バラードパワー(BLDP)四半期決算|21年3Qは前年比-2%

バイデン大統領が誕生したことで、環境銘柄全般に大きな買いが入っていますね。水素銘柄であるバラードパワーも、プラグパワーに連れ高で2ヶ月で2倍も高騰していますでは、環境重視の政権下では、水素銘柄はまだまだ上がり続けるのでしょうか?

  • 「エネルギー対策で米国は2兆ドル、燃料電池に投資した方が良い…」
  • 「環境重視に政権が誕生し、株価は2ヶ月で2倍も高騰した…」
  • 創業以来1度も黒字化してないが、水素銘柄に投資すべきか…」

バラードパワーは、交通機関やフォークリフト向けに燃料電池を開発、販売するカナダ企業です。創業は1979年と古く、燃料電池開発では老舗に当たります。水素燃料関連は、21年で最も注目を集める投資先のひとつでもあります。

個人的には、バラードパワーは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、水素関連の全ての銘柄は、営業損失額が売上以上に大きいからです。環境の先導銘柄であるプラグパワー(PLUG)やフュエルセルエナジー(FCEL)と同様に期待だけで上昇しています。

21年の営業利益率は−61%と過去最悪の水準ですね。バイデン政権のインフラ投資法案、英国のCOP26の環境サミットなどあるが、安心して保有できる銘柄ではありません。

BLDPの投資判断したい人向け
  1. バラードパワーの4半期決算(21年7-9月)は?
  2. バラードパワーの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 2ヶ月で株価は2倍に高騰するも、投資すべきでない理由は?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

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22年9月から、月5名を上限に個別コンサルしています。12月分のコンサルも11月28日から募集を開始しています。また、12月は決算期でないため、一時的に10名に拡大しますそれから、22年1月は料金を2倍にするので、収入や資産に余裕がない人は、12月がお試し価格で受ける最後のチャンスです

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バラードパワー(BLDP)の四半期決算は?

バラードパワー(BLDP)の四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(21年3月30日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:1761万ドル(前年比−26%)
  2. 営業利益:−1528万ドル(−50%
  3. 純利益:−1763万ドル(−30%
  4. 一株利益:—ドル(—%)

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:2496万ドル(前年比−3%)
  2. 営業利益:−2061万ドル(−157%
  3. 純利益:−2191万ドル(−91%
  4. 一株利益:—ドル(—%)

21年3Q決算(21年9月30日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:2522万ドル(前年比−2%)
  2.  Heavy-Duty:1120万ドル(−13%)
  3.  Material Handling:310万ドル(+120%
  4.  Backup Power:190万ドル(+90%
  5.  Technology Solution :90万ドル(−13%)
  6. 営業利益:−2460万ドル(前年度−623万ドル)
  7. 純利益:−3084万ドル(前年度−1053万ドル
  8. 一株利益:−0.10ドル(前年度ー0.05ドル)

3Qの売上高は前年比−2%で2522万ドル、営業利益は−2460万ドルでした。21年1Qと2Qに引き続き、3Qも売上と利益は悪いですね。営業利益率は−97%と過去最低水準です。

業績は悪いが、他の環境銘柄と同様に期待で株価は上昇しています。

21年4Q決算(21年12月…)

21年4Q決算は、22年2月10日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうなっているのでしょうか?

バラードパワー(BLDP)の10年間の損益計算書は?

バラードパワーは、2000年のネットバブルで129ドルを付けています。その後は長く低迷し、コロナ禍の20年に34ドルでした。21年11月は16ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の売上高を見ると、売上高は増えるも利益は悪化していますね。21年の営業利益率は−61%と急激に悪化しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)もEPS(1株あたり純利益)です。環境銘柄は融資を受け易く、BPSは右肩上がりに増えています。また、EPSは下落し続けていますね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のもフリーCF(営業CF−投資CF)は、赤字が拡大しています。

では、私たち投資家どのように判断したら良いのでしょうか?

バラードパワー(BLDP)の注目ポイントは?

バラードパワーに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:2030年に流通する水素量は1500倍に増える?

2018年 2020年 2030年
水素量 0.02万トン 0.4万トン 30万トン
コスト 〜100円/Nm3 〜100円/Nm3 30円/Nm3
発電 開発段階 開発段階 17円/kWh
水素ステーション 100カ所 160カ所 900カ所
FCV(自動車) 2000台 4万台 80万台
FCバス 2台 100台 1200台
FCフォークリフト 40台 500台 1万台
家庭用燃料電池 20万台 140万台 530万台

参考:日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス: 198社の最新動向

日本を始め欧米や欧州の先進国では、水素社会の実現を国策で目指しています。

日本政府が作成したロードマップでは、2030年に水素の流通量を1500倍の30万トンを目指しています。流通量を増やす事で水素価格を押し下げ、ガソリンと同じレベルまで下げる狙いです。水素燃料で動くFCV(自動車)は、80万台を目標としています。

また、欧州や米国は、日本以上に水素社会の実現に力を入れています。

例えば、欧州は新型コロナ「欧州復興基金」向けEU共同債の資金の30%をグリーンエネルギーに投資すると言います。また、米国でバイデン大統領候補は、脱炭素化に2兆ドル投資すると言います。電気自動車や水素燃料電池に、かなりの金額が投資されますね(参考:2兆ドルのクリーンエネルギー投資計画

水素社会が注目される理由は、水素と酸素から電気を発生させても水しか排出されないからです。現在のEV車だけに頼らない理由は、電気自動車は走行距離や充電時間でデメリットがあるからです

同じ電気自動車であるEVと比較して、FCVには次の利便性があります。

  • 電気を蓄電するEVと違い、走行しながら電気を作り出せる
  • EVの走行距離は短く200km、FCVは650km走れる
  • EVは満タン充電で最大10時間、急速充電でも45分掛かる
  • 水素Stの数は少ないが、水素を補充するのに3分しか掛からない
  • 蓄電と違いバッテリーの劣化がなく、モーターも劣化しない

バラードパワーは、トラックやバス、鉄道など交通機関向けの燃料電池を開発しています。また、プラグパワーと同様に、工場向けにフォークリフト用の燃料電池も開発しています。

では、バラードパワーはどれくらい売上高を増やせているのでしょうか?

注目2:20年3Qの売上高成長率は3%だけ?

他の水素銘柄と同様に、バラードパワーも売上に波があります。

直近のトレンドとしては、18年後半に大きく落ち込むも回復傾向にありますね。ただし、コロナ危機もあり、20年1Qと2Qは成長が鈍化しています。20年2Qの前年比+9%に引き続き、3Qも+3%と微増です

21年以降はどちらに動くか予想できないですね。

ただし、他の銘柄と同様に創業以来、赤字経営を続ける点は注意が必要です。

注目3:地域別売上高は中国が全体の43%を占める?

地域別の売上高を見ると、中国向けが全体の43%を占めます。

その次に多いのが欧州地域で、カナダを含む北米は3番手です。昨年比で売上高の伸び率が高いのは中国で38%、次に多いのが北米で23%です。中国でも他の先進国と同様に、水素社会の実現を国が後押ししています。

中国と北米とは対照的に、欧州地域の売上高は伸びていません。

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ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

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締め切りは11月30日の24時までです。

コンサルの詳細は以下の記事に記載しています。

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まとめ:バラードパワー(BLDP)の四半期決算は?

バラードパワー株の注目ポイントは...
  1. 1979年創業で歴史があり、燃料電池を開発するカナダ企業である
  2. 2030年に流通する水素量は、1500倍に増える
  3. 売上高成長率は、競合のプラグパワーと比較して低い
  4. 2桁成長でも、粗利益率と営業利益率は改善傾向にない
  5. 中国の売上高が43%、米国や欧州のエネルギー対策の恩恵を受けにくい

個人的には、バラードパワーは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、水素関連の全ての銘柄は、営業損失額が売上以上に大きいからです。環境の先導銘柄であるプラグパワー(PLUG)やフュエルセルエナジー(FCEL)と同様に期待だけで上昇しています。

21年の営業利益率は−61%と過去最悪の水準ですね。バイデン政権のインフラ投資法案、英国のCOP26の環境サミットなどあるが、安心して保有できる銘柄ではありません。

環境銘柄で先導役を走るのは、水素燃料を開発するプラグパワーです。

参考:プラグパワーの四半期決算|6ヶ月で18倍に高騰するも暴落が近い?

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