弱いままですね。徐々に市況は回復基調にあり、21年4Qの売上は前年比+25%、22年1Qは+39%と上向いています。

  • 「コロナによる原油低迷で、株価は70%も暴落している…」
  • 「製品タンカーの注文書率は6.3%、過去最低レベルにある…」
  • 世界的な脱炭素化社会にあるも、需要は引き続き強いままだ…」

アドモアシッピンは、原油と化学製品タンカーを海上輸送するアイルランドの海運企業です。全部で25隻の製品タンカーを保有しています。製品タンカーの注文書率は6.3%と低く、市況が回復する22年は需給がタイトになることを期待しています。

個人的には、アドモアシッピングは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、過去最低水準の製品タンカーの運賃は、いずれ上昇すると思うからです世界の原油消費量の予測を見ると、22年前半には以前の水準に戻し、後半には過去最高水準を更新します。

原油市況が回復すれば、同社の業績も力強く回復します。

需要が上昇する中でも、タンカーの供給量はあまり伸びません。なぜならば、コンテナ船やバルク船と同様に、環境規制で新しい船舶が作られていないからです。製品タンカーの注文書率は6.3%にまで低下しています。

ただ、短期的にはアジアのロックダウン、中国の停電などで需要は低いですね。タンカー市況が回復するのは、電力問題が落ち着いた22年以降になるかもしれません。

ASCの投資判断したい人向け
  1. ASCの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. ASCの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 原油タンカー市況は、22年前半に回復するのか?

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では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

アドモア・シッピング(ASC)の四半期決算は?

アドモア・シッピング(ASC)の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:4719万ドル(前年比+4.4
  2. 営業利益:−785万ドル(−197%
  3. 純利益:−1229万ドル(−85%)
  4. 1株当たり利益:−0.37ドル(−85%)

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:5245万ドル(前年比+25
  2. 営業利益:−352万ドル(+61%
  3. 純利益:−791万ドル+59%
  4. 1株当たり利益:−0.24ドル(+58%

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:6336万ドル(前年比+39
  2. 営業利益:−720万ドル(前年度−843万ドル
  3. 純利益:−700万ドル(前年度−849万ドル)
  4. 1株当たり利益:−0.23ドル(前年度−0.26ドル)

1Qの売上高は前年比+39%で6336万ドル、営業利益は−720万ドルでした。21年3Qや4Qに続き、22年1Qの売上も加速していますね。ただし、営業利益率は−11%と低下気味です。

同社によると、原油製品と化学製品タンカーの市況は徐々に回復傾向にあると言います。また、長期的にはタンカー市場は成長産業であり、需給はタイトになると予想しています。

・2022年3月31日に終了した3か月間で790万ドルの純損失、または基本および希薄化後1株あたり0.23ドルの損失を報告しました。これには、販売および用船契約の一環として販売のために保有された船舶の損失に関する690万ドルが含まれます。以下に説明するバックトランザクション。これらのコストを調整すると(非GAAP指標のセクションの調整済み(損失)/収益を参照)、90万ドル、つまり基本および希薄化後1株あたりの調整後損失は0.03ドルになります。これは、2021年3月31日に終了した3か月間の、850万ドルの純損失、つまり基本および希薄化後1株あたり0.26ドルの損失と比較されます。

・MRタンカーは2022年3月31日までの3か月間で1日あたり平均15,592ドルのTCEレートを獲得しました。ケミカルタンカーは2022年3月31日までの3か月間で1日あたり13,645ドルの平均TCEレートを獲得しました。

・2022年4月4日、Ardmoreは、2008年に製造された3台のMR製品タンカーをLeonhardt&Blumbergに総額4000万ドルで売却する条件に合意したと発表しました。船舶に関連する売却と資金の返済が完了した後、この取引により、アードモアに約1,500万ドルの現金収入が見込まれます。販売が完了すると、アードモアはレオンハルト&ブルンバーグからの各船を魅力的なレベルと見なされる料金で最低2年間定期用船します。これらの取引の完了は2022年の第2四半期に予定されており、完了条件が満たされることを条件としています。

・2022年4月20日、Element1およびMaritimePartnersとの合弁事業であるe1Marineは、海洋用途のMシリーズ水素発生器のLloyds Registerから原則承認(「AiP」)を取得したと発表しました。この承認は、e1 Marineの技術が適用されるすべての規制、規則、基準に準拠していることを示すための重要なランドマークであり、e1Marineが車載アプリケーション用のElement1メタノールから水素への発電機の商業開発を加速できるようにします。

当社の最高経営責任者であるAnthonyGurneeは、次のようにコメントしています。「強力な基礎となるファンダメンタルズと世界的な景気回復に基づく市場の改善を見越して、2月までにアードモア艦隊をすでにフルスポット市場エクスポージャーに移行しました。最初の機会に、株主にとって強力な市場のメリットを享受できる立場にあります。

過去2か月間、製品およびケミカルタンカーの市場は、これらの取引における極端な混乱によって変化してきました。 MR製品タンカーは、その汎用性と取引の柔軟性により、最も重要な受益者であり、ここ数週間で過去最高のレートに達しています。私たち自身の艦隊では、料金は大きく異なりますが、1日あたり95,600ドルに固定されており、過去2週間のMR航海の平​​均は1日あたり34,400ドルになっています。当初の強さは米国湾岸で始まりましたが、現在はすべての地域に広がっているため、緊張が高まった直後の期間を超えて転位が続く可能性があります。

ウクライナ紛争によって引き起こされたこの非常に混乱した市場の中で、私たちは影響を受けた船員とその家族を可能な限り支援し続け、慎重で責任ある業績重視の方法で事業を運営し続けます。利害関係者は私たちを期待するようになりました。」

ウクライナでの紛争:

2022年2月のロシアのウクライナ侵攻は、サプライチェーンを混乱させ、世界経済を不安定にし、大きな変動を引き起こしました。ウクライナにおける紛争の世界的な影響については多くの不確実性が残っており、そのような不安定さ、不確実性、および結果として生じる変動性は、当社のコストを大幅に増加させ、魅力的な条件でのチャーターおよび資金調達を確保する能力を含む当社の事業に悪影響を与える可能性があります。

ロシアがウクライナ、米国、いくつかの欧州連合諸国、英国およびその他の国に侵攻した結果、ロシア、ベラルーシ、および特定のロシアおよびベラルーシの実体および国民に対する前例のない制裁およびその他の措置が発表されました。米国およびその他の国がロシア、場合によってはベラルーシに対して発表した制裁措置には、とりわけ、影響を受ける地域での、または影響を受ける地域からの商品、サービス、または技術の販売または輸入の制限、旅行の禁止、および接続された個人や政治に影響を与える資産の凍結が含まれます。ロシアの軍事、ビジネス、金融機関、ロシアの大手銀行を米国やその他の金融システムから切り離し、一部のロシア企業が米国市場で資金を調達することを禁じています。 2022年3月8日、米国は、原油、石油、石油燃料、石油、液化天然ガス、石炭など、特定のロシアのエネルギー製品の米国への輸入禁止を発表しました。米国、EU諸国、およびその他の国は、紛争がさらに悪化した場合に、より広範な制裁を課し、その他の措置を講じることができます。これまでに発表された制裁が当社の事業および当社に与える影響を予測することは困難ですが、米国、EU諸国、またはその他の国によって課されたこれらの制裁およびさらなる制裁、ならびにそれに応じたロシアによる報復措置は、世界の石油需要の変動性の増大につながり、当社の事業、経営成績および財政状態に重大な影響を与える可能性があります。また、ロシアやウクライナでの出来事により、当社が取引を行っている第三者が影響を受ける可能性があり、当社に悪影響を与える可能性があります。

参考:ASC Third Quarter 2021 Earnings Presentation

22年2Q決算(22年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:10712万ドル(前年比+126
  2. 営業利益:2976万ドル(前年度−809万ドル
  3. 純利益:2884万ドル(前年度−820万ドル)
  4. 1株当たり利益:0.81ドル(前年度−0.23ドル)

「市況の改善と 1 日あたり 31,000 ドルの MR TCE の業績を反映して、第 2 四半期の純利益が 2,900 万ドルまたは 1 株あたり利益が 0.82 ドルとなり、記録的な収益を達成できたことを嬉しく思います。プロダクト タンカー市場は、第 3 四半期に至るまで引き続き強化されています。 MR は 46,600 ドルの収益を上げ、予約日数の 45% を達成しました。これは、さらに良い四半期の準備を整え、今年の好成績を予想しています。

堅調なプロダクト タンカー市場は、主に 2 つの要因によって動かされていると考えられます。まず、多面的なエネルギー危機がしばらく続く可能性が高く、実質的にすべてのエネルギー クラスの極端な価格変動と供給の問題、世界的なエネルギー在庫の減少、および物理的なトンマイルの需要を生み出す石油製品の需給の混乱。第二に、需要と供給のファンダメンタルズの改善、特にジェット燃料を中心とした石油需要の継続的な回復と、造船所での供給の制約と進行中のスクラップの複合効果。

強力な商業業績を達成することに加えて、持続可能性に関連した価格設定を含む改善された条件で実質的にすべての債務を借り換えることにより、これを永続的な財務力に変換するために取り組んできました。 、債務満期を 2027 年まで延長し、回転信用枠を通じてアードモアに財務上の柔軟性を提供します。

また、本日、Ardmore での 12 年間の素晴らしい経験の後、当社の CFO である Paul Tivnan が、経験を広げ、さらなる野心を追求するために会社を去ることを決定したことを発表します。ポールは、アードモアが成し遂げたことに貢献し、上級管理職チームの中核を担ってきました。長年にわたって彼と一緒に仕事ができたことを光栄に思います。彼がトーチを通過し、彼のキャリアの次の章に進むとき、私たちは彼が最善を尽くすことを願っています.

同時に、Bart Kelleher が CFO として Ardmore に加わることに同意したことをお知らせいたします。 Bart は、Chembulk Tankers の CEO としての化学部門の専門知識だけでなく、著名な金融部門や CFO の経験など、多くの機能にわたる海運および関連業界での豊富な経験を Ardmore にもたらします。アードモアを戦略的かつ財政的に将来のさらなる成功に向けて推進する上で、彼が極めて重要な役割を果たすと確信しています。」

参考:Ardmore Shipping Corporation Announces Financial Results For The Three Months Ended June 30, 2022

22年3Q決算(22年9月…)

22年3Q決算は、22年11月27日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

アドモア・シッピング(ASC)の損益計算書は?

アドモア・シッピングは13年に13ドルで上場しています。株価は長く低迷し続け、22年5月は7.7ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上は順調に拡大しています。コロナによる需要減少で、21年の営業利益率は−14%まで低下していますね。ただ、22年以降は市況が回復しそうです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。自己資本比率は44%と高いが、EPSは赤字が続いています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に向けて改善していますね。13-16年はタンカーを購入し設備投資しています。22年はタンカー市況が好転する見通しです。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

アドモア・シッピング(ASC)の注目ポイントは?

アドモア・シッピング(ASC)の注目ポイントを紹介します。

注目1:21年Q3にコロナ以前の水準まで回復する?

参考:World Crude Oil Supply and Demand Forecast, 2020-2021

21年以降の原油の供給と需要予測です。

世界の原油消費量(緑色)を見ると、19年Q4の101百万バレルから、20年2Qに84百万バレルまで急落しました。しかしながら、21年Q3には98百万バレルまで回復し、22年Q3には過去最高水準を更新します

消費量が回復するということは、原油タンカーの需要が上昇しますね。

需要が上昇する中でも、タンカーの供給量はあまり伸びません。なぜならば、コンテナ船やバルク船と同様に、環境規制で新しい船舶が作られていないからです。鉄鉱石の価格が2倍に上昇したことで、新たな設備投資には膨大な資金が必要になります。

そのため、コンテナやバルク運賃で起きた上昇は、いずれは原油にも波及します。

環境問題で原油の需要が落ち込んだように見えます。しかしながら、世界規模で見ると、原油の需要や消費量は伸び続けていますそのため、原油タンカーの数が増えなければ、タンカー運賃は上昇するしかありません。

参考:世界のエネルギー消費と資源

注目2:原油製品タンカーの注文書レートは6.3%?

参考:ASC Third Quarter 2021 Earnings Presentation

石油製品タンカーのフリートに対する注文書です。

アドモアシッピングの決算資料によると、石油製品タンカーの注文書レートは6.3%と過去最低水準にありますこれは、原油タンカー市況が上向いたときに、需給関係がタイトになることを示しています。

世界的な脱炭素化にあるが、原油の消費量は世界中で増え続けています。原油タンカーの数が足りなくなれば、タンカーの運賃は上昇します。

同様のことは、化学製品タンカーでもいえます。

注目3:原油製品タンカーの注文書レートは4.4%?

参考:ASC Third Quarter 2021 Earnings Presentation

化学製品タンカーのフリートに対する注文書です。

アドモアシッピングの決算資料によると、化学製品タンカーの注文書レートは4.4%と過去最低水準にありますこれは化学製品タンカー市況が上向いたときに、需給関係がタイトになることを示しています。

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ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:アドモア・シッピング(ASC)の決算は?

ASCの注目ポイントは...
  1. 2013年に上場した、製品タンカーのアイルランド企業
  2. 原油製品と化学製品タンカー25隻を保有している
  3. 原油製品の注文書レートは6.3%、化学製品は4.4%だけ
  4. 22年にタンカー市況が反転すれば、需給はタイトになる
  5. タンカー市況は低迷してるが、月毎に需要が回復している

個人的には、アドモアシッピングは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、過去最低水準の製品タンカーの運賃は、いずれ上昇すると思うからです世界の原油消費量の予測を見ると、22年前半には以前の水準に戻し、後半には過去最高水準を更新します。

原油市況が回復すれば、同社の業績も力強く回復します。

需要が上昇する中でも、タンカーの供給量はあまり伸びません。なぜならば、コンテナ船やバルク船と同様に、環境規制で新しい船舶が作られていないからです。製品タンカーの注文書率は6.3%にまで低下しています。

ただ、短期的にはアジアのロックダウン、中国の停電などで需要は低いですね。タンカー市況が回復するのは、電力問題が落ち着いた22年以降になるかもしれません。

アドモアシッピングは、マネックス証券で取り扱いがありません。原油製品タンカーに投資するならば、より事業規模が大きいトームがお勧めです。

参考:トーム(TRMD)四半期決算|21年3Qは前年比-4%に改善

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