ネットフリックス(NFLX)四半期決算|21年1Qは+9.8%に減速

動画配信サービスのネットフリックスは、経済再開で成長が懸念される銘柄ですね。経済再開後に売上成長率は鈍化しています。21年4Qの売上は前年比+16%、22年1Qは+9.8%に減速しています。

  • 「コロナ特需で、契約者数は21年4Qに2.21億人…」
  • 「21年後半、加入者数は+828万人と増加に転じている…」
  • 「利益率23%に改善するも、PER45倍は割高か…」

ネットフリックスは、世界最大の動画配信の米国企業です。21年末時点の契約者数は2.21億人で、四半期毎に1千万人前後が加入してます。米国の2世帯にひとつはネットフリックスに加入し、南米や欧州、アジアでも加入者が増え続けています。

個人的には、ネットフリックスは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、急拡大してる動画配信市場だが、競合も増えているからです。動画配信はアマゾンだけではなく、アップル、ディズニー、AT&Tも参入しています。Amazon Prime会員なら無料で視聴できるし、アップルは月額4.99ドルで提供してます。

大手ハイテクが本格的に参入すると、長期的に厳しくなりそうです。

ネットフリックスの問題点は、収益性の低さとコンテンツ過多時代に突入したことです。21年後半に作品制作を開始したことで、21年4Qの営業利益率は8%、フリーCFは再びマイナスに転じています。コンテンツ過多にあるため、作れば作るほど赤字が膨らみます。

これは、動画配信企業の構造的な問題ですね。

22年以降も北米の料金値上げをしながら、新興国の会員数を増やす構図は変わりません。価格競争に陥るならば、資金豊富なアップルやアマゾンの方が有利ですね。ハイテク企業は動画配信が赤字でも、本業の経営には悪影響を与えません。

22年4月時点の予想PER30倍は割高だと思います。

NFLXの投資判断したい人向け
  1. ネットフリックスの4半期決算(22年1-3)は?
  2. ネットフリックスの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コロナ禍で成長が加速、営業利益率は25%に改善?

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では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ネットフリックス(NFLX)の四半期決算は?

ネットフリックス(NFLX)の四半期の決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

第3Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :74.8億ドル(前年比+16%
  2.  北米:32.6億ドル(+10%)
  3.  欧州中東:24.3億ドル(+7%)
  4.  南米:9.15億ドル(+8%)
  5.  アジア:8.34億ドル(+4%)
  6. 営業利益:17.5億ドル+33%
  7. 純 利 益 :14.49億ドル(+83%
  8. 1株利益:3.19ドル(+83%

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :77.09億ドル(前年比+16%
  2.  北米:33.09億ドル(+9%)
  3.  欧州中東:25.23億ドル(+5%)
  4.  南米:9.64億ドル(+14%)
  5.  アジア:8.71億ドル(−1%)
  6. 営業利益:6.32億ドル(−34%)
  7. 純 利 益 :6.07億ドル(+11%
  8. 1株利益:3.19ドル(+11%

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :78.68億ドル(前年比+9.8%)✖️
  2.  北米:33.50億ドル(+5.6%)
  3.  欧州中東:25.62億ドル(+9.3%)
  4.  南米:9.99億ドル(+19%)
  5.  アジア:9.17億ドル(+20%)
  6. 営業利益:19.72億ドル+1%
  7. 純 利 益 :15.97億ドル(−7%)
  8. 1株利益:3.53ドル(−6%)○

1Qの売上は前年比+9.8%で78.68億ドル、営業利益は+1%で19.72億ドルでした。21年3Qや4Qと比較すると売上は減速するも、1Qの営業利益は上向いています。営業利益率は25%と大幅に急落しています。

21年に作品制作を開始したことで、営業利益と営業CFは大幅に落ち込んでいます。しかしながら、22年1月の米国の値上げにより、利益率は改善しています。

22年1Qの有料会員数は−20万人、2Q予想も−200万人と大幅な減少ですこれは、短期的には2月のロシア新興の影響を受けています。長期的には、コロナ後の逆風や北米市場の飽和、競争激化が原因です。

22年2Qの売り上げ予想も+9.7%と弱いです。

22年第1四半期の収益が10%増加したのは、ストリーミング有料メンバーシップの平均が前年比で8%増加し、ARM2が前年比で2%増加したことによるものです。 F / Xの影響-2億8000万ドルを除くと、前年比の収益とARMの成長はそれぞれ+ 14%と+ 6%でした。営業利益20億ドルは、コンテンツ費用の予想を下回ったため、四半期初めの予測である18億ドルを上回りました。 1年前の3.75ドルに対して3.53ドルのEPSには、ユーロ建て債務のF/X再測定による1億6,200万ドルの非現金未実現利益が含まれています。

有償純増額は、前年同期の250万円と4.0百万円の予想と比較して、-0.2百万円でした。ロシアでのサービスの停止とすべてのロシアの有料メンバーシップの廃止により、有料の純増額に-0.7百万の影響が生じました。この影響を除くと、支払われた純追加額は合計+0.5mでした。会員数を増やすための主な課題は、すべての地域で継続的なソフト獲得です。保持率も、非常に健全なレベルにとどまっていますが、ガイダンスの予測に比べてわずかに低くなっています(業界で最高のレベルの1つであると信じています)。最近の価格変動は、主に私たちの期待に沿って追跡されており、収益は大幅に増加しています。

EMEA(-0.3Mの有料純増、またはロシアの影響を除くと+ 0.4m)では、ロシアのウクライナ侵攻と一致して、3月に中央および東ヨーロッパでの事業の減速が見られましたラテンアメリカでの有料純増額は合計-0.4Mでした。最近の四半期と同様に、マクロ経済の弱さや価格の変化(F / XニュートラルARMは前年比で20%増加)などの力の組み合わせが、会員数の増加の足かせとなったと考えています。 UCANが支払った純増額-0.6Mは、主に価格変更の結果であり、予想に沿って追跡されており、収益は大幅に増加しています。 APACは順調に進んでおり、日本、インド、フィリピン、タイ、台湾などのさまざまな市場で素晴らしい成長が見られます。

念のため、四半期ごとのガイダンスは、報告時の実際の内部予測です。 22年第2四半期の有償純増額は、前年同期の+150万に対して-2.0百万になると予測しています。私たちの予測は、現在の傾向(取得の遅れや価格変動の短期的な影響など)に加えて、典型的な季節性(通常、第2四半期の有料純増は第1四半期の有料純増よりも少ない)を前提としています。 F / XニュートラルベースでARMが前年比でほぼ中位から高位に増加すると仮定すると、第2四半期の収益は前年比で約10%増加すると予測しています。 2022年1月にこの目標を設定したときから、F / Xレートに大きな変動がないと仮定すると、2022年通年の営業利益率は19%〜20%を目標としています

参考:2022 Q1 Quarterly Earnings

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、7月21日に公開する予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ネットフリックス(NFLX)の損益計算書は?

ネットフリックスは11年に39ドルで上場しました。右肩上がりに上昇している銘柄で、常に最高値を更新しています。20年3月は319ドルに下落するも、22年4月は258ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上と営業利益は順調に拡大しています。21年の売上高は263億ドル、過去10年で8.2倍に増やしていますね。また、20年にコロナで新作撮影が停止したことで、営業利益率は21%まで上昇してます。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも綺麗に右肩上がりで拡大しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に大幅に上昇してます。オリジナル作品の制作にお金が掛かるため、営業CFは長く赤字でしたね。しかし、コロナ禍で新作撮影が停止したことで、営業CFは大きく上向いてます。

コロナが終息した後、どのように推移するかに注目したいですね。それでは、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ネットフリックス(NFLX)の注目ポイントは?

ネットフリックスに投資する上で、注目すべきポイントを紹介します。

注目1:2.04億人が利用する世界最大の動画配信?

参考:Netflix Revenue and Usage Statistics (2021)

動画配信サービスの利用者のランキングです。

最も登録者数が多いサービスは、ネットフリックスで2.04億人が利用します。次いで、世界2位はアマゾンプライムで1.50億人、3位はDisney+で0.87億人、4位はHULUで0.39億人、5位はHBO MAXで0.38億人と続きます。

ネットフリックスは、21年時点で世界最大の動画配信サービスです。

ただし、問題点は有力な競合企業も多数参入していることです複数のチャンネルを登録するユーザーも多いが、基本的には利用者を奪い合う形です。アップルやディズニーなどのブランド力が高い企業も参入しています。

  • ディズニー:「Disney+」は月6.99ドルで動画サービスに参入
  • アップル:「AppleTV+」は月4.99ドルで最安値で参入
  • AT&T:売上高1位の「HBO Max」は月14.99ドルで参入
  • アマゾン:プライム会員特典で、無料で動画を視聴できる
  • その他:dTV、Hulu、U-NEXTなど、20社以上のライバルがいる

では、ネットフリックスの利用者はどのように増えたでしょうか?

注目2:NTFXの契約者数は7年で7倍に拡大する?

参考:ネットフリックスの日本300万契約の影響力は黒船と呼ぶべきものなのか

米国と海外のネットフリックスの契約者数の推移です。

契約数は7年で7倍、19年時点で1.5億人が登録しています。米国の契約者数は0.6億人、アメリカ人の5人に1人、2世帯のうち1世帯が契約しています。近年は米国以外でも、利用者が伸びていますね。世界人口は77億人なので、まだまだ伸び代が高いです。

では、地域別ではどれくらいの利用者がいるでしょうか?

注目3:世帯数に対する契約率は25年の米国で62%?

参考:Netflix Revenue and Usage Statistics (2021)

19年時点の地域別の契約率と25年の予想です。

世帯数に対する契約率が最も高いのは、25年予想の米国で62%です。次いで、南米も53%と高く、欧州中東地域が41%、アジア太平洋が25%と続きます。最も伸び率が高いのは、人口が多いアジア太平洋地域ですね。

ただし、コロナ特需もあり、直近の契約者数は伸びてない点に注意が必要です。

注目4:21年はコロナの反動で増加率8%に減速?

参考:ネットフリックス、会員数の伸び鈍化で株価急落【21年1-3月期】

ネットフリックスの有料会員数と増加率の推移です。

有料会員数の伸び率は、20年Q2をピークに減少しています。21年1Qは前年比で+14%、2Qは8%しか増えません。成長が鈍化した理由は、20年のコロナ特需による反動ですね。21年2Qの契約者数は2.09億人になる見込みです。

21年は成長率が鈍化し競合も増えるが、基本的には市場は拡大してます。

注目5:定額制動画配信は過去10年で11倍に拡大?

参考:世界の動画・音楽配信の市場規模実情をさぐる

定額制と定額制以外の動画配信の売上高推移です。

21年の定額制の売上高は637.9億ドル、過去7年で11倍にも拡大しています。契約者数も右肩上がりで、21年には18.7億人に達する見込みです。対して、作品毎の課金性の売上高は伸びていないですね。

動画配信市場の拡大は、ネット環境が悪い途上国でも見られます。途上国の経済成長が進み、ネット環境が改善されれば、さらに市場が拡大すると予想されます。

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ネットフリックス(NFLX)の四半期決算は?

ネットフリックスの注目ポイントは...
  1. 世界の動画配信市場は、7年間で9倍に拡大している
  2. NTFXの契約者数は、7年間で7倍に拡大している
  3. NTFXの契約者数は世界1位、売上高は世界5位である
  4. 南米、中東、アジアなどの新興国で、伸び代はまだまだ大きい
  5. 動画配信サービスの競争他社は、今も増え続けている
  6. コンテンツ制作費用に、3000億ドルも投資している

個人的には、ネットフリックスは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、急拡大してる動画配信市場だが、競合も増えているからです。動画配信はアマゾンだけではなく、アップル、ディズニー、AT&Tも参入しています。Amazon Prime会員なら無料で視聴できるし、アップルは月額4.99ドルで提供してます。

大手ハイテクが本格的に参入すると、長期的に厳しくなりそうです。

ネットフリックスの問題点は、収益性の低さとコンテンツ過多時代に突入したことです。21年後半に作品制作を開始したことで、21年4Qの営業利益率は8%、フリーCFは再びマイナスに転じています。コンテンツ過多にあるため、作れば作るほど赤字が膨らみます。

これは、動画配信企業の構造的な問題ですね。

22年以降も北米の料金値上げをしながら、新興国の会員数を増やす構図は変わりません。価格競争に陥るならば、資金豊富なアップルやアマゾンの方が有利ですね。ハイテク企業は動画配信が赤字でも、本業の経営には悪影響を与えません。

22年1月時点の予想PER40倍は割高だと思います。

ネットフリックスの事業や作品数は巨大で、世界市場を独占してると言えますアップルやアマゾン、ディズニーも存在感を増すも、まだまだ同社には及ばないですね。ただし、競争が激化すれば、消耗戦に突入する可能性もあります。

参考:アップルの四半期決算|中国の売上高が前年比29%も減少?

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