デルタ(DAL)四半期決算|21年6月期は黒字化も前年比-43%?

デルタ航空は、経済活動再開で期待される銘柄のひとつです。20年3月に株価は6割近く暴落するも、21年7月には+60%まで上昇していますね。21年3月期の売上は前年比−43%だが、営業利益の黒字化に成功しています。

  • 「パンデミックの影響で、20年3月に6割も暴落する…」
  • 「経済が再開すれば、株価は元の水準に戻すはずだ…」
  • 自己資本比率が0.6%になるが、大丈夫だろうか…」

デルタ航空(DAL)は、世界2位の米国航空会社です。業界最大手はアメリカン航空で、米国内線が全体の77%を占めます。コロナで業績が低迷するも、経済再開で株高が期待できる銘柄ですね。

しかしながら、個人的にはデルタ航空は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、大手航空会社は競争が厳しく、利益率が低いビジネスだからです。パンデミックの影響で14%だった営業利益率は、21年に−41%まで低下しています。また、経済再開期待で株価は上昇するも、21年6月期も前年比−43%と低いです。

同社CEOは、国内レジャーは19年水準まで回復したと述べています。

しかしながら、数値を見る限りはまだ戻していません。米国経済は急速に回復しているが、リモートワークを続ける社員が多いと言いますビジネスマンが出社や出張しない限り、19年の水準に戻すのはまだまだ時間が掛かります。

21年の自己資本比率は0.6%と低く、少し危険な水準にあります。

デルタ株の投資判断したい人向け
  1. デルタ株の4半期決算(2021年3-6月)は?
  2. デルタ株の過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 経済再開で期待できるが、資本比率0.6%は危険?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

 デルタ航空(DAL)の四半期決算は?

デルタ航空(DAL)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(2020年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:39.73億ドル(前年比−65%
  2.  Passenger:26.98億ドル(−74%)
  3.  Cargo:2.04億ドル(+10%
  4.  Other:10.71億ドル(+6%
  5. 営業利益:−8.58億ドル(−497%
  6. 純利益:−7.55億ドル(−168%
  7. 1株当たり利益:−1.19ドル(−169%)

21年1Q決算(2021年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:41.50億ドル(前年比−60%
  2.  Passenger:27.48億ドル(−70%)
  3.  Cargo:2.15億ドル(+12%
  4.  Other:11.87億ドル(+16%
  5. 営業利益:−13.98億ドル(−637%
  6. 純利益:−11.77億ドル(−120%
  7. 1株当たり利益:−1.85ドル(−120%)

21年2Q決算(2021年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:71.26億ドル(前年比−43%
  2.  Passenger:53.39億ドル(−53%)
  3.   Domestic:44.78億ドル(−45%)
  4.   Atlantic:2.88億ドル(−85%)
  5.   Latin America:4.85億ドル(−36%)
  6.   Pacific:0.88億ドル(−87%)
  7.  Cargo:2.51億ドル(+36%
  8.  Other:15.36億ドル(+56%
  9. 営業利益:8.16億ドル(−39%
  10. 純利益:6.52億ドル(−55%
  11. 1株当たり利益:1.02ドル(−54%)

デルタ航空の前年比は、19年度の決算と比較しています。

2Qの売上高は前年比−43%で71.26億ドル、営業利益は8.16億ドルでした。引き続きパンデミックの影響を受けるも、売上は改善し営業利益の黒字化に成功しています。前年比では利益は落ちるも、営業利益率は11%と高いです。

同社CEOによると、ビジネスや旅行は完全に回復してると言います。

しかしながら、数値上はまだ戻してるとは言えないですね。19年3月期と比較すると、前年比−43%は明らかに低いですただし、大西洋や太平洋地域と比較すると、米国内と南米地域は力強く回復してる事が分かります。

経済活動が本格的に再開する、21年9月期の決算に注目です。

国内のレジャー旅行は2019年のレベルに完全に回復しており、ビジネスおよび海外旅行に改善の兆しが見られます。回復が加速する中、私たちは業界をリードする事業を支援するための投資を行っています。また、日和見的に航空機を取得し、資本規律のある方法で2022年以降の能力回復を加速するために上向きの柔軟性を生み出しています」

定義された1日の平均純現金売上購入したチケットの払い戻しが少なかったため、3月の四半期と比較して2倍になり、当初の内部予測よりも20%高くなりました。 6月の1日の平均純現金売上高は、消費者が将来の旅行計画を立て続けているため、2019年のレベルに70%回復し、収益の回復を約10ポイント上回りました。

参考:Delta Air Lines Announces June Quarter 2021

21年3Q決算(2021年9月…)

21年3Q決算は、10月14日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうなっているのでしょうか?

デルタ航空(DAL)の10年間の損益計算書は?

デルタ航空は07年に19ドルで上場しました。世界的な景気回復と共に株価は上昇し、18年に最高値60ドルを付けています。コロナ禍で25ドルまで下落するも、21年7月は40ドルまで戻していますね。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、20年のコロナで大きく落ち込んでいます。20年の売上高は126億ドルで、19年比で74%も下落しています。14.1%だった営業利益率も、−41.7%まで下落しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。EPSもBPSも20年に大きく落ち込んでいますね。21年の自己資本比率は、0.66%と危ない水準です。コロナ以前は自社株買いに積極的で、10年で25%も減っています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)も、大きく落ち込みます。パンデミックの影響は大きく、営業CFも赤字に転落していますね。経済が本格的に回復する21年後半に注目したいですね。

では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

デルタ航空(DAL)に投資する上で注目ポイントは?

デルタ航空に投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:売上高421億ドルで世界2位の航空会社である?

売上高ランキング
  1. アメリカン航空(米):430億ドル
  2. デルタ航空(米):421億ドル
  3. ユネイテッドコンチネンタル航空(米):415億ドル
  4. ルフトハンザ航空(独):383億ドル
  5. エールフランス-KLM(仏、蘭):291億ドル
  6. エミレーツ航空(UAE):279億ドル
  7. インターナショナルエアライズグループ(西、英):260億ドル
  8. サウスウエスト航空(米):212億ドル
  9. 中国南方航空(中):197億ドル
  10. ANAホールディングス航空(日):178億ドル

参考:【2018年】航空会社(エアライン)の売上ランキング世界&国内

2018年の世界の航空会社の売上高ランキングです。

デルタ航空は米国で2番手、世界でも2番手の航空会社です。デルタ航空は2005年の原油価格高騰で収益が悪化、加えてハリケーンによって同社の基盤であるアメリカ南部が大きく被害を受けました。その結果、経営難に陥り05年にCapter11を申請しています

その後は、07年にChapter 11から脱却、経営再建に成功しています。08年には全米5位のノースウエスト航空と合併し、現在のデルタ航空に至ります。

18年は876機の航空機を運行し、毎年1億8千万人に利用されています。では、将来の航空業界はどのように成長するのでしょうか?

注目2:世界の航空旅客数は年率4.6%で拡大している?

参考:成田空港の現状と将来

成田空港における、世界の航空旅客輸送量の予測です。

世界の旅客者数は、年率4.6%の右肩上がりで上昇します。2036年には、アジアの旅客者数が最も多く年率5.5%で成長し6469億人まで増加します上昇率が大きい地域は、中東や中南米などの途上国ですね。世界全体でも、37年までに2倍のペースで拡大します。

コロナで旅客数が減少しても、一時的な事象だと言えますね。

業績が低迷しているが、デルタ航空は持ち堪えられるでしょうか?

注目3:21年の自己資本比率は0.66%まで低下?

デルタ航空の負債総額と自己資本比率です。

21年の負債総額は上昇し、自己資本比率は23.8%から0.66%まで下落しています。コロナによる不況で、10年前の低水準まで落ちていますね。米国政府からの資金提供がなければ、自力では回復できない水準まで落ちています。

米航空会社で、財務が最も健全なのはサウスウェスト航空だけです。

参考:サウスウェスト航空の四半期決算|20年4Qも前年比-64%で低迷?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:デルタ航空(DAL)の四半期決算は?

デルタ航空株の特徴は...
  1. 1924年に創業した、世界2番手の大手航空会社である
  2. 路線数は872便、国内線が674便で全体の77%を占める
  3. 05年に破産法を適用し、07年に経営再建に成功する
  4. 米国5位のノースウエスト航空と合弁し、2番手の航空会社になる
  5. 営業利益率は20%台と高く、大手4社で最も高い水準である
  6. コロナで営業利益率は、22%から−10%になる
  7. 自己資本比率は4%まで急落、20年末に債務超過に陥る
  8. 財務的にはサウスウェスト航空が良く、安全に逆張り投資できる

個人的には、デルタ航空は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、大手航空会社は競争が厳しく、利益率が低いビジネスだからです。パンデミックの影響で14%だった営業利益率は、21年に−41%まで低下しています。また、経済再開期待で株価は上昇するも、21年6月期も前年比−43%と低いです。

同社CEOは、国内レジャーは19年水準まで回復したと述べています。

しかしながら、数値を見る限りはまだ戻していません。米国経済は急速に回復しているが、リモートワークを続ける社員が多いと言いますビジネスマンが出社や出張しない限り、19年の水準に戻すのはまだまだ時間が掛かります。

21年の自己資本比率は0.6%と低く、少し危険な水準にあります。

大手航空会社の中では、サウスウェスト航空が最も堅実な経営をしています。

参考:サウスウェスト航空の四半期決算|自己資本は30%で安全?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。