コカコーラは世界5位の飲料メーカーですね。20年はコロナで業績が下向くも、圧倒的なブランド力は健在ですね。22年は世界的な景気後退が懸念されるも、価格転嫁できる数少ない優良企業です。
- 「コロナ禍で業績が下向くも、20年4Qは急回復している…」
- 「世界1位のブランド力で、必ず株価もコロナ以前に戻るはずだ…」
- 「麻ビジネスに参入し、麻関連銘柄として注目されている…」
コカコーラ(KO)は、世界5位の飲料メーカーでバフェット銘柄としても知られていますね。世界中に販売ネットワークを持ち、世界1位の販売力で知られています。
個人的には、コカコーラは長期で保有したい銘柄のひとつです。
なぜならば、世界1位のブランド力を持ち、高い収益力を持つからです。競合ペプシコが15%前後の営業利益に対し、コカコーラは31%と高いです。20年はコロナで業績が下向くも、21年には業績は上向いています。
後進国にも販路を拡大しており、人口増の恩恵を受けられる銘柄です。
優良企業にも関わらず、22年4月の予想PERは23倍と割安です。経済再開後は原料高や人件費増の影響を受けるも、価格転嫁できる数少ない企業ですね。投資するタイミングは今ではないが、保有したい銘柄のひとつです。
- コカコーラの4半期決算(22年1-3月)は?
- コカコーラの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 営業利益率は31%、飲食業界では特出して高い?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
コカコーラ(KO)の四半期決算は?
コカコーラ(KO)の四半期決算を紹介します。
21年3Q決算(21年9月30日)
- 売上高:100.42億ドル(前年比+16%)
- 営業利益:30.16億ドル(+11%)
- 純利益:24.71億ドル(+42%)
- 1株当たり利益:0.57ドル(+42%)
21年4Q決算(21年12月31日)
- 売上高:94.64億ドル(前年比+10%)◯
- 欧州:16.38億ドル(+15%)
- 南米:10.30億ドル(+2%)
- 北米:33.93億ドル(+17%)
- アジア:10.12億ドル(−6%)
- Global Ventures:7.75億ドル(+27%)
- Bottling Investments:19.04億ドル(+2%)
- 営業利益:16.72億ドル(−28%)
- 純利益:24.14億ドル(+66%)
- 1株当たり利益:0.56ドル(+65%)◯
22年1Q決算(22年3月31日)
- 売上高:104.91億ドル(前年比+16%)◯
- 欧州:18.33億ドル(+13%)
- 南米:12.14億ドル(+34%)
- 北米:35.90億ドル(+22%)
- アジア:14.11億ドル(+1%)
- Global Ventures:7.29億ドル(+28%)
- Bottling Investments:20.44億ドル(+8%)
- 営業利益:34.05億ドル(+25%)
- 純利益:27.81億ドル(+24%)
- 1株当たり利益:0.64ドル(+23%)◯
1Qの売上高は前年比+16%で104.91億ドル、営業利益は+25%で34.05億ドルでした。21年4Qと比較すると、22年1Qの売上は加速しています。営業利益率は32.6%と過去10年で最も高い数値です。
22年後半は経済再開が進むも、北米では原料高と人件費増の影響を受けますね。ただ、コカコーラは価格転嫁できる数少ない優良企業です。
22年通期の売上予想は、416億ドル(前年比+7.5%)としています。
22年2Q決算(22年6月…)
22年2Q決算は、7月26日に公開予定です。
では、MARAの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
コーラ(KO)の10年間の損益計算書は?
コカコーラは1961年に0.24ドルで上場しています。98年から10年ほど株価は低迷するも、基本的には右肩上がりで上昇しています。20年3月は40ドルまで下落するも、22年5月は65ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、売上高は12年から減少傾向にあります。しかしながら、営業利益は横ばいで、21年の営業利益率は31%と高いです。競合のペプシコは15%前後で、コカコーラのブランド力は特出しています。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。売上高と同様にBPSは減少しています。しかし、ブランドを活かした堅実な経営をしているため、EPSは下げていません。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、常にプラスを維持しています。投資CFが少なく、優良ビジネスであることが分かりますね。高いブランド力で世界中に知られているため、少ない設備投資で高い利益を得ています。
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
コカコーラ(KO)の注目ポイントは?
コカコーラ(KO)の注目すべきポイントを紹介します。
注目1:世界5位の食料メーカーで459億ドル?
世界の食品や飲料業界の売上高ランキングです。
業界最大手はスイスのネスレで、722億ドルの売上があります。2位は米国ペプシ(PEP)で666億ドル、3位はブラジルのJBSで525億ドル、4位はベルギーのAnheuser-Buschで470億ドル、5位は米国コカコーラ(KO)と続きます。
ペプシコはスナック菓子の売上が大きく、コカコーラよりも多いです。では、米国内でのコカコーラのシェアはどうでしょうか?
注目2:米国内ではコーラが42%のシェアを持つ?
米国内のソフトドリンクの市場シェアです。
米国内でソフトドリンク1位は、コカコーラで42%のシェアを持ちますね。2位はペプシコで22%のシェア、3位はドクターペッパーが19%で伸ばしていますね。コカコーラが他を圧倒している構図は変わりません。
では、コカコーラとペプシコの違いを見てみましょう。
注目3:売上高も純利益もペプシコに負けている?
ペプシコは米国で最大の食品・飲料メーカーです。売上高と純利益は、すでにコカコーラを超えて世界2位の水準です。
ペプシコは長い間、米国内でコカコーラと競っていましたね。しかし、国内のブランド力ではコカコーラが圧倒的に強いです。そのため、ペプシコは炭酸飲料以外の多角化戦略に舵を切ることで成功しています。
参考:ペプシコ(PEP)の四半期決算|4Qも前年比+12%で好調
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:コカコーラ(KO)の銘柄分析
- 1961年に上場した、米国のノンアルコール販売メーカー
- 食品・飲料業界で世界5位、競合ペプシコは2位に入る
- バフェット銘柄としても知られ、配当利回りは3%前後で高い
- 12年から売上は下がるも、圧倒的なブランド力で利益率が高い
- 営業利益率は28%、競合ペプシコの15%よりも高い
- コロナで業績は落ち込むも、20年4Qに急回復している
- 麻飲料に参入すると表明し、麻関連企業としても注目される
個人的には、コカコーラは長期で保有したい銘柄のひとつです。
なぜならば、世界1位のブランド力を持ち、高い収益力を持つからです。競合ペプシコが15%前後の営業利益に対し、コカコーラは31%と高いです。20年はコロナで業績が下向くも、21年には業績は上向いています。
後進国にも販路を拡大しており、人口増の恩恵を受けられる銘柄です。
優良企業にも関わらず、22年2月の予想PERは24倍と割安です。経済再開後は原料高や人件費増の影響を受けるも、価格転嫁できる数少ない企業ですね。投資するタイミングは今ではないが、保有したい銘柄のひとつです。
アルコール飲料業界では、コンステレーションがブランド力が高くコカコーラ社に近いです。低迷するビール業界でも、営業利益率は33%と高いですね。
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