ターゲット(TGT)四半期決算|21年2Qは前年比+9.5%に減速

大型ストアを展開するターゲットは、コロナで最も恩恵を受けている銘柄のひとつです。なぜならば、外出規制によりEコマースの売上高が前年比+195%で伸びてるからですしかし、21年2Qのオンライン売上は+10%まで減速してます。

  • 「コロナでEC売上が加速、前年比+195%で増えた…」
  • 「大型銘柄なのに、コロナ後に株価は2.2倍も増えた…」
  • ピークデジタル後の21年は、EC売上高は減速するのか…」

ターゲットは、日用品から洋服、家具まで揃う大型ディスカウントストアです。コロナ以前から、Eコマースにも力を入れており、EC比率が22%に急拡大していますね。ディスカウントストアとしては米国2位で、最大手のウオールマートを追随します。

しかしながら、個人的にはターゲットは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、コロナによる恩恵を受ける銘柄で、すでに株価は上昇した後だからです。21年4月時点のPERは24倍と、過去と比較して割高感があります。また、外出規制が緩和される21年は、好調だったEコマースの売上高も減速に転じる可能性が高いです。

ただし、21年後半も同社の業績は好調が続くと思います。

なぜならば、経済再開に引き続き米国消費は旺盛だからです。21年2Qの売上成長率は+9.5%、1Qの+23%よりも減速、21年後半は1桁後半の成長が続く見込みです。今後の米国の経済を見る上でも、同社の業績は重要です。

21年8月時点のPER20倍は割高ではないですね。

TGTの投資判断したい人向け
  1. TGTの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. TGTの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 経済再開後の21年も、EC売上高は成長できるか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ターゲット(TGT)の四半期決算は?

ターゲット(TGT)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(21年2月28日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:283.39億ドル(前年比+21%
  2. 営業利益:16.22億ドル(+33%
  3. 純利益:13.80億ドル(+65%
  4. 1株当たり利益:2.73ドル(+67%

21年1Q決算(21年5月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:241.97億ドル(前年比+23%
  2.  オンライン販売:+50%
  3. 営業利益:24.21億ドル(+235%
  4. 純利益:20.97億ドル(+638%
  5. 1株当たり利益:4.17ドル(+644%

21年2Q決算(21年8月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:251.60億ドル(前年比+9.5%
  2.  既存店舗:+8.7%
  3.  オンライン販売:+10%
  4. 営業利益:24.67億ドル(+7%
  5. 純利益:18.17億ドル(+7%
  6. 1株当たり利益:3.65ドル(+9%

2Qの売上高は前年比+9.5%で251.60億ドル、営業利益は+7%で24.67億ドルでした。20年4Qと21年1Qは好調だが、2Qは売上も利益も減速していますね。営業利益率は9.8%と過去最高に高い数値です。

他のディスカウントストアと同様に、コロナ禍は既存店舗もオンラインも好調でしたね。しかし、経済再開が進む21年2Qは減速しています。経済再開により外で外食する人が増えるからですね。

21年下半期のガイダンスを、1桁台後半になると予想しています。これよりも成長するか、減速するかは今後の米国経済を見極める上で重要です。

21年3Q決算(21年10月…)

21年3Q決算は、11月18日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ターゲット(TGT)の10年間の損益計算書は?

ターゲットは1973年に0.4ドルで上場しました。株価は順調に上昇し、常に最高値を更新し続ける銘柄です。コロナ危機で一時的に94ドルまで急落するも、21年8月は247ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は横ばいが続くも21年に伸びています。コロナ禍で日用品やオンライン経由の需要が急増したからですね。20年の営業利益率7%は、小売業業界では良い方です。業界最大手のウォールマートでも4%前後です。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは17年あたりから上昇に転じていますね。EPSは常に上昇基調にあり、利益率を改善している事が分かります。利益率を改善できてる理由は、ECの売上比率が伸びてるからです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、安定して増加していますね。物理的に店舗や物流拠点を必要とするため、投資CFは少なくないビジネスです。しかしながら、安定して営業CFを稼いでいるためフリーCFは常に黒字です

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ターゲット(TGT)の注目ポイントは?

ターゲットに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。ターゲットは、日用品から洋服、家具まで揃う大型ディスカウントストアです。コロナ以前から、Eコマースにも力を入れている会社です。

注目1:売上比率は1位は美容と家庭用品で26%

参考:【TGT銘柄分析】ターゲットは日用品から洋服

カテゴリー別の売上高構成比です。

売上比率を見ると、美容、家庭用品が最も多く26%を占めています次いで家具装飾が20%、食品飲料が19%、ハードラインが18%、アパレルやアクセサリーが16%と続きますね。ハードラインとは、電子機器や電化製品などを指します。

食料品から日用品まで、なんでも揃っていると言えますね。では、ターゲットのEコマースの売上高はどれくらいあるのでしょうか?

注目2:ターゲットのECシェアは米国8位で1.2%

参考:Top 10 US Companies, Ranked by Retail Ecommerce sales

2020年の米国内のEC売上トップ10企業です。米国内ではアマゾン一強で、市場シェアの38.7%を占めるほど独占しています。

しかしながら、実店舗を持つ小売業もEコマースの売上高を伸ばしています。2番手はWalmartで5.3%、5番手はホームデポで1.7%、7番手はベストバイで1.3%、8位はターゲットで1.2%など、従来の小売業も積極的にEC展開しています

では、具体的にはどれくらいEC売上を伸ばしているでしょうか?

注目3:都市封鎖でEC売上は前年比+195%で拡大?

参考:Target rounds out 2020 with impressive growth

ターゲットのEC経由の四半期毎の売上高です。

コロナによるパンデミック以降、オンライン経由の売上高が増加しています。都市封鎖時の20年2Qの前年比は+195%、4Qは+118%と大きく上昇しています20年4Qの総売上高280億ドルに対し、EC売上高は61億ドルまで拡大しています。

19年に12%だったEC比率は、22.1%まで急上昇しています。しかしながら、ワクチン接種が急速に進む21年では、この傾向は鈍化する可能性が高いですね。

すでにピークデジタルの兆候は見え始めています。

注目4:20年2QにEC比率は過去最高16%に上昇?

参考:Quarterly share of e-commerce sales of total U.S. retail sales

米国の4半期毎の小売業に占めるEC比率の推移です。

過去10年間で米国を始めとする先進国は、急速にEC化率を高めてきましたね。そして、コロナ直後の20年2Qは急加速し、16.1%まで急上昇していますしかしながら、コロナの経過と共に都市封鎖が緩和し、20年3Qは14.3%と過去初めて減速しています。

長期的には、EC比率は上昇するのは間違いありません。

しかし、短期的にはどちらに動くか予想するのは困難ですなぜならば、オンラインショッピングは利便性が高く、不可逆的な行動変化を起こします。一方で、コロナが急速に終息する21年の米国は、人々に外出を促しますね。

では、米国のEC比率は世界的にどれくらい高いのでしょうか?

注目5:世界最大のEC大国は中国で比率は44%?

参考:E-Commerce Grows Fastest in China

小売に占めるEコマース比率の推移です。

世界最大のEC市場は中国で、かつEC比率が最も高いのも中国です。中国のEC比率は44%、英国が27%、米国が14%、ドイツが11%と続きます国土が広い米国よりも、人口密集地域が多い方がECは普及しやすいですね。

韓国のEC比率は18%、日本は6.7%とかなり遅れています。中国や韓国、英国と比較すると、米国はまだまだ伸び代が高いと言えるかもしれません。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ターゲット(TGT)の四半期決算は?

ターゲットの注目ポイントは...
  1. 73年に上場した、大型ストアを展開する米国企業
  2. 日用品から家具、食品まで扱い、ECサイトも運営してる
  3. 売上比率が高い美容と家庭用品は26%、食品は19%
  4. パンデミックで、EC比率が2倍の22%に急拡大している
  5. 20年に売上高は拡大、営業利益率は7%と競合より高い
  6. 21年はピークデジタルもあり、売上高は減速するかも

個人的には、ターゲットは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、コロナによる恩恵を受ける銘柄で、すでに株価は上昇した後だからです。21年4月時点のPERは24倍と、過去と比較して割高感があります。また、外出規制が緩和される21年は、好調だったEコマースの売上高も減速に転じる可能性が高いです。

ただし、21年後半も同社の業績は好調が続くと思います。

なぜならば、経済再開に引き続き米国消費は旺盛だからです。21年2Qの売上成長率は+9.5%、1Qの+23%よりも減速、21年後半は1桁後半の成長が続く見込みです。今後の米国の経済を見る上でも、同社の業績は重要です。

21年8月時点のPER20倍は割高ではないですね。

ターゲットの競合は、業界最大手のウオールマートです。ウオールマートもコロナ禍で好調だったが、経済再開以降は成長率が減速しています。米国経済は引き続き好調だが、コロナ特需の恩恵を受けた小売企業は減速していますね。

参考:ウォルマート(WMT)四半期決算|22年2QのEC成長率は+6%に減速

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