グーグルは、世界1位の検索エンジンとYoutube、クラウド事業をもつ米国企業です。25年3Qの売上成長率は前年比+16%、4Qは+18%に加速しています。
- 「コロナから株価が2倍に高騰するも、21年も維持できるのか…」
- 「コロナで広告費が落ち込むも、Youtubeやクラウドは好調だ…」
- 「過剰投資が懸念されるも、26年2月の予PER26倍は割高…」
個人的には、グーグルは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、最先端の研究開発に強みを持ち、AI時代でも収益性が高い事業を保有しているからです。自社専用AIチップ(TPU)を開発、最先端のAIモデル「Geminai」、自動運転の「Wasymo」など、AI時代でもまだまだ成長は加速しそうです。
NVIDIAのGPUからシェアを奪うことはないが、両企業は共生的に事業を拡大していきますね。
ASIC(特定用途向けチップ)であるTPUは高効率で高性能だが、Google内の特定ワークロードでしか高いパフォーマンスを出せません。また、他のAIワークロードを動かしたい顧客上でも最適に動作しないですね。
そのため、NVIDIAの最先端GPUを購入しないという選択肢はありません。公式には開示されていないが、Hopper世代で23年に5万基、24年には18万基、AIエージェントやマルチモーダルAIの爆発的普及に備えて最新のBlackwellとRubin世代でも大量に購入する見込みです。
Googleの設備投資の多くは、GPUとASICを含むAIファクトリーの建設に向かいます。
24年の設備投資額は525億ドル(前年比+50%)、25年は914億ドル(+74%)、26年は1800億ドル(+100%)と爆発的に増えていますね。
クラウド事業の受注残高は、2400億ドル(+55%)に達しています。
26年1Qの売上予想は、1064億ドル(+18%)と好調です。
26年2月の予想PER26倍はまだまだ割安です。
- グーグル直近の4半期決算(25年9-12月)は?
- グーグルの過去10年間の売上高や営業利益は?
- iOSの広告制限で、売上成長率は+32%に減速?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
グーグル(GOOG)の四半期決算は?

グーグル(GOOG)の四半期の決算を紹介します。
25年2Q決算(25年6月30日)
- 売上高:964.28億ドル(前年比+14%)
- Google検索広告:541.90億ドル(+11%)
- Youtube広告: 97.96億ドル(+13%)
- グーグルネットワーク:73.54億ドル(−1%)
- Googleクラウド: 136.24億ドル(+31%)
- その他:3.73億ドル(+2%)
- 営業利益:312.71億ドル(+14%)
- 純利益:281.96億ドル(+19%)
- 希薄化EPS:2.31ドル(+22%)
25年3Q決算(25年9月30日)
- 売上高:1023.46億ドル(前年比+16%)
- Google検索広告:565.67億ドル(+14%)
- Youtube広告: 102.61億ドル(+15%)
- グーグルネットワーク:73.54億ドル(−2%)
- Googleクラウド: 151.57億ドル(+33%)
- その他:3.44億ドル(−12%)
- 営業利益:312.28億ドル(+9%)
- 純利益:127.59億ドル(+300%)
- 希薄化EPS:2.87ドル(+35%)
25年4Q決算(25年12月30日)
- 売上高:1138.28億ドル(前年比+18%)○
- Google検索広告:630.73億ドル(+16%)
- Youtube広告: 113.83億ドル(+8%)
- グーグルネットワーク:78.28億ドル(−2%)
- Googleクラウド: 176.64億ドル(+47%)
- その他:0.37億ドル(+20%)
- 営業利益:359.43億ドル(+12%)
- 純利益:344.55億ドル(+29%)
- 希薄化EPS:2.82ドル(+31%)○
4Qの売上高は前年比+18%で766.93億ドル、営業利益は+12%で359.43億ドルでした。25年2Qや3Qに続き、4Qの売上と利益も好調ですね。営業利益率は31.5%と悪くない数値です。
クラウド事業の受注残高は、2400億ドル(+55%)に達しています。
26年度の設備投資額は、1800億ドル(前年比+2倍)です。
26年1Qの売上予想は、1064億ドル(+18%)と好調です。
• Alphabetの連結売上高は18%増(為替変動の影響を除くと17%増)の1,138億ドルとなり、事業全体の力強い成長と、GoogleサービスおよびGoogle Cloudの成長加速を反映しています。
• Googleサービスの売上高は14%増の959億ドルとなり、Google検索およびその他が17%増、Googleサブスクリプション、プラットフォーム、デバイスが17%増、YouTube広告が9%増となりました。
• YouTubeの広告およびサブスクリプション全体の売上高は、2025年通期で600億ドルを超えました。
• Google Cloudは顧客需要の継続的な増加を受け、売上高は48%増の177億ドルとなりました。これは、Google Cloud Platform(GCP)のエンタープライズAIインフラストラクチャおよびエンタープライズAIソリューション、そしてコアGCP製品の増加が牽引役となっています。
• Alphabetの連結営業利益は16%増、営業利益率は31.6%でした。営業利益には、Waymoの従業員報酬費用21億ドルが含まれています。
AlphabetとGoogleのCEOであるサンダー・ピチャイは次のように述べています。「Alphabetにとって素晴らしい四半期となり、年間売上高は初めて4,000億ドルを超えました。Gemini 3のリリースは大きな節目であり、私たちは大きな勢いに乗っています。Geminiをはじめとするファーストパーティモデルは、お客様からの直接API利用を通じて、現在1分あたり100億トークン以上を処理しており、Geminiアプリの月間アクティブユーザー数は7億5,000万人を超えています。検索の利用はかつてないほど増加し、AIは引き続き事業拡大を牽引しています。
私たちは事業全体で力強い成長を続けています。YouTubeの年間売上高は、広告とサブスクリプションを合わせて600億ドルを超えました。Google OneとYouTube Premiumの堅調な導入が牽引し、消費者向けサービス全体で3億2,500万人を超える有料サブスクリプションを擁しています。また、Google Cloudは2025年末までに年間ランレート700億ドルを超え、AI製品の需要に牽引され、幅広い顧客層を獲得しました。
私たちは、 AIへの投資とインフラ整備は、収益と成長を全般的に牽引します。お客様のニーズに応え、今後の成長機会を活かすため、2026年の設備投資額は1,750億ドルから1,850億ドルの範囲となる見込みです。
26年1Q決算(26年3月…)
26年1Q決算は、5月4日に公開予定です。
では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
グーグル(GOOG)の10年間の損益計算書は?
グーグルは04年に64ドルで上場しました。常に最高値を更新し続ける銘柄で、23年10月は140ドル、26年2月は302ドルで推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、売上と営業利益は右肩上がりで増えています。
21年のコロナで成長が加速し、25年のAI推論の需要増で再び成長が加速しています。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に伸びています。
では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?
グーグル(GOOG)の注目すべきポイントは?
グーグル(GOOG)の注目すべきポイントを紹介します。グーグルは世界1位の検索エンジンと動画配信の米国企業です。売上比率57%を占めるGoogle検索は伸び悩むも、Youtubeやクラウドが成長を牽引しています。
注目1:22年3Qの売上成長率は+6%に減速?
グーグルの四半期毎の売上高と成長率の推移です。20年は過去10年比較でも、かなり高い成長率を記録しています。
しかしながら、21年Q3は前年比+6%まで減速しています。
では、事業別の売上比率はどうでしょうか?
注目2:Google検索の売上比率は57%を占める?
21年1Qの事業別の売上構成比です。
売上比率が最も高いのは、Google検索で57%を占めています。次いで、アドセンス収入が12%、その他(Youtube定額制、スマホ端末)が11%、Youtubeが10%、クラウドが7%と続きます。
数年前までは、Google検索が8割を占める会社でした。しかし、近年はYoutubeやクラウドなど広告以外で成長を牽引していますね。Google検索の収益は57%と大きいが、以前よりバランスが良いですね。
検索エンジンで市場を圧倒しているが、22年以降は再び伸び悩むかもしれません。先行してる中国市場を見ると検索窓の需要は、アマゾンなどのEコマース、InstagramやTwitterなどのSNSに移行しつつあります。
では、事業別の成長率はどのように推移してるでしょうか?
注目3:Youtubeとクラウドが前年比+40%で拡大?
グーグルの事業別の売上高成長率の推移です。
近年グーグルの成長を牽引してるのは、Google検索以外の事業です。Youtube広告とクラウド事業は、前年比+40%を超える高い成長率を維持しています。また、Youtube定額制、スマホ端末販売を含むその他も、40%台まで加速していますね。
20年Q2にマイナス成長に陥るも、Q3には早くも持ち直しました。
その背景にあるのは、コロナで直撃した広告収入が戻ったからです。コロナ後の経済再開で、Google検索やアドセンス広告が回復している事が分かります。
では、Youtubeやクラウドは今後も高成長を維持できるでしょうか?
注目4:Youtubeは米国利用者数1位の1.64億人?
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参考:Most popular video streaming services in the United States
米国内のビデオストリーミングの利用者数の上位企業です。
19年時点で最も月間利用者が多いのは、Youtubeで1.63億人にも及びます。2位のNetflixは0.46億人、3位のHuluは0.26億人、4位のAmazonは1.6億人です。Youtubeが他を圧倒している事が分かりますね。
Youtubeは広告収入だけではなく、定額サービスでの課金も増やしています。世界中で人気が高いYoutubeは、今後も利用者が増え続ける可能性が高いです。
では、クラウド事業はどうでしょうか?
注目5:IaaS&PaaSでGoogleクラウドは世界3位?
IaaSとPaaS、プライベートクラウドの市場シェア推移です。
PaaSを含めた市場でも、アマゾンが33%と世界1位です。2位はマイクロソフトで20%、3位はグーグルで9%、4位はアリババで5%と続きます。IaaS(インフラ)の単体市場では、アリババにも抜かれ5.3%しかありません。
21年時点で、Google クラウドは赤字を脱却できていません。しかし、世界最大の検索エンジンや動画配信を持つなど、クラウド事業を運営する利点は大きいです。アマゾンやマイクロソフトからシェアを奪うのは難しいが、引き続き高い成長率を維持しそうです。
21年Q1の最新のIaaSとPaaSの市場シェアです。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:グーグル(GOOG)の四半期決算は?
- グーグルの売上高は、8割以上が広告収入に依存している
- コロナの影響で、上場以来初のマイナス成長に落ち込む
- 3-6月期でGDP3割落ち込む中で、前年比2%減に抑えられた
- グーグルCEOは、新規採用や設備投資を抑制すると発表した
- Googleクラウドは、3番手でAWSやAzureに遅れている
個人的には、グーグル株は長期で保有したい銘柄のひとつです。
なぜならば、コロナ後に再び高い成長率に回帰したからです。売上比率8割以上だったGoogle検索が伸び悩み、成長率は1桁台まで落ちました。しかし、Youtube広告とクラウドの好調に加えて、Google検索も再び回復しています。
成長を牽引してるのは、成長率が50%を超えるYoutubeとクラウドです。さらに、検索の広告費が回帰し、21年2Qの成長率は+62%に加速しています。ただし、iOSの広告制限で3Qは+41%、4Qは+32%で減速しています。前年比では減速しているが、20年後半が好調なだけで十分な成長率です。
懸念されていたiOS制限の影響は大きくはありません。
Youtube定額制やスマホ端末の販売など、グーグルは課金する手段が豊富にあります。また、広告収入の依存度を減らしたことで、より安定した企業に成長しています。21年11月のPER24倍は、十分に割安水準です。
グーグル以上に広告収入に依存するFacebookは、意外にもコロナの影響は少ないです。Facebookは前年比+43%、営業利益率も43%と過去最高の決算です。














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