キンバリークラーク(KMB)四半期決算|4Qは+3%に減速

世界3位の消費財メーカーであるキンバリークラークは、パンデミックで恩恵を受けた銘柄ですね。自宅にいる時間が長ければ、日用品の消費量も増えますね。経済再開で好調だったが、21年3Qは+6.9%、4Qは+3%に減速しています。

  • 「84年に6ドルで上場、株価は23倍に高騰してる…」
  • 「紙製品に強く、ティッシュの売上比率は3割である…」
  • 「米国売上が50%、欧州が10%、アジアは40%…」

キンバリークラーク(KMB)は、世界3位の消費財メーカーですね。ティッシュペーパーを開発した企業で、製紙パルプ業でも世界2位と強いです。製紙全般に強く、紙おむつでも世界シェアの23%を獲得しています。

個人的には、キンバリークラークは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、売上高は長く低迷しており、営業利益も伸びてないからです主力の紙おむつも競合プロクター&ギャンブル(PG)や日系企業にシェアを奪われています。北米市場ではPGのパンパース、中国市場では日系企業が攻勢です。

長期的には、まだまだシェアを奪われる可能性が高いです。

同社は工場閉鎖など経営の合理化に着手するも、依然として利益率は低下傾向にありますね。主力の紙おむつやティッシュが伸びない限りは、厳しい展開が続きそうですね。22年2月時点の予想PER20倍は妥当な水準に見えます。

景気後退局面では買われる銘柄なので、22年以降の動向に注視したいですね。

KMBの投資判断したい人向け
  1. キンバリークラークの4半期決算(21年7-9月)は?
  2. キンバリークラークの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 北米やアジア市場で劣勢だが、シェアを奪還できるか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

キンバリークラーク(KMB)の四半期決算は?

キンバリークラーク(KMB)の四半期決算を紹介します。

21年2Q決算(21年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:47.22億ドル前年比+6.9%
  2. 営業利益:6.73億ドル(−32%
  3. 純利益:4.04億ドル(−40%
  4. 1株当たり利益:1.19ドル(−40%)

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:50.10億ドル前年比+6.9%
  2.  Personal Care:26.56億ドル(+14%
  3.  Consumer Tissue:15.41億ドル(−5%)
  4.  K-C Professional:7.97億ドル(+13%
  5. 営業利益:7.47億ドル(−4.6%
  6. 純利益:4.69億ドル(−0.6%
  7. 1株当たり利益:1.39ドル(+0.7%)

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:49.65億ドル前年比+3%
  2.  Personal Care:26.32億ドル(+12%
  3.  Consumer Tissue:15.59億ドル(−10%)
  4.  K-C Professional:7.58億ドル(+2%
  5. 営業利益:5.21億ドル(−30%
  6. 純利益:3.57億ドル(−34%
  7. 1株当たり利益:1.06ドル(−33%)

Qの売上高は前年比+3%で49.65億ドル、営業利益は−30%で5.21億ドルでした。21年2Qや3Qと比較すると、4Qの売上と利益は減速しています。営業利益率は10.4%と低下が続きます。

他の業界と同様に、原料高と供給問題の影響を受けていますね。同社のCEOによると、供給問題は収まりそうになく、値上げも検討していると言います。4Qは値上げを実施しておらず、収益性は悪化しています。

第4四半期の調整後営業利益は2021年に6億1100万ドル、2020年に7億6700万ドルでした。結果は、パルプおよびポリマーベースの材料、流通およびエネルギーコストに牽引された5億3000万ドルの投入コストの増加の影響を受けました。結果は、有機的な売上成長、会社のFORCE(Focused On Reducing Costs Everywhere)プログラムによる1億1,500万ドルのコスト削減、2018 Global Restructuring Programによる3,500万ドルのコスト削減、その他の製造コストの削減、マーケティング、研究、および一般的なコストの削減の恩恵を受けました。外貨取引の影響も比較にプラスの影響を与えました。

第4四半期の実効税率は2021年に20.9%、2020年に24.6%でした。第4四半期の調整後実効税率は2021年に21.9%、2020年に22.2%でした。 2021年には1,000万ドル、2020年には3,800万ドル。結果は、投入コストのインフレと2018年のグローバル再構築プログラムの費用によって悪影響を受けました。

参考:Kimberly-Clark Announces 3Q 2021 Results

22年1Q決算(22年3月…)

22年1Q決算は、4月27日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

キンバリークラーク(KMB)の損益計算書は?

キンバリークラーク(KMB)は84年に6ドルで上場しています。株価は緩やかに上昇し、最高値を更新していますね。20年3月は117ドルに下落するも、22年2月は134ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は横ばいか減少傾向にあります。競合であるプロクター&ギャンブル(PG)にオムツでシェアを奪われています。また、工場閉鎖など経営の合理化にも着手しています。

営業利益率は振れ幅が大きく、16%前後で動いていますね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。自己資本比率は2.7%と低いが、事業的には問題ないですね。積極的な自社株買いもEPSは安定しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、波が大きく全体的に横ばいが続きます。ただ、投資CFは少なくはないが、十分な営業CFを稼いでいると言えますね。最大手P&Gに侵食されるなど、安定ビジネスではありません。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

キンバリークラーク(KMB)の注目ポイントは?

キンバリークラーク(KMB)の注目ポイントを紹介します。

注目1:キンバリークラークは世界3位の消費財?

参考:Small brands, digital strategy an issue for P&G, rivals

競合となる消費財メーカーの売上比率です。

プロクター&ギャンブルは、世界最大の消費財メーカーで幅広く商品を扱っていますね。2位は英国ユニリーバ(UL)で個人用品や家庭用品に強く、3位は米国キンバリークラークで紙ベースの日用品に強く、4位はコルゲート(CL)で歯磨剤や石鹸に強いメーカーです。

2位の消費財メーカーは、それぞれに強みを持つことでブランド化に成功していますね。キンバリークラークの強みだった紙おむつ製品は、最大手のP&Gに侵食されています。

注目2:世界の紙おむつ市場で23%のシェアを持つ?

参考:キンバリークラーク【KMB】クリネックスとハギーズ

14年時点の使い捨ての紙おむつの世界シェアです。

キンバリークラークが得意とする紙おむつの市場規模は443億ドルです。しかしながら、近年はP&Gや日系ユニチャーム、花王などに侵食されています。

地域によって市場は混沌としています。中国とインドではP&Gとキンバリー・クラーク以外が価格競争で優勢です。中国では花王のメリーズの人気が高いです。また、米国ではP&Gのパンパースにシェアを奪われています。

参考:キンバリークラーク【KMB】クリネックスとハギーズ

注目3:ティッシュペーパーの競合企業は?

参考:Tissue Paper Market Will Generate New Growth Opportunities

ティッシュペーパーの主要プレーヤーの市場シェアです。

キンバリークラークは、ティッシュペーパーでも競合が多く苦戦しています。競合企業はプロクター&ギャンブル(PG)、インドネシアのSinar Masグループ、米国Georgia-Pacific 、中国のHenganグループです。

アジア企業からの低価格の攻勢を受けています。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:キンバリークラーク(KMB)の銘柄分析

KMBの注目ポイントは...
  1. 84年に上場した、世界3位の消費財メーカーである
  2. 製紙パルプで世界2位、紙おむつやティッシュに強み
  3. 北米ではP&G、アジアでは日系企業がシェアを奪う
  4. 売上高は減少傾向にあり、営業利益率も14%に低下

個人的には、キンバリークラークは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、売上高は長く低迷しており、営業利益も伸びてないからです主力の紙おむつも競合プロクター&ギャンブル(PG)や日系企業にシェアを奪われています。北米市場ではPGのパンパース、中国市場では日系企業が攻勢です。

長期的には、まだまだシェアを奪われる可能性が高いです。

同社は工場閉鎖など経営の合理化に着手するも、依然として利益率は低下傾向にありますね。主力の紙おむつやティッシュが伸びない限りは、厳しい展開が続きそうですね。22年1月時点の予想PER21倍は妥当な水準に見えます。

景気後退局面では買われる銘柄なので、22年以降の動向に注視したいですね。

業界最大手のプロクター&ギャンブルは幅広く事業を展開しています。それでも営業利益率が23%と高いのは、ブランド力や販売力が高い優良企業だからです。

参考:プロクター&ギャンブル(PG)四半期決算|1Qは+5%に減速

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