ダコ・ニューエナジー(DQ)四半期決算|太陽発電向けで利益率32%

太陽発電向けにポリシリコンを製造するダコ・ニューエナジーは、中国の環境政策で最も恩恵を受ける銘柄です。商品高騰で業績は好調で売上は前年比+108%、営業利益率は32%です。20年に9ドルだった株価は、21年2月に13倍に高騰してます。

  • 「20年に株価は急騰、1年で13倍に高騰している…」
  • 「商品高騰で売上は前年比2倍、利益率は32%と高い…」
  • 「最高値から株価は50%も暴落、投資するチャンスか…」

ダコ・ニューエナジーは、ポリシリコンを製造する中国企業です。同社が開発する製品は太陽光の発電設備に使われ、中国国内の市場シェアは6位で7%を獲得しています。高品質なポリシリコンはコスト効率が良く、営業利益率は32%と特出して高いです。

個人的には、ダコ・ニューエナジーは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上高は20年に高騰してる上に、利益率も高いからです。20年の売上高は6.76億ドルで前年比+93%、過去8年で7.7倍に拡大しています。19年の営業利益率は13%だが、21年には32%に拡大しています。

利益率が上昇してる理由は、ポリシリコンの価格が上昇してるからです。

20年以降世界的に商品価格が高騰し、同社もその恩恵を受けています。20年2Qに7$/kgだったポリシリコンは、21年2Qに1.5倍に上昇しています。商品高騰のトレンドは続いているし、中国国内の太陽光事業も拡大期にあります。

21年6月時点のPER25倍、予想PERは7倍と割高ではありません。

ダコ・ニューエナジーの投資判断したい人向け
  1. ダコ・ニューエナジーの4半期決算(2021年4-6月)は?
  2. ダコ・ニューエナジーの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 中国の環境対策と商品高騰で、売上と利益が加速している?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ダコ・ニューエナジー(DQ)の四半期決算は?

ダコ・ニューエナジー(DQ)の過去四半期の決算を紹介します。

20年3Q決算(2020年9月31日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:1.26億ドル(+49%
  2. 営業利益:0.33億ドル+278%
  3. 純利益:0.20億ドル+316%
  4. 1株当たり利益:0.25ドル(+400%

20年4Q決算(2020年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:2.48億ドル(+108%
  2. 営業利益:0.97億ドル+227%
  3. 純利益:0.72億ドル+262%
  4. 1株当たり利益:0.92ドル(+217%

21年1Q決算(2021年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:2.56億ドル(+51%
  2. 営業利益:1.09億ドル+138%
  3. 純利益:0.83億ドル+150%
  4. 1株当たり利益:1.10ドル(+144%

21年1Q決算は、5月18日に公開されています。

1Qの売上高は前年比+51%で2.56億ドル、営業利益は+138%で1.78億ドルでした。売上高成長率は減速するも、20年3Qと4Qに引き続き好調でしたね。営業利益率は42%と過去最高水準です。

コロナからいち早く回復した中国は、環境銘柄の多くが業績好調です。中国政府の後押しもあり、20年通期では前年比+93%で加速していますね。21年後半も、高い成長率を維持できるか注目したいですね。

21年2Q決算(2021年6月…)

21年2Q決算は、8月17日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか

ダコ・ニューエナジー(DQ)の損益計算書は?

ダコ・エナジーは10年に10ドルで上場しました。株価は長く伸び悩むも、20年頃から急上昇しています。20年3月は9ドルに急落するも、21年2月は128ドルに急騰していますね。21年7月は56ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、20年に売上高が大きく上昇しています。20年の売上高は6.76億ドルで前年比+93%、過去8年で7.7倍に拡大しています。また、利益も順調に上昇し、営業利益率は32%と高いです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSとEPSは順調に上昇していると言えます。自社株買いや配当はないが、20年の自己資本比率は63%と高いです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に上昇してると言えます。18年と19年に設備投資を増やしたことで、営業CFは大きく上昇しています。中国の太陽光発電事業は、まだまだ拡大しそうですね。

では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?

ダコ・ニューエナジー(DQ)の注目ポイントは?

ダコ・ニューエナジー(DQ)の注目すべきポイントを紹介します。ダコ・ニューエナジーは、ポリシリコンを製造する中国企業です。同社が開発する製品は太陽光の発電設備に使われ、中国国内の市場シェアは6位で7%を獲得しています。

注目1:21年4Qに販売量と価格上昇で好業績?

 

参考:DAQO NEW ENERGY quarterly report

ポリシリコンの四半期毎の販売量と価格の推移です。

ダコ・ニューエナジーの業績が好調な理由は、販売量と価格が上昇してるからです。20年3Qはコロナ禍で販売量が落ち込むも、4Qは急回復し価格も上昇しています。21年1Qは販売量が減少するも、依然として価格は上昇していますね。

ダコ・ニューエナジーの予想によると、Q2の販売量は2.0-2.1万MTと横ばいです。21年通期でも、8.1-8.3万MTと伸びないと予想しています。ただし、世界的な商品価格の高騰は継続してるため、販売価格を押し上げそうです。

では、ダコ・ニューエナジーはどれくらいの市場シェアを持つでしょうか?

注目2:ポリシコン市場で中国6位の7%シェア?

参考:China polysilicon industry outlook report 2014-2020

中国国内のポリシリコンの市場シェアです。

ポリシリコン市場で最大シェアは、GCL PolyとYongxiangで15%です。3位はWackerで12%、4位はOCIで12%、5位はTBEAで11%です。米国に唯一上場してるダコ・ニューエナジーは、6位で7%のシェアを持ちます。

中国のポリシリコン市場は19年に34.2万トン、前年比+32%で拡大しています。では、ダコ・ニューエナジーの主要顧客の太陽光発電市場は、どれくらい拡大してるでしょうか?

注目3:世界の太陽発電は30年に2.6倍の1582GW?

参考:Global solar photovoltaic capacity expected

30年までの世界的な太陽光の発電力の地域別推移です。

主要国の19年の太陽光発電の容量は593GWです。しかし、30年には2.6倍の1582GWに上昇すると試算されていますアジア太平洋地域が最も大きく、18年時点で全世界の58.1%を占めていますね。

中国、インド、日本市場が拡大し、さらに押し上げそうですね。

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ダコ・ニューエナジーの四半期決算は?

DQ株の特徴は...
  1. 10年に上場した、ポリシリコンを製造する中国企業
  2. 中国の太陽光発電業者に、高品質なシリコンを提供
  3. 中国のポリシリコン市場で、6位の7%を獲得してる
  4. 20年の売上高は6.76億ドル、8年で7.7倍に拡大
  5. 20年の商品価格高騰で、営業利益率は32%と高い
  6. 18-20年の大型の設備投資で、営業CFは拡大する

個人的には、ダコ・ニューエナジーは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上高は20年に高騰してる上に、利益率も高いからです。20年の売上高は6.76億ドルで前年比+93%、過去8年で7.7倍に拡大しています。19年の営業利益率は13%だが、21年には32%に拡大しています。

利益率が上昇してる理由は、ポリシリコンの価格が上昇してるからです。

20年以降世界的に商品価格が高騰し、同社もその恩恵を受けています。20年2Qに7$/kgだったポリシリコンは、21年2Qに1.5倍に上昇しています。商品高騰のトレンドは続いているし、中国国内の太陽光事業も拡大期にあります。

21年6月時点のPER25倍、予想PERは7倍と割高ではありません。

エンフェーズ・エナジーは、太陽光発電向けに制御装置を開発する米国企業です。太陽エネルギーを供給する企業は競合が多いが、発電事業者向けのビジネスは好調です。エンフェーズ・エナジーの営業利益率も24%と高く、売上もプラスに反転しています。

参参考:エンフェーズ(ENPH)四半期決算|太陽発電装置で利益率24%

会社員が株式投資で成功できない理由とは?

参考:個人投資家の年収は? – 年収300万円未満は49%

会社員投資家が勝てない理由は...
  1. 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
  2. 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
  3. 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
  4. お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
  5. お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
  6. お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
  7. 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
  8. 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
  9. 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない

会社員が株式投資で勝つのは難しいです。

なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます

実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。

会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。

ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。

私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。

21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。

しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました

実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした

私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。

ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月ですまた、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。

しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます

ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます

私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです

コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です

3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです

もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。

ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。

なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです

だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。

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