カミンズ(CMI)四半期決算|22年1Qは+4.8%に加速

エンジン大手のカミンズは、コロナ後の景気回復で恩恵を受ける銘柄ですね。商用トラックや鉄道は経済再開で期待されるも、サプライ問題で不調です。21年4Qの売上は前年比+0.3%、1Qは+4.8%に鈍化しています。

  • コロナで急落するも、株価は1年で2倍に高騰してる…」
  • 「顧客が影響を受けるも、20年後半には業績が急回復した…」
  • 「ディーゼル排出規制もあり、PER12倍で割安水準にある…」

カミンズは、エンジン関連製品を製造する米国大手メーカーです。トラック向けエンジンは北米1位のシェアで36.7%を占めます。ただし、自動車メーカーにシェアを奪われてる上に、ディーゼルエンジンは世界的な環境規制に逆行します。近年は天然ガスエンジンを搭載するトラックなども開発しています。

個人的には、カミンズは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、環境規制に逆行する銘柄で、長期的に成長し続けるのは難しいからです。トラック向けはディーゼルエンジンが主流だが、将来的には電気や水素に移行する可能性もあります。好業績でもPERが低い理由は、近年のディーゼル排出規制によるものです

長期的には、どちらに動くか予想するのは難しいですね。

経済再開後は成長が期待されるも、サプライ問題で業績は上向いていません。21年4Qは前年比+0.3%まで後退、特に売上比率が5割を超える北米市場で不調です。22年は中国以外の全地域で売上が上向くとしています。

22年5月時点の予想PERは11倍は割安だと思います。

CMIの投資判断したい人向け
  1. カミンズの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. カミンズの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. ディーゼル排出規制が強まるが、業績が好調な理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

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では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

カミンズ(CMI)の四半期決算は?

カミンズ(CMI)の過去四半期の決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:59.68億ドル(+16%
  2.  Engine:25.78億ドル(+22%
  3.  Distribution:19.59億ドル(+14%
  4.  Components:17.93億ドル(+16%
  5.  Power System:11.64億ドル(+19%
  6. 営業利益:8.62億ドル(−2%)
  7. 純利益:5.34億ドル+6%
  8. 1株当たり利益:3.69ドル(+9%

21年4Q決算(21年12月31日)

4Q決算の内容は...
  1. 売上高:58.50億ドル(+0.3%)◯
  2.  Engine:24.26億ドル(+4.1%
  3.   北米:−4%、海外:+26%
  4.  Distribution:20.58億ドル(+3.1%
  5.   北米:−1%、海外:+10%
  6.  Components:17.26億ドル(−5.8%)
  7.   北米:+1%、海外:−12%
  8.  Power System:10.86億ドル(+9.8%
  9.   産業収入:+37%
  10.  New Power:0.34億ドル(+0%)
  11. 営業利益:4.95億ドル(−22%)
  12. 純利益:3.94億ドル(−22%
  13. 1株当たり利益:2.73ドル(−19%)✖️

22年1Q決算(22年3月31日)

1Q決算の内容は...
  1. 売上高:63.85億ドル(+4.8%)◯
  2.  Engine:27.53億ドル(+11%
  3.   北米:+15%、海外:+4%
  4.  Distribution:21.17億ドル(+15%
  5.   北米:+17%、海外:+13%
  6.  Components:19.88億ドル(−8%)
  7.   北米:+8%、海外:−21%
  8.  Power System:11.60億ドル(+13%
  9.  New Power:0.31億ドル(−12%)
  10. 営業利益:6.04億ドル(−26%)
  11. 純利益:4.18億ドル(−31%
  12. 1株当たり利益:2.92ドル(−29%)✖️

1Qの売上高は前年比+4.8%で63.85億ドル、営業利益は−26%で6.04億ドルでした。21年4Qと比較して、22年1Qは売上加速しています。営業利益率は9.4%と、過去平均並みに落ちています。

商用トラックや鉄道機関に使われるため、景気敏感株として知られてます。

ディーゼルエンジンを製造するカミンズは、経済再開で期待される銘柄です。同社CEOによると、中国市場を除くと需要は引き続き強いと言います。

22年通期の売上成長率は8%に引き上げています。

第1四半期の売上高は64億ドルで、2021年の同じ四半期から5%増加しました。北米の売上高は12%増加し、海外の売上高は3%減少しました。これは、主に中国の減速によるものです。

会長兼最高経営責任者(CEO)のトム・リネバルガーは、次のように述べています。 「投入コストの上昇に対抗するための価格設定アクションを実施しました。これは、第1四半期の堅実な収益性に貢献しました。サプライチェーンの制約は引き続き課題であり、業界の成長を制限しています。」

第1四半期の利息、税金、減価償却および償却前利益(EBITDA)は、1年前の9億8000万ドル(売上高の16.1%)に対して、7億5500万ドル(売上高の11.8%)でした。

第1四半期のカミンズに帰属する純利益は、2021年の6億300万ドル(希薄化後1株あたり4.07ドル)に対して4億1,800万ドル(希薄化後1株あたり2.92ドル)でした。第1四半期の結果には、無期限の停止に関連する1億5,800万ドル(希薄化後1株あたり1.03ドル)の費用が含まれますロシアでの事業の数、およびろ過事業の分離に関連する1,700万ドル(希薄化後1株あたり0.09ドル)。ロシアでの当社の事業の無期限の停止に関連して発生した費用には、棚卸資産の評価減、売掛金の引当金、合弁事業投資の減損、およびその他の費用が含まれます。第1四半期の税率は26.8%で、これには3,100万ドル、つまり1株あたり0.22ドルの不利な個別品目が含まれています。

2022年の見通し:現在の予測に基づくと、カミンズは2022年通年の収益予想を8%に引き上げています。これは、北米およびその他の市場での需要の高まりにより、6%から増加しています。 2022年通年のEBITDAは、以前のガイダンスに沿って、約15.5%になると予想されています。同社は、営業キャッシュフローの約50%を配当と自社株買いの形で株主に還元する予定です。ろ過事業の分離またはロシアでの事業の無期限の停止に関連する通常の事業過程以外の費用は、提供された見通しから除外されています。

「グローバルサプライチェーンにおける多くの課題に直面して、第1四半期に堅調な財務実績を達成しました。特に中国でのCOVID-19の継続的な影響、およびウクライナでの紛争の影響は、私たちのグローバルな事業に課題を提示し続けています。私は、これらの困難を乗り越えてお客様に提供する従業員の回復力に感銘を受けました。カミンズは、将来の成長に投資し続け、顧客に新しいテクノロジーをもたらし、株主に現金を還元する強力な立場にあります。」社長兼COOのジェニファー・ラムジーは言った。

参考:CUMMINS REPORTS 1Q 2022 RESULTS

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、8月4日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか

カミンズ(CMI)の10年の損益計算書は?

カミンズは1973年に5ドルで上場しました。株価は順調に上昇し、常に最高値を更新し続ける銘柄です。20年3月は116ドルまで急落するも、22年5月は202ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は緩やかに上昇しています。20年はコロナ禍で大きく減速するも、後半には回復し始めています。営業利率も10%前後で安定していますね。ディーゼル排出規制がありながらも、業績は好調だと言えます。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも順調に上昇していますね。景気動向に影響を受ける景気敏感株です。10年で24%の自社株買を行い、配当金も4倍に増えています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に上昇しています。エンジンを開発する製造業であるため、設備投資は少なくないビジネスですね。しかしながら、十分に営業CFを稼いでいるため、比較的に安定したビジネスだと言えます。

環境に逆行するビジネスで、新規参入者が少ないと予想できます。では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?

カミンズ(CMI)の注目すべきポイントは?

カミンズ(CMI)の注目すべきポイントを紹介します。カミンズは、エンジン関連製品を製造する米国大手メーカーです。トラック向けエンジンは北米1位のシェアで36.7%を占めます。ただし、ディーゼルエンジンは世界的な環境規制に逆行します。

注目1:北米最大のトラックエンジンのシェアで36.7%?

参考:Cummins Maintains Engine Share Lead

15年時点の北米でトラックに搭載されてるエンジンのシェアです。

カミンズのトラックエンジンのシェアは36.7%で1位です。2位はドイツのダイムラーで27.7%、3位はスウェーデンのボルボで11.7%、4位は米国のパッカー(PCAR)、と続きます。2-4位は自動車会社がランクインしていますね。

1位のカミンズは、2位以下の自動車会社にシェアを奪われていますね。

カミンズはエンジンを開発するが、自社でも最終形態のトラックの販売もしています。そのため、エンジンを供給している顧客が競合企業でもあります。15年のエンジンシェアを見ると、自動車のOEM(純製品の製造業者)にシェアを奪われてる事が分かります。

では、カミンズの売上構成はどうなっているでしょうか?

注目2:エンジンの売上比率が32%と最も高い?

参考:First Quarter 2021 Earnings Teleconference

21年1Q時点のカミンズの売上構成比率です。

売上比率が最も大きいのはエンジンで32%を占めます。次いで多いのが、完成品を販売するSistribution事業で28%、エンジン部品を販売するComponents事業が26%、家庭用発電機などのパワーシステム事業が14%です。

カミンズはディーゼル向けのエンジンをトラックメーカーに販売しています。また、自社製品のトラックなどの完成品も製造しています。

では、地域別の売上高はどうでしょうか?

注目3:地域別の売上比率は北米市場が56%と高い?

参考:First Quarter 2021 Earnings Teleconference

カミンズの地域別の売上構成比です。

カミンズは北米の売上比率が56%と最も高いです。次いで、中国が16%、欧州が11%、アジア太平洋が6%と積極的に海外にも進出しています。カミンズが売上高を増やすには、中国やアジア市場が重要になりそうですね。

ただし、環境規制の問題もあり、将来どう動くかを予想するのは難しいです。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:カミンズ(CMI)の四半期決算は?

カミンズ株の特徴は...
  1. 73年に上場した、エンジン製造する米国大手メーカー
  2. トラック向けエンジンで、北米1位でシェアは36.7%
  3. 売上高はコロナで急落するも、20年後半に回復する
  4. 営業利益率は10%前後、製造業の中ではとりわけ高い
  5. ディーゼル排出規制もあり、将来的には業績は低迷するかも

個人的には、カミンズは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、環境規制に逆行する銘柄で、長期的に成長し続けるのは難しいからです。トラック向けはディーゼルエンジンが主流だが、将来的には電気や水素に移行する可能性もあります。好業績でもPERが低い理由は、近年のディーゼル排出規制によるものです

長期的には、どちらに動くか予想するのは難しいですね。

経済再開後は成長が期待されるも、サプライ問題で業績は上向いていません。21年4Qは前年比+0.3%まで後退、特に売上比率が5割を超える北米市場で不調です。22年は中国以外の全地域で売上が上向くとしています。

22年2月時点の予想PERは12倍は割安だと思います。

商用トラックや鉄道機関で利用されるディーゼルエンジンは、景気敏感株として知られます。景気敏感株の動向は、今後の米国経済の動向を見る上で重要な銘柄ですね。農業機械を製造するディーア(DE)も景気敏感株として知られます。

ディーアも20年後半に業績が反転し、営業利益は+187%に加速しています。

参考:ディーア(DE)四半期決算|歴史的な食品高騰で営業利益は+187%

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