CPSテクノロジーズ(CPSH)の四半期決算|株価は13倍に高騰

21年は仮想通貨、ドローン、宇宙、環境銘柄など、様々なテーマ株が高騰しています。CPSテクノロジーズ(CPSH)は、宇宙空間で使用できる先端素材を開発しています。21年1月からの1ヶ月半で、株価は13倍に急騰しています。

  • クリーンエネルギーと航空宇宙で注目されている銘柄だ…」
  • 「20年に黒字化に成功し、株価は13倍にも高騰した…」
  • 「黒字化に成功するも、PERは222倍と割高水準にある…」

CPSテクノロジーズは、エレクトロニクス、発電、自動車向けに先端素材を提供する米国企業です。熱伝導性、剛性、軽量に優れた、金属複合材を開発します。クリーンエネルギーや航空宇宙で注目されている銘柄です。

ただし、個人的にはCPSテクノロジーズは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、創業してから30年経つも、利益率が低く売上が安定しないからです。21年3月時点でPERは222倍と割高にあります。また、20年に黒字化するも、コロナの影響で再び赤字に陥っている点もマイナスです。

航空宇宙産業の需要は高く、今後もCPSの売上が伸びるのは間違いないですね。ただし、利益率が低い上にフリーCFは赤字で魅力的な銘柄ではありません。

CPSHの投資判断したい人向け
  1. CPSHの4半期決算(2020年9-12月)は?
  2. CPSHの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 競合が強い宇宙ビジネスで、ライバル企業が少ない?

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

CPSテクノロジーズ(CPSH)の四半期決算は?

CPSテクノロジーズ(CPSH)の四半期決算を紹介します。

20年2Q決算(2020年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:575万ドル(前年比−10%
  2. 営業利益:33万ドル(+28%
  3. 純利益:29万ドル(+19%
  4. 1株当たり利益:0.02ドル(+0%)

20年3Q決算(2020年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:445万ドル前年比+1%
  2. 営業利益:25万ドル(+152%
  3. 純利益:23万ドル(+146%
  4. 1株当たり利益:0.02ドル(+150

20年4Q決算(2020年12月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:415万ドル(前年比−23%
  2. 営業利益:−29万ドル(−178%
  3. 純利益:−23万ドル(−166%)
  4. 1株当たり利益:−0.02ドル(−200%

4Qの売上高は前年比23%減で415万ドル、営業利益は178%減で29万ドルでした。2Qと3Qに引き続き、売上高は大きく落ち込んでいます。さらには、利益ベースでも赤字に陥っていますね。

売上高が不調な理由は、コロナの影響を受けているからです。

CPSテクノロジーズは航空宇宙だけではなく、地下鉄車両や風力タービンにも先端素材を提供しています。旅行が急減したことで、この分野の売上高は減少していますね。対照的に、航空宇宙用途への需要は増加しています

決算書によると、20年4Qがコロナの底値だと言います。

世界的に、Covidの事業の混乱は、予測に不確実性をもたらし続けています。ただし、顧客の予測、サプライチェーン全体の在庫レベル、製造スケジュールなど、入手可能なすべての情報を考慮すると、第4四半期は需要の面で最下位である可能性が高いと考えられます

参考:CPS Announces Fourth Quarter and Year-End 2020 Results

21年1Q決算(2021年3月…)

21年1Q決算は、5月26日に公開予定です。

では、CPSテクノロジーズの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

CPSテクノロジーズ(CPSH)の10年の損益計算書は?

CPSテクノロジーズは1994年に0.7ドルで上場しています。株価は低調に推移していたが、宇宙関連が注目されたことで21年に高騰しています。21年2月は25ドルまで急騰するも、20年3月現在は14ドルで推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は10年前と比較して伸びていません。浮き沈みが激しく、売上高も利益も安定していないですね。ただし、20年TTMは好調で、営業利益率は7.1%まで改善しています

20年あたりから、宇宙関連の投資が活発化しているからですね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは16年をピークに下落トレンドにあります。EPSは好調と不調の波が激しく安定していません。ただし、20年TTMは大きく改善しています

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、大半が赤字だとわかりますね。17年以降は営業CFも赤字に転落しています。CPSテクノロジーズは創業して30年以上経つが、まだまだ利益を回収する段階にきていません。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

CPSテクノロジーズ(CPSH)の注目すべきポイントは?

CPSHテクノロジーズの注目すべきポイントを紹介します。CPSHテクノロジーズは売上高が少なく、ネットの情報は少ないです。

注目1:計装事業が売上高の35%を占める?

参考:CPS TECHONOLOGIES

CPSテクノロジーズは、産業向けに先端素材を提供するメーカーです。

製品を提供する産業は幅広く、電車などの交通産業、風力タービン、自動車、宇宙航空産業、石油ガスに提供しています。特に力を入れている分野はエネルギーと宇宙航空産業で、20年に株価が暴騰していますね。

どちらの分野もまだまだ成長余地は大きいです。

注目2:30年には5千基が打ち上げられる?

世界の人工衛星打ち上げ数の推移です。

2017年に打ち上げられた衛星は310基だけでした。打ち上げ数は年々拡大傾向にあり、30年には5000基になる見込みです。衛星コンステレーションを実現するには、たくさんの小型衛星が必要だからです。

スペースXは、1.2万基の人工衛星を配置する事を目指しています。

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:CPSテクノロジーズの四半期決算は?

テレダインの注目ポイントは...
  1. 1994年に上場した、先端素材を開発する米国企業
  2. 主要産業はエレクトロニクス、発電、自動車向けに提供する
  3. 宇宙空間でも利用でき、熱伝導性、剛性、軽量に優れている
  4. 売上と利益は安定しないが、営業利益率は7.1%に回復
  5. 厳しい環境で耐えられる製品は、競争優位性が高い
  6. コロナの影響を受けてるが、航空宇宙産業の需要は強い
  7. 宇宙ビジネス市場が拡大し、宇宙向けは好調に推移する

個人的には、CPSテクノロジーズは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、創業してから30年経つも、利益率が低く売上が安定しないからです21年3月時点でPERは222倍と割高にあります。また、20年に黒字化するも、コロナの影響で再び赤字に陥っている点もマイナスです。

航空宇宙産業の需要は高く、今後もCPSの売上が伸びるのは間違いないですね。ただし、利益率が低い上にフリーCFは赤字で魅力的な銘柄ではありません。

宇宙ビジネスは様々な分野で投資が活発化しています。ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)は、世界初の宇宙旅行の上場企業で注目されています

参考:ヴァージン(SPCE)の四半期決算|世界初の宇宙旅行の上場企業

会社員が株式投資で成功できない理由とは?

参考:個人投資家の年収は? – 年収300万円未満は49%

会社員投資家が勝てない理由は...
  1. 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
  2. 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
  3. 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
  4. お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
  5. お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
  6. お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
  7. 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
  8. 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
  9. 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない

会社員が株式投資で勝つのは難しいです。

なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます

実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。

会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。

ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。

私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。

21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。

しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました

実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした

私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。

ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月ですまた、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。

しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます

ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます

私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです

コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です

3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです

もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。

ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。

なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです

だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。

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