マイクロン(MU)の四半期決算|車載向けは前年比+64%で加速

半導体市場はクラウド、5G、AI、自動運転で21年に最も好調な業界だと言われています。20年4月のコロナ以降、マイクロンの株価は2.2倍にも高騰していますね。では、今後も半導体市場が成長し続けるならば、私たちは投資すべきでしょうか?

  • 「半導体で世界5位、SSDメモリで世界1位の優良企業だ…」
  • 「SSDメモリは4年周期があり、20年は強気トレンドに入るはず…」
  • 「21年は米中貿易摩擦の緩和と、コロナからの回復で上昇するはず…」

マイクロン社は、半導体企業で売上高5位の製造メーカーです。DRAMなどのSSDメモリでは、サムソンを抑えて業界1位ですSSDは高速で動くためノートPCからの需要が高く、クラウドや5Gなどの大容量時代で重要度を増しています。

個人的には、マイクロン株は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、SSDメモリは景気敏感株で、業績や株価は周期的に動くからです。21年後半も業績が良いのは間違いないが、強気相場の最中に購入する銘柄ではないですね。ただ、21年6月時点のPERは22倍で、予想PERは7倍と買いやすい水準です。

SSDメモリは、半導体市場の動向を見る上で重要な先行指標です。

SSDメモリは、クラウドや5Gが好調でPCもモバイル向けも好調です。また、自動車向け半導体が不足し、21年3Qは前年比+64%と加速しています。同社CEOによると、半導体の供給タイト22年まで続くと見通しです。

そのため、21年後半も業績と株価は間違いなく好調です。

マイクロン株の投資判断したい人向け
  1. マイクロン直近の4半期決算(21年4-6月)は?
  2. マイクロンの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. SSDは4年周期で強気相場に入るが、投資すべきでない理由は?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

マイクロン(MU)の四半期決算は?

マイクロン(MU)の四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(2020年11月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:57.7億ドル(前年比+12%
  2. 営業利益:8.6億ドル(+67%
  3. 純利益:8.0億ドル(+58%
  4. 一株利益:0.71ドル(−19%)

21年2Q決算(2021年2月31日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:62.36億ドル(前年比+30%
  2. 営業利益:6.63億ドル(+50%
  3. 純利益:6.03億ドル(+48%
  4. 一株利益:0.53ドル(+47%

21年3Q決算(2021年5月31日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:74.22億ドル(前年比+36%
  2.  Compute and Networking:33.0億ドル(+49%
  3.  Mobile:19.9億ドル(+31%
  4.  Storage:10.0億ドル(0%)
  5.  Embedded:11.0億ドル(+64%
  6. 営業利益:22.52億ドル(+152%
  7. 純利益:17.35億ドル(+116%
  8. 一株利益:1.52ドル(+114%

3Qの売上高は前年比+36%で74.22億ドル、営業利益は+152%で22.52億ドルでした。1Qと2Qに引き続き、売上も利益も加速しています。営業利益率は30%と、過去と比較してもかなり高い水準です。

半導体不足もあり、20年後半から業績は加速しています。

PCやモバイル向けのメモリは好調で、自動車向けは前年比+64%で過去最高に伸びています。同社のCEOは今後の見通しについても楽観的で、供給のタイトは22年まで続くと予想しています。

 NANDは、記録的なモバイルMCP、コンシューマーSSD、およびクライアントSSDの収益によって推進され、記録的な収益を達成しました。当社の組み込み事業は初めて10億ドルを超え、自動車および産業市場全体で記録的な収益を上げました。

世界経済が回復する中、DRAMとNANDの供給は22年までタイトなままであると予想しています。データセンター、インテリジェントエッジ、およびユーザーデバイス全体でのメモリとストレージに対する強い需要により、Micronは、これらのエキサイティングな機会を十分に活用するために、これまでで最高の位置にいます。

参考:View Prepared Remarks 21 Q3

 

21年4Q決算(2021年8月…)

21年4Q決算は、9月29日に公開予定です。

では、マイクロン社の売上高や営業利益の10年間の推移はどうなっているのでしょうか?

マイクロン(MU)の10年間の損益計算書は?

2008年に6ドルだったマイクロンの株価は、2020年には7.6倍の46ドルまで急成長していますね。マイクロンに100万円を投資すれば、760万円まで増えていた事になりますね。では、過去10年間にどのように成長してきたのでしょうか?

マイクロンの損益計算書やキャッシュフローを紹介します。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、長期では成長するも波が激しい事が分かりますね。2014年と18年は大きく売上高が増えるも、その前後では浮き沈みが激しいです。業績の波が激しい理由は、半導体のメモリ市場は4年周期で動くからです。

メモリ市場は2019年に底打ち、5G需要を受けて20年に反転すると予想されています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)は、比較的安定して推移していると言えます。しかしながら、EPS(1株あたり純利益)は安定しているとは言えないですね。18年に大きく上昇するも、それ以降はコロナの影響もあり減少に転じています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

フリーCF(営業CF−投資CF)も、安定して推移しているとは言えないですね。営業CFは年度毎に大きく上下している事が分かります。18年以降の営業CFの増加は、5GやIoTによる需要増に対応する設備投資かもしれません。

では、私たち投資家はマイクロン株をどのように判断すれば良いのでしょうか。

マイクロン(MU)に投資する上で注目ポイントは?

マイクロンに投資する上で、注目すべき点を紹介します。

注目1:半導体業界で売上高5番目のメーカー?

参考:2019年半導体企業ランキング、Intelが首位返り咲き

1978年に設立された歴史ある半導体メーカーで、マイクロンは世界5位の売上規模です。

米国インテル、韓国サムソン、台湾TSMC、韓国SKに続き、米国で2番手の半導体メーカーですね。2019年の半導体業界は、米中貿易摩擦やスマホ販売不振で前年割れでした。トップ15社の売上高は、前年比で15%も減少しています

米中貿易摩擦やメモリの販売不振で、マイクロンの売上高は35%もマイナスです。では、マイクロン社はどんな半導体を販売しているのでしょうか?

注目2:SSD市場で業界1位のシェアで19%を占める?

参考:PCの処理速度を左右するSSD、19年をシェア1位で折り返すのは?

マイクロン社は、SSDで業界シェア1位の半導体メーカーです。

SSDとは、半導体素子メモリを使う記憶媒体の事を指します。HDDとの違いは、容量では負けるが消費電力が少なく読み書きの速度が高速なので、ノートPCに使われていますマイクロンの主力事業は、計算時に使われるDRAMとデータ記憶容量に使われるNANDの2つです。

マイクロンの競合は韓国のサムソンで、首位は短期間でよく入れ替わります。では、マイクロン社の売上高の比率はどうなっているのでしょうか?

注目3:DRAMの売上高は65%でNANDは32%を占める?

参考:[米国株]マイクロンテクノロジーの決算(20年3-5月期)まとめ

マイクロン社は、SSDのDRAMとNAND製品を販売しています。

DRAMは売上高の64%を占め、NANDは32%を占めていますね。部門別に見ると、CNBC(コンピュータ&ネットワーク)が43%と多く、次にMBU(モバイル)向けが27%、その次にSBU(ストレージ)が16%と続きます。

注目4:メモリ市場は4年周期でブル相場に突入した?

部門別 20Q1 20Q2 20Q3
Compute & Network -45 -17 7
Mobile -34 -22 30
Storage -15 -15 25
Embedded -21 -13 -4
全体 -35 -18 13

事業別の売上高を見ると、20年3Qの決算は大きく上向いている事が分かります。

モバイル端末向けやストレージ向けが、前年比で大きく成長していますね。ただし、半導体市場全体が大きく上向いている訳ではない点に注意が必要です。メモリー市場は4年周期で動き、2020年に買い替えサイクルで上げ相場に突入したからです(参考:メモリー市場は今も4年周期で動く)。

マイクロンの売上高が安定しないのも、主力のメモリ市場が4年周期で動いているからですね。

2019年6月頃に底をつけた半導体市場は、5G需要を受けて2020年に反転することは予想されていました。半導体市場を牽引するのは、4年周期で上げ相場にあるメモリー市場ですね。2020年3Q決算は、その結果が如実に現れた形になりましたね。

注目5:地域別売上高は米国が51%を占める?

地域別の売上高は、米国市場が最も大きく53%、次に中国が15%、台湾が12%、その次に香港、アジア太平洋と日本が続きます。

しかしながら、元々は米国よりも中国の売上げが51%と多かったです。米中貿易摩擦の影響で、2018年7月に中国の裁判所からDRAMやNANDの販売差し止めを命じられ撤退しています。中国から締め出されるも、米国市場の売上を伸ばす事で業績を回復できました

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:マイクロン(MU)の四半期決算は?

マイクロン株の注目ポイントは...
  1. 半導体業界で5位、SSD業界で1位の半導体メーカーである
  2. SSD市場シェアは19%で、競合社は韓国のサムスンである
  3. メモリ市場は4年周期で動くため、業績が安定しない
  4. 20年の市場は好調だが、21年以降は予測できない
  5. 中国の割合が15%で、米中貿易摩擦の影響を受ける

個人的には、マイクロン株は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、SSDメモリは景気敏感株で、業績や株価は周期的に動くからです。21年後半も業績が良いのは間違いないが、強気相場の最中に購入する銘柄ではないですね。ただ、21年6月時点のPERは22倍で、予想PERは7倍と買いやすい水準です。

SSDメモリは、半導体市場の動向を見る上で重要な先行指標です。

SSDメモリは、クラウドや5Gが好調でPCもモバイル向けも好調です。また、自動車向け半導体が不足し、21年3Qは前年比+64%と加速しています。同社CEOによると、半導体の供給タイト22年まで続くと見通しです。

そのため、21年後半も業績と株価は間違いなく好調です。

21年の半導体企業は、5Gやクラウド特需で最も恩恵を受ける業種です。5G関連であるブロードコムの業績も加速しています。

参考:ブロードコムの四半期決算|5G恩恵を受けるがPER73倍は割高か?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。