エスティローダー(EL)四半期決算|22年1Qは+23%に減速

化粧品・香水業界で世界3位のエスティローダーは、コロナ後も業績は好調です。中国の中産階級の増加で恩恵を受け、米国では高所得者層に力を入れています。21年2Qは前年比+61%、3Qは+23%と好調です。

  • 「95年に8ドルで上場し、株価は46倍に高騰してる…」
  • 「最大の市場は欧州だが、中国のEC向けが好調で拡大…」
  • 「競合が多いコスメ業界だが、利益率は19%と高い…」

エスティローダー(EL)は、世界3位の化粧品・香水の米国企業です。米国では富裕層向けに力を入れおり、中国はEC市場の拡大で恩恵を受けています。コスメ業界は競合が強いが、営業利益率は上昇基調で19%を超えています。

個人的には、エスティローダーは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、競合が多いコスメ業界で、順調に売上と利益を増やしてるからです売上は過去10年で2倍に増え、21年の営業利益率は19%まで上昇しています。中国でも高い市場シェアを持ち、順調にシェアを拡大しています。

高所得者向けが好調、中間層の増大で恩恵を受けています。

ただ、競合が強くレッドオーシャンなのは難点ですね。業界最大手はフランスのロレアル、英国ユニリーバ、米国P&G、日本資生堂など、世界的な有名企業が競争しています。ただ、競争力が高いのは間違いなく順調にシェアを拡大しています。

22年1月時点の予想PERは50倍と高いです。しかし、株価が大きく下がる局面があれば積極的に投資したい銘柄ですね。

ELの投資判断したい人向け
  1. エスティローダの4半期決算(21年7-9月)は?
  2. エスティローダの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 中国ECと中間層の拡大で恩恵、22年も好調は続く?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

エスティローダー(EL)の四半期決算は?

エスティローダー(EL)の四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(21年3月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:38.64億ドル(前年比+15%
  2. 営業利益:8.79億ドル(+104%
  3. 純利益:4.56億ドル(+7700%
  4. 1株当たり利益:1.24ドル(+6300%

21年2Q決算(21年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:39.36億ドル(前年比+61%
  2. 営業利益:3.47億ドル(+296%
  3. 純利益:10.18億ドル(+320%
  4. 1株当たり利益:2.76ドル(+315%

22年1Q決算(21年9月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:43.92億ドル(前年比+23%)◯
  2.  Skin Care:24.49億ドル(+20%
  3.  Makeup:11.74億ドル(+20%
  4.  Fragrance:6.09億ドル(+50%
  5.  Hair Care:1.48億ドル(+9%
  6.  Other:0.13億ドル(+86%
  7.  米国:11.9億ドル(+37%
  8.  欧州中東:18.7億ドル(+22%
  9.  アジア:13.3億ドル(+15%
  10. 営業利益:9.39億ドル(+32%
  11. 純利益:6.92億ドル(+32%
  12. 1株当たり利益:1.88ドル(+32%)○

Qの売上高は前年比+23%で43.92億ドル、営業利益は+32%で9.39億ドルでした。21年2Qと比較して、売上と利益は減速するも好調でしたね。営業利益率は21%と過去最高に高い水準です。

同社は全ての事業が好調だったと言えます。

地域別で見ると、富裕顧客層から支持されている米国で高い成長率です。中国などのアジア向けは、経済停止も多く低い成長率ですね。オンライン販売は、20年1Qと比較して2倍に拡大したと述べています。

21年2Qの売上予想は、前年比+12%と少し弱いです

社長兼最高経営責任者のファブリツィオ・フレダは、次のように述べています。予想通り、成長エンジンはますます多様化しています。メイクアップ、西部の先進市場、そしてスキンケア、フレグランス、中国本土、アジア/太平洋の旅行小売、そしてグローバルなオンラインで、実店舗が再燃し、勢いを補完しました。印象的なことに、パンデミック前の2020年度第1四半期と比較して、事業全体ははるかに大きく、収益性が高くなっています。

13のブランドが、前年同期と比較して2桁の本源的売上成長に貢献し、ポートフォリオ全体に幅広い力があることを示しています。エスティローダーとM・A・Cがメイクアップの新たなルネッサンスを牽引し、ラメールとクリニークがスキンケアで傑出した結果をもたらしました。フレグランスは、トムフォードビューティーとジョーマローンロンドンに牽引されて、すべての地域で2桁急上昇しました。私たちのヒーロー製品は非常に優れたパフォーマンスを発揮し、私たちの革新は、消費者の欲求を独自に捉えることをもう一度証明しました。」

小売への影響:

当社の製品を販売する世界中のほとんどの実店舗の小売店は、当社またはその顧客によって運営されているかどうかにかかわらず、2022年度の第1四半期の大部分で営業していましたが、世界中で断続的に閉鎖されました。より具体的には、大陸ヨーロッパ、ラテンアメリカの大部分、およびアジア太平洋地域の大部分では、COVID-19症例の復活により、多くの小売店が四半期中のある期間一時的に閉鎖されました。大陸ヨーロッパの大部分とアジア太平洋地域の一部では、小売店は四半期の後半に徐々に再開し、容量やその他の安全上の制限が設けられました。世界的に、店舗が開いていた地域では、消費者のトラフィックはCOVID-19以前のパンデミックレベルに回復していません。

国際的な旅客輸送は世界的に大幅に削減されたままでしたが、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカ大陸の旅客輸送は、COVID-19以前のパンデミックレベルを大幅に下回ったものの、いくらか改善されました。改善の一部は、政府の規制が解除されたため、夏休みの旅行が増加したことによるもので、特に英国、米国、カリブ海、メキシコで顕著でしたアジア太平洋地域では、COVID-19の症例が急増したため、四半期の大部分で渡航禁止令が増加しました。

全体として、オンラインはCOVID-19の制限により実店舗での閉鎖が進んだ地域を中心に、成長を続けました。オンライン販売は、2020年度第1四半期のCOVID前のレベルのほぼ2倍でした。

参考:The Estée Lauder Companies Reports 2022

22年2Q決算(21年12月…)

22年2Q決算は、2月3日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

エスティローダー(EL)の損益計算書は?

エスティローダーは95年に8ドルで上場しています。株価は常に右肩上がりで最高値を更新し続けていますね。20年3月は144ドルに下落するも、22年1月は370ドルで推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上は右肩上がりで拡大しています。20年のコロナ禍は売上が落ち込むも、すぐに力強く回復しています。営業利益率は19%と切り上がっており、競争が激しいコスメ業界で最も成功してる企業です。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。自己資本比率は28%と高く、BPSとEPSも右肩上がりです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。20年は少しだけ落ち込むも、オンライン販売が好調で力強く回復していますね。競合が激しい分野にありながらも、競争優位性が高いと言えます。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

エスティローダー(EL)の注目ポイントは?

エスティローダー(EL)の注目ポイントを紹介します。

注目1:化粧品業界で世界3位で3.6%のシェア?

参考:化粧品業界の市場シェア(2020年)

20年の化粧品・香水メーカーの市場シェアです。

業界最大手はフランスのロレアルで、8.4%のシェアを持ちます。次いで、2位は英国ユニリーバで5.8%、3位にエスティローダーで3.6%、4位に米国P&G(PG)で3.4%、5位に資生堂で2.2%と続きます。

化粧品などのブランドメーカーは、伝統的に欧州が強いですね。では、エスティローダーの事業別の売上シェアは次いでどうでしょうか?

注目2:事業別では化粧品部門が21.3%のシェア?

参考:Revenue share of Estée Lauder worldwide

製品別の市場シェアの推移です。

21年時点では、化粧品事業が市場シェアの21.3%を獲得しています。次いで、スキンケアが10.2%、香水が8.3%、ヘアケアが1.5%です。競合企業が多いながらも、高いシェアを獲得していると言えます。

では、地域別の売上高の推移はどうでしょうか?

注目3:欧州の売上比率が全体の42%を占める?

参考:Net sales of Estée Lauder worldwide from 2010 to 2021

過去10年間の地域別売上高の推移です。

最も売上比率が高いのは欧州で、全体の42%を占めています。次いで、アジア太平洋地域が33%、米国が23%と続きます。アジア地域はECが急拡大する中国を中心に大きく売上を増やしています。

中国ではアリババ(BABA)のTモールにも出店しています。米国では、単価が高い富裕層向けに力を入れています。

では、中国ではどれくらいの市場シェアを獲得してるでしょうか?

注目4:中国市場で5位で5.2%のシェアを持つ?

参考:How Estee Lauder adapted to China with strong e-commerce

中国のコスメ業界の市場シェアです。

中国のコスメ業界で最大シェアは、P&Gで25.8%を獲得しています。次いで、2位はフランスのロレアルで21.5%、資生堂が7.1%、ユニリーバが7.9%、エスティローダーは6.3%と続いています。

エスティローダーは中国で大きな市場シェアを獲得しています。しかし、業界大手の企業も参入しているため、競争は激化していますね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:エスティローダー(EL)の決算は?

ELの注目ポイントは...
  1. 95年に上場した、化粧品と香水でトップの米国企業
  2. 欧州市場が42%だが、中国のEC拡大で恩恵を受ける
  3. 競合が多いコスメ業界だが、利益率は19%と高く急成長
  4. 先進国では高所得者向け、中国では中間層向けに市場拡大
  5. 売上は10年で2倍に拡大、競合からシェアを奪っている

個人的には、エスティローダーは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、競合が多いコスメ業界で、順調に売上と利益を増やしてるからです売上は過去10年で2倍に増え、21年の営業利益率は19%まで上昇しています。中国でも高い市場シェアを持ち、順調にシェアを拡大しています。

高所得者向けが好調、中間層の増大で恩恵を受けています。

ただ、競合が強くレッドオーシャンなのは難点ですね。業界最大手はフランスのロレアル、英国ユニリーバ、米国P&G、日本資生堂など、世界的な有名企業が競争しています。ただ、競争力が高いのは間違いなく順調にシェアを拡大しています。

22年1月時点の予想PERは50倍と高いです。しかし、株価が大きく下がる局面があれば積極的に投資したい銘柄ですね。

スキンケアやコスメ業界は、美容意識の高まりで急成長している分野です。先進国でもまだ飽和状態にない上に、後進国では中間層の増大で恩恵を受けます。美容シャンプーに特化したオラプレックスも、利益率が54%と高いです

参考:オラプレックス(OLPX)四半期決算|21年3Qは+80%と高い

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