スコーピオ・タンカーズ(STNG)四半期決算|22年1Qは+29%に加速

コロナ以降にコンテナ運賃が高騰し、ダナオス(DAC)などのコンテナ銘柄が短期間で10倍にも高騰しています。コンテナに続きバルク運賃も上昇基調にありますね。では、この流れは原油タンカー銘柄にも波及するのでしょうか?

  • 「コロナによる原油低迷で、20年に株価は50%も暴落…」
  • 「タンカー市況が好転し、20年11月から2倍になる…」
  • 「世界中の脱炭素化で、もう原油需要は回復しないのだろうか…」

スコーピオ・タンカーズは、原油タンカーを所有し世界中に輸送するモナコの海運企業です。所有するタンカー船は全部で135隻、小型船を多く保有しています。そのため、タンカー市況が反転した時に、最も早く恩恵を受ける銘柄ですね

個人的には、スコーピオ・タンカーズ保有したい銘柄です。

なぜならば、契約期間が短い船舶を多く所有し、市況反転時に最も早く恩恵を受ける銘柄です。市況が反転した時は小型船の運賃から上昇し、次第に大型船へと波及していきます。スコーピオ・タンカーズの株を保有することで、より動向を掴みやすくなりますね。

22年前半に入り、石油製品タンカーの市況が上向いています。一方で、注文書数は過去最低水準にあり、さらに需給はタイトになりそうですね。そのため、22年5月時点の予想PER7.4倍は十分に割安です。

STNGの投資判断したい人向け
  1. STNGの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. STNGの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コンテナやバルク船と同様に、原油タンカーも高騰するのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

 スコーピオ・タンカーズ(STNG)の四半期決算は?

スコーピオ・タンカーズ(STNG)の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:1.190億ドル(前年比−32%)
  2. 営業利益:−0.404億ドル(−399%)
  3. 純利益:−0.732億ドル(−262%)
  4. 1株当たり利益:−1.34ドル(−332%)

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:1.480億ドル前年比+7%
  2. 営業利益:−0.100億ドル(+60%
  3. 純利益:−0.459億ドル(+39%
  4. 1株当たり利益:−0.82ドル(+49%

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:1.740億ドル前年比+29%
  2. 営業利益:−0.468億ドル(前年度−0.247億ドル)
  3. 純利益:−0.844億ドル(前年度−0.623億ドル)
  4. 1株当たり利益:−1.52ドル(前年度−1.15ドル)

1Qの売上高は前年比+29%で1.740億ドル、営業利益は−0.458億ドルでした。21年3Qや4Qに続き、22年1Qの売上は加速していますね。営業利益率は−26%と低いですね。

22年に入り、石油製品タンカーの需要が増しています。

2022年の第1四半期に、当社は2隻のLR2、12隻のLR1、および3隻のMRからなる17隻の船舶を販売する契約を締結しましたこれらの販売のうち7つは2022年の第1四半期内に終了し(6つのLR1と1つのMR)、債務の返済と販売コストの後に合計9,160万ドルの新規流動性を調達し、これらの販売のうち3つは2022年4月以内に終了しました(2つのLR1と1つのMR) )、債務返済と販売費の後に合計39.8百万ドルの新規流動性を調達し、残りの7隻は2022年第3四半期末までに閉鎖する予定です。これらの残りの船舶は、債務の返済と推定販売費。

2022年4月、当社はLR2タンカーであるSTIノーチラスを4,270万ドルで売却する契約を締結しました。この売却は、債務の返済と推定販売費用の後に、合計で約2,200万ドルの新規流動性を調達すると予想され、2022年の第3四半期末までに完了すると予想されます。

TCEの収益$172,024$ 132,780:

2022年3月31日に終了した3か月間のTCE収益は、2021年3月31日に終了した3か月間の1億3,280万ドルから39.2百万ドル増加して1億7,200万ドルになりました。 、2022年、2021年3月31日に終了した3か月間の1日あたり11,166ドルから。

2022年3月31日に終了した3か月間のTCE収益は、特に四半期末における製品タンカーのスポット市場の改善を反映しており、これは次のような無数の要因によって引き起こされました。個人の移動性と精製石油製品の需要。 (ii)精製マージンを強化することにより、世界的な精製石油製品の在庫が少なくなり、精製石油製品の海上輸送に対する需要が増加しました。 (iii)ウクライナでの紛争によって引き起こされた不安定さ。これにより、原油と精製石油製品のサプライチェーンが混乱し、量と貿易ルートが変化し、精製石油製品のトンマイル需要が増加しました。

2021年3月31日に終了した3か月間のTCE収益は、COVID-19パンデミックによってもたらされた不利な市況を反映しています。 2020年に蓄積された在庫が引き出され続け、世界中のほとんどの国がウイルスの拡散を制御するために制限的な政策を実施し続けたため、この期間中、原油および精製石油製品の需要は低いままでした。

2022年3月31日に終了した3か月間の船舶運航費は、2021年3月31日に終了した3か月間の83.3百万ドルから150万ドル増加して84.8百万ドルになりました。 、2022年3月31日に終了した3か月間の1日あたり6,891ドルから。1日あたりの船舶運用コストは、修理とメンテナンスの増加、およびスペアと店舗の費用により、ほとんどの船舶クラスで増加しました。

減価償却費– 2022年3月31日に終了した3か月間のリースバック船の所有または売却は、2021年3月31日に終了した3か月間の48.8百万ドルから4.7百万ドル減少して44.1百万ドルになりました。これらの船舶は、売却目的で指定された時点で実現可能額まで減額され、その指定により減価償却費は計上されなくなりました。したがって、これらの船舶の減価償却費は、2022年3月31日に終了した3か月間の一部の期間のみを反映しており、当社は、これらの船舶販売の完全な影響を反映して、次の四半期に減価償却費がわずかに減少すると予想しています。

参考:SCORPIO TANKERS INC.  RESULTS FOR THE 1Q 2022

22年2Q決算(22年6月…)

22年1Q決算は、7月28日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

 スコーピオ・タンカーズ(STNG)の計算書は?

スコーピオ・タンカーズは10年3月に125ドルで上場しました。上場してすぐに最高値128ドルになるも、その後は株価は下落基調にあります。21年5月は過去最低水準で、株価は28ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、15年をピークに減少するも順調に増加していると言えます。19年の売上高は10年比の18倍で、営業利益率は18%まで上昇しています。20年TTMは一時的なスポット価格の上昇なので、投資判断する際には無視します。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。原油タンカーは過去10年間、厳しい状況だったことが分かりますね。BPSは下落する中で、EPSは浮き沈みを繰り返しています。

スコーピオ・タンカーズは、過去10年比で株価を30分の1に希薄化していますそう考えると、1株あたりの業績は割と検討していると言えそうです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、赤字が大半を占めています。スコーピオ・タンカーズが短期間で売上を増やせたのは、新しい船舶を次々に追加しているからです。資金を調達するために、株式新規発行や借入金を増やしています。

ただし、自己資本比率は40%と高く、倒産を懸念する水準ではありませんでは、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

 スコーピオ・タンカーズ(STNG)注目点は?

スコーピオ・タンカーズに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。 スコーピオ・タンカーズは石油タンカーを所有し、原油や石油製品を世界中に輸送する会社です。そのため、原油タンカーの運賃価格に比例して、売上高や利益が増えます。

注目1:小型タンカー船が多く135隻を保有している?

参考:Fourth Quarter and Full Year 2020

スコーピオ・タンカーズが保有する船舶のサイズです。

他の原油タンカー企業と比較して、スコーピオ・タンカーズは小型船を多く保有しています。全部で135隻を保有し、1番多いのはMRの40,000サイズで63隻です最大の大型船VLCCの6分の1の規模です。

そのため、タンカー市況が反転した時に、最も早く恩恵を受ける銘柄です。なぜならば、小型船は契約期間が短く、運賃高騰がすぐに反映されるからです。大型船が多いユーロナブ(EURN)やフロントライン(FRO)とは対照的な銘柄です。

では、原油タンカー運賃はどのように推移しているのでしょうか?

注目2:原油タンカー運賃は過去10年で最低水準?

参考:不定期船・タンカー運賃指標の推移(BDI/WS)

日本郵船による、不定期船(水色)とタンカー運賃(青色)の推移です。

タンカー運賃は、20年3月に一時的に200まで急騰しています。その理由は、20年3月に陸上の貯蔵タンクが一杯になり、洋上タンカーのスポット価格が高騰したからです。しかしながら、5月以降はタンクの問題が解消され、運賃は過去10年で最も低水準です

世界的に原油の消費量が急減したことで、船舶の数が過剰だからです。

タンカー運賃は原油価格には依存せず、原油の海上運搬量(需要)と船舶数(供給)に依存します。20年5月から原油価格は急回復しているが、原油タンカーの需給は緩いです

コロナによる影響で、20年の原油消費量は過去水準ですね。では、原油タンカーの運賃の指標は何を見れば良いのでしょうか?

注目3:タンカー運賃の指標はサイズ毎に確認できる?

参考:Tanker Worldscale Rate

原油タンカー運賃の指標を見るには、SIMPSONというサイトが掲示しています。船舶サイズごとに、過去6ヶ月間のタンカー運賃を調べられます。最も小さい37000サイズの運賃を見ると、21年あたりから価格が上昇しています。

では、20年3月のコロナショックでは、どれだけ石油需要が急落したのでしょうか?

注目4:21年Q3にコロナ以前の水準まで回復する?

参考:World Crude Oil Supply and Demand Forecast, 2020-2021

21年以降の原油の供給と需要予測です。

世界の原油消費量(緑色)を見ると、19年Q4の101百万バレルから、20年2Qに84百万バレルまで急落しました。しかしながら、21年Q3には98百万バレルまで回復し、22年Q3には過去最高水準を更新します

消費量が回復するということは、原油タンカーの需要が上昇しますね。

需要が上昇する中でも、タンカーの供給量はあまり伸びません。なぜならば、コンテナ船やバルク船と同様に、環境規制で新しい船舶が作られていないからです。鉄鉱石の価格が2倍に上昇したことで、新たな設備投資には膨大な資金が必要になります。

そのため、コンテナやバルク運賃で起きた上昇は、いずれは原油にも波及します。

環境問題で原油の需要が落ち込んだように見えます。しかしながら、世界規模で見ると、原油の需要や消費量は伸び続けていますそのため、原油タンカーの数が増えなければ、タンカー運賃は上昇するしかありません。

参考:世界のエネルギー消費と資源

スコーピオ・タンカーズは、4Qの決算書で需給関係が締まると言います。

注目5:船舶に対する注文割合は過去最低水準で6.6%?

参考:Fourth Quarter and Full Year 2020

新規タンカー船の注文数(左図)と、船舶数に対する注文書の割合(右図)です。

20年の注文数は67件、過去20年間で下から6番目に少ないです。金融危機後の09年は28件、16年は22件しかないですね。しかし、船舶数に対する注文書の割合を見ると、過去最低水準の6.6%まで落ち込んでいます

注文書が少ない理由は、海運市況が長い間低迷していたからです。環境規制の圧力もあり、古い船舶が廃棄される中で、新規造船が作りにくい環境もあります。新しく注文しても、タンカー船が完成するには2年が必要です。

そのため、21年は再び需給関係が締まると予想しています。

注目6:21年は原油製品と船舶の需給が反転する?

参考:Fourth Quarter and Full Year 2020

タンカー船の成長率(橙色)と石油製品の輸出(青色)の推移です

コロナの影響で20年は、石油製品の需要は−7.2%と大きく落ち込みましたね。しかしながら、タンカー船の供給量は2.4%、21年以降も低下傾向にあります。これは、注文してから完成するまで2年以上のタイムラグがあるからです。

そのため、21年のタンカー市況は、需給が大幅に好転すると予想しています。これは、過去に業績が好調だった15年よりも良い数値です。また、世界経済が力強く回復するならば、22年と23年も上向くかもしれません。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ: スコーピオ・タンカーズ(STNG)決算

スコーピオ・タンカーズの注目ポイントは...
  1. 2010年に上場した、原油タンカー保有するモナコの海運企業
  2. 小型船を中心に135隻、MR(4万サイズ)が63隻ある
  3. 設備投資に積極的で、売上高は10年比で18倍と高い
  4. 業績は好調だが、株価は過去10年で30倍も希薄化してる
  5. 小型船を多く扱い、市況反転した時に最も早く恩恵を受ける
  6. 環境規制で船舶が作られず、需給はタイトになる可能性が高い

個人的には、スコーピオ・タンカーズ保有したい銘柄です。

なぜならば、契約期間が短い船舶を多く所有し、市況反転時に最も早く恩恵を受ける銘柄です。市況が反転した時は小型船の運賃から上昇し、次第に大型船へと波及していきます。スコーピオ・タンカーズの株を保有することで、より動向を掴みやすくなりますね。

また、スコーピオ・タンカーズは値上げ幅を取りやすい銘柄です。

なぜならば、株価は過去10年間で最も低い水準にあるからです。業績と株価が最低水準にも関わらず、Yahoo Fainanceのアナリスト16人中14人が強気なことも好感できます。PERは11倍と少し割高だが、市況が反転すれば業績は大きく変わりそうです。

ただし、スコーピオ・タンカーズは財務的には少し懸念があります。新規造船を追加するために、長い間フリーCFの赤字を積み上げてきたからです。新規株式発行を行い、株式は30倍も希薄化されています。

原油タンカー銘柄で1番のお勧めは、ユーロナブ(EURN)がお勧めです

参考:ユーロナブ(EURN)の四半期決算|20年4Qの売上高は−61%

2 件のコメント

  • ダイアナシッピングで検索してきました(^^♪

    スコーピオよさそうですね♪
    五月の高値25ドルくらいまでは順調にいきそうな気がします!

    • コメントありがとうございます!!
      原油タンカーはこれから伸びそうですね!

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