マトソン(MATX)四半期決算|中国コンテナが前年比+59%に減速

世界中のコンテナ運賃が高騰し、海運会社の株価が急上昇しています。マトソンも20年5月から、株価が2.7倍に高騰していますでは、経済再開が進む21年後半も、コンテナ運賃の高騰は続くのでしょうか?

  • 「コンテナ運賃が高騰し、株価は1年で2.7倍に高騰した…」
  • 「上海から北米向けが高騰し、欧州やアジアにも波及している…」
  • 「株価が2.7倍に高騰したけれど、PERは23倍とまだ割安だ…」

マトソンは、太平洋地域で海上輸送と物流サービスを提供する会社です。主に、ハワイ、グアム、ミクロネシア地域の輸送を行います。また、中国-アラスカ-カリフォルニア航路も扱い、貨物量が急騰しています

個人的には、マトソン株は短期で投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、20年4月から続く、中国発のコンテナ運賃の恩恵を受ける銘柄だからです。20年後半に運賃が急騰した事で、21年1Qの売上は前年比+38%、2Qは+66%で加速しています。また、営業利益率は+24%と大幅に上昇してますね。

ただし、成長牽引する中国コンテナの増加率は、鈍化し始めています。

2Qの中国コンテナ増加率は+59.1%、1Qの+124.7%から大幅に減少しています。少なくとも21年末まで混乱は続くと述べているが、中国の大幅な減速には注意が必要です。8月時点のPERは10倍と割安だが、これから購入する局面ではありません。

マトソンの投資判断したい人向け
  1. マトソンの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. マトソンの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 世界的なコンテナ運賃高騰は、いつまで続くのか?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

マトソン(MATX)の四半期決算は?

マトソン(MATX)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:7.00億ドル(前年比+29%
  2. 営業利益:1.08億ドル+367%
  3. 純利益:0.856億ドル+448%
  4. 1株当たり利益:1.96ドル(+444%

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:7.12億ドル(前年比+38%
  2. 営業利益:1.13億ドル+1039%
  3. 純利益:0.872億ドル+2194%
  4. 1株当たり利益:1.99ドル(+2111%

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:8.749億ドル(前年比+66%
  2.  Transportation:6.829億ドル(+66%
  3.  Logistics:1.920億ドル(+69%
  4. 営業利益:2.139ドル+317%
  5. 純利益:1.62億ドル+395%
  6. 1株当たり利益:3.71ドル(+388%

2Qの売上高は前年比+66%で8.749億ドル、営業利益は+317%で2.139億ドルでした。1Qと比較して利益率の伸びは低下するも、売上も利益も大きく上昇しています。営業利益率は1Qの15%から、24%に大幅に上昇しています。

コンテナ運賃が継続して上昇している事で、同社の売上は好調です。

中国を結び太平洋航路が多く、中国の貿易量増加の恩恵を受ける銘柄ですね。ただし、1Qと2Qのコンテナ量の増加率を比較すると、中国の増加量は前年比+59.1%に鈍化しています

その代わりに、アラスカやグアム、その他のコンテナ量が増えていますね。ハワイやグアムでは観光が再開した事で、小売の需要が大幅に増加しています。海外旅行は引き続き難しいが、米国人ならばハワイは国内旅行ですね。

  • ハワイコンテナ:39800FEU(−0.8%→9.9%)
  • ハワイ自動車:12700FEU(54.9%)
  • アラスカコンテナ:19700FEU(+1.5%→15.2%
  • 中国コンテナ:43600FEU(+124.7%→59.1%
  • グアムコンテナ:5700FEU(+2.1%→35.7%
  • その他コンテナ:5200FEU(+4.5%→33.3%

中国のコンテナ量は、1Qと比較して伸び率が鈍化傾向にあります。ただし、CEOは中国と太平洋航路の物流の混乱は、21年末まで続くと予想しています。

現在、太平洋横断の貿易レーンでは、サプライチェーンの混雑が続いており、消費傾向は依然として高いままです。これらの条件は引き続き維持され、少なくとも2022年の第1四半期の旧正月までは高水準の需要につながると予想されます

迅速な太平洋横断サービスに対する並外れた需要の結果として、マトソンは最近、マトソンが所有する中国から米国西海岸への船を最初の寄港地として、季節ごとのストリングとしてのCCX(China-California Express)サービス。したがって、CLX(China-Long Beach Express )、CLX +、およびCCXサービスの船舶は、少なくとも来年の旧正月までは定員で運航する予定です。

参考:Matson Second Quarter 2021 Results

21年3Q決算(2021年9月…)

21年3Qは、10月29日に公開予定。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

マトソン(MATX)10年間の損益計算書は?

マトソンは1985年に6ドルで上場しました。20年に株価は大きく上昇し、21年3月に最高値76ドルを付けています。21年8月は64ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上と営業利益は順調に上昇しています。20年のパンデミックを機にコンテナ運賃が上昇し、営業利益も大きく上昇してました。19年に4.9%だった営業利益率は、21年には13.8%まで上昇しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSもどちらも順調に上昇しています。EPSは20年に大きく上昇しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に大きく上昇しています。16-19年は投資CFが拡大したことで、赤字に陥っていますね。

では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

マトソン(MATX)の注目ポイントは?

20年のコロナ危機以降、コンテナ船運賃は2〜3倍に高騰しています。そのため、20年や21年の海運業界は10数年ぶりの強気相場が到来していますね。では、なぜコンテナ運賃は上昇しているのでしょうか?

注目1:世界コンテナ市場は24年で5倍に拡大?

参考:Q3 2020 Earnings Presentation

競合企業のナビオス決算資料による、世界コンテナの取引量と成長率です。

取引量を見ると、世界のコンテナ市場は一貫して上昇しています。96年に40万TEUだった取引量は、20年には200万TEUまで増えました前年度を下回ったのは、リーマンショックの翌年とコロナ危機の時だけです。

ただし、成長率は減速傾向にあり、平均して年率6.5%です。

12年以降は平均を下回る成長率で、18年以降はさらに減速している事が分かります。原因は中国経済減速と米中貿易摩擦、20年はコロナ危機による経済停止で落ち込んでいます。

しかしながら、過去3年間の反動で21年は5.5%まで回復する見込みです

20年4月のコロナ危機以降、コンテナ運賃が高騰しています。では、なぜコンテナ船運賃が高騰しているのでしょうか?

注目3:コンテナ船運賃が高騰している理由とは?

参考:定期船運賃市況(日本郵船)

コンテナ船が高騰した理由は...
  1. コロナで労働力不足で、北米港に大量のコンテナが滞留している
  2. トラックや鉄道などの陸運者不足で、コンテナが海上に戻ってこない
  3. 乗客を乗せる国際線が激減し、付加価値が高い製品が空で送れない
  4. 巣ごもり特需で、中国から北米向けの家電や日用品が増えている
  5. 北米や欧州のクリスマス商船で、11〜12月に需要が逼迫している
  6. 北米や欧州向けの長距離輸送が優先され、アジアで足りていない

2020年11月以降、中国発のコンテナ運賃が急騰しています。

コンテナ運賃が急騰している原因は、コロナによる世界的な経済封鎖によるものです。しかしながら、高騰している要因はひとつではないため、どのくらいの期間で上昇し続けるかは読めません。

マトソンは、中国発運賃の上昇で恩恵を受けている銘柄のひとつですね。

注目4:20年4Qの中国コンテナは+139%?

参考:Third Quarter 2020 Financial Results

マトソンは、20年4Qの中国コンテナも強気に予想しています。

中国コンテナが前年比124%で、20年3Qの業績を押し上げました。中国向けは引き続き好調で、Q4も+139%と高い成長率を見込んでいます。需要増加の要因は、Eコマースと需要が高い日用品の増加だと言います。

今後も、米国での継続的な在庫補充と輸入品の消費は続きそうです。

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:マトソン(MATX)の四半期決算は?

マトソン株の注目ポイントは...
  1. 1870年に上場した、太平洋航路が主要の海運会社
  2. ハワイ、グアム、ミクロネシア地域に海洋輸送サービスを提供
  3. 太平洋地域以外にも、中国-アラスカ-カリフォルニア航路も持つ
  4. 20年2Q以降は、中国コンテナの輸送量が3桁で拡大してる
  5. 営業利益率は6-9%前後だが、20年3Qは14%に改善した
  6. Eコマースや必需品の需要増で、21年も好調な可能性が高い

個人的には、マトソン株は短期で投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、20年4月から続く、中国発のコンテナ運賃の恩恵を受ける銘柄だからです。20年後半に運賃が急騰した事で、21年1Qの売上は前年比+38%、2Qは+66%で加速しています。また、営業利益率は+24%と大幅に上昇してますね。

ただし、成長牽引する中国コンテナの増加率は、鈍化し始めています。

2Qの中国コンテナ増加率は+59.1%、1Qの+124.7%から大幅に減少しています。少なくとも21年末まで混乱は続くと述べているが、中国の大幅な減速には注意が必要です。8月時点のPERは10倍と割安だが、これから購入する局面ではありません。

20年4月以降は、中国の海運会社の業績が高騰していますね。コスコシッピングは、香港市場に上場する中国の海運会社です。

参考:コスコシッピングの四半期決算|コンテナ運賃高騰で株価は5倍に高騰

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。