サプライチェーンを提供するSPSコマースは、Eコマース拡大の恩恵を受ける企業です。コロナ禍で物流拠点の需要度は増し、売上高は10年で3倍にも拡大しています。20年3月は36ドルまで急落するも、1年で3倍に急上昇していますね。
- 「コロナで急落するも、株価は1年で2倍に高騰してる…」
- 「Eコマースの拡大で、営業利益率は16%まで上昇してる…」
- 「アマゾンが売上の半分を占め、配送量拡大の恩恵を受ける…」
SPSコマースは、クラウドベースのサプライチェーン管理を提供する米国企業です。ロジスティック企業や小売業者向けに、フルフィルメントの自動化、在庫の最適化などのサービスを提供します。Eコマースによる物流拡大の恩恵を受ける銘柄ですね。
個人的には、SPSコマースは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、Eコマースの拡大と共に、売上も利益も安定して上昇してるからです。世界的なオンライン交流の影響で、大規模物流拠点の投資は拡大しています。その結果、SPSコマースの売上高は、10年で3倍にも拡大していますね。
また、営業利益も好調で20年には16%まで急上昇しています。
クラウドベースで提供してるため、営業利益も営業CFも安定して伸びています。21年以降も、物流拠点向けのサービスの需要は増えていきますね。オンラインに移行することで、在庫を店舗にストックしない企業が増えているからです。
世界最大のEC企業であるアマゾンやアリババは、世界中に物流拠点を整備しています。ただし、21年6月時点のPERは76倍と高い点に注意が必要です。
- SPSコマースの4半期決算(2021年4-6月)は?
- SPSコマースの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 世界的なEコマース拡大の恩恵を、最も受ける銘柄?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
エスピーエス・コマース(SPSC)の四半期決算は?
エスピーエス・コマース(SPSC)の過去四半期の決算を紹介します。
20年3Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:7955万ドル(+12%)
- 営業利益:1395万ドル(+27%)
- 純利益:1140万ドル(+27%)
- 1株当たり利益:0.31ドル(+24%)
20年4Q決算(2020年12月31日)
- 売上高:8330万ドル(+14%)
- 営業利益:1355万ドル(+25%)
- 純利益:1347万ドル(+47%)
- 1株当たり利益:0.37ドル(+42%)
21年1Q決算(2021年3月31日)
- 売上高:9009万ドル(+21%)
- Fulfillment:80%
- Analytics:12%
- One-time revenues:5%
- 営業利益:1266万ドル(+9%)
- 純利益:1020万ドル(+7%)
- 1株当たり利益:0.28ドル(+7%)
1Qの売上高は前年比+21%で9009万ドル、営業利益は+9%で1266万ドルでした。20年3Qと4Qより減速するも、21年1Qも順調に伸びています。営業利益率は14%と高い数値を維持しています。
エスピーエスは、物流向けにサプライチェーン管理を提供する企業です。オンライン小売業はコロナ禍でも好調で、物流関連は変わらずに成長しています。
21年2Q決算(2021年6月…)
21年2Q決算は、7月29日に公開予定です。
では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか
SPSコマース(SPSC)の損益計算書は?
エスピーエスは10年に6ドルで上場しました。株価は順調に上昇し続け、常に最高値を更新する銘柄ですね。20年3月は36ドルに急落するも、21年6月は98ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、右肩上がりに売上が拡大しています。20年の売上高は3.13億ドル、10年で3倍にも増えています。また、営業利益も好調で17年は3.8%だが、20年は16%まで上昇しています。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
BPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSとEPSは上昇基調にあり、特にEPSは18年から大きく上昇しています。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に黒字が拡大しています。設備投資が必要な貨物輸送や物流企業と比較して、サービスを提供する同社の投資CFは少ないです。営業CFは毎年切り上がっており、優良ビジネスだといえますね。
では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?
SPSコマース(SPSC)の注目ポイントは?
SPSコマース(SPSC)の注目すべきポイントを紹介します。SPSコマースは、ロジスティック企業や小売業者向けに、クラウドベースのサプライチェーン管理を提供する米国企業です。フルフィルメントの自動化、在庫の最適化などのサービスを提供します。
注目1:SPSコマースは最も人気が高いEDI企業?
EDIソフトウェアで人気が高い上位20社のランキングです。
ガートナー調査会社によると、SPSコマースは最も人気が高いEDI企業だと言います。EDI(Electronic Data Interchange)とは、商取引に関するビジネス文書を、専用回線や通信回線を通じて、企業間でやり取りする仕組みで「電子データ交換」と呼ばれます。
航空や海上貨物の物流は、複雑な契約書や税関処理が多いです。
SPSコマースは、ロジスティックス企業向けに供給サイクルタイムの短縮、在庫の最適化、コストの削減を目的にしたソフトウェアを提供します。
世界的なEコマース拡大により、物流サービスの市場は年々拡大しています。
注目2:物流サービスは28年に1.69兆ドルに拡大?
サードパーティによる物流の市場規模推移です。
物流サービスは、21年に9568億ドルと試算されています。年率8.5%で拡大し、28年には16918億ドルになると言います。物流サービスの需要増は、世界的なEコマース拡大によるものです。
倉庫を持つ実店舗が減るということは、倉庫や物流の負担が増えることを意味します。アマゾンやアリババは、世界1位の物流企業に成長しようとしています。
参考:アマゾンの四半期決算|コロナ後に訪れる「ピークデジタル」とは?
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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:SPSコマース(SPSC)の四半期決算は?
- 10年に上場した、サプライチェーン管理の米国企業
- 物流や小売向けに、倉庫自動化や在庫最適化を提供する
- 売上高は右肩上がりで、過去10年で3倍に拡大する
- 17年の営業利益率3.8%は、20年に16%に上昇
- クラウドのサブスク型で、投資CFが少ない優良ビジネス
個人的には、SPSコマースは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、Eコマースの拡大と共に、売上も利益も安定して上昇してるからです。世界的なオンライン交流の影響で、大規模物流拠点の投資は拡大しています。その結果、SPSコマースの売上高は、10年で3倍にも拡大していますね。
また、営業利益も好調で20年には16%まで急上昇しています。
クラウドベースで提供してるため、営業利益も営業CFも安定して伸びています。21年以降も、物流拠点向けのサービスの需要は増えていきますね。オンラインに移行することで、在庫を店舗にストックしない企業が増えているからです。
世界最大のEC企業であるアマゾンやアリババは、世界中に物流拠点を整備しています。
Eコマース拡大により、物流関連のサービスも好調です。エクスペディターズ(EXPD)は、航空や海上貨物向けに、物流サービスを提供する企業です。コロナ禍でも好調で、21年1Qは前年比+76%で売上が加速しています。
参考:エクスペディターズ(EXPD)四半期決算|物流サービスは売上+76%
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
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