ディックス(DKS)四半期決算|21年3Qは+13%に減速

スポーツ用品を販売するディックスは、コロナで最も恩恵を受けた銘柄のひとつです。なぜならば、都市封鎖でスポーツの需要が増し、かつEコマース経由でも売上が伸びてるからですしかし、経済が本格的に再開する21年でも、業績は成長できるのでしょうか?

  • 「コロナでEC売上が加速、前年比+194%で増えた…」
  • 「大型銘柄なのに、コロナ後に株価は5.2倍も増えた…」
  • 「20年に売上と利益が好調だが、PERは15倍と割安だ…」

ディックスは、スポーツ用品やゴルフ用品を販売する米国小売企業です。米国東部で725店舗を運営、Golf GalaxyとField & Streamの名前で125の専門店、青少年向けスポーツサイト「Team Sports HQ」などEコマースサイトも運営しています。

個人的には、ディックスは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、外出規制でも経済再開でも恩恵を受ける銘柄だからです21年2Qの売上前年比は+20%で、1Qの+118%と比較すると減速しています。21年の営業利益率は14%と、経済再開で大きく利益を伸ばしています。

コロナ禍ではEコマースの売上が好調で、19年比で+111%でした。

しかし、経済再開後は売上成長率が減速していますね。21年3Qは前年比+13%に減速しています。ただ、Eコマが売上に占める割合は2割で、長期的にはまだまだ成長余力は高いと思います。21年11月時点のPERは11倍と割安だといえます。

また、現時点ではアマゾンと競合してない点も評価できます。

ディックスの投資判断したい人向け
  1. ディックスの4半期決算(21年7-9月)は?
  2. ディックスの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. ピークデジタル後の21年も、EC売上高は急成長できるか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ディックス(DKS)の四半期決算は?

ディックス・スポーティング・グッズ(DKS)の四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(21年4月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:29.19億ドル(前年比+118%
  2. 営業利益:4.89億ドル(+484%
  3. 純利益:3.62億ドル(+352%
  4. 1株当たり利益:3.41ドル(+299%

21年2Q決算(21年7月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:32.74億ドル(前年比+20%
  2.  店舗:+19%
  3.  Eコマース:−28%
  4. 営業利益:6.63億ドル(+69%
  5. 純利益:2.20億ドル(+79%
  6. 1株当たり利益:4.53ドル(+45%

21年3Q決算(21年10月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:27.47億ドル(前年比+13%
  2.  実店舗:+12%
  3.  Eコマ:—%
  4. 営業利益:4.19億ドル(+70%
  5. 純利益:3.16億ドル(+79%
  6. 1株当たり利益:2.78ドル(+51%

売上高は前年比+13%で27.47億ドル、営業利益は+70%で4.19億ドルでした。21年1Qや2Qと比較すると、3Qの売上高は減速しています。営業利益率は15.2%と、2Qよりも減速しています。

ディックスの業績が好調な理由は、コロナ禍でスポーツ用品の売上が伸びているからですね。加えて、オンライン販売にも力を入れていて、Eコマース売上高も急増していますしかし、経済再開後は成長率は減速していますね。

21年通期予想は、121.5億ドル(前年比+26%)に引き上げています。

21年4Q決算(22年1月…)

21年4Q決算は、22年2月24日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ディックス(DKS)の10年間の損益計算書は?

ディックスは2002年に3.7ドルで上場しました。株価は順調に上昇し、20年のコロナ禍で最高値を更新していますね。20年3月は18ドルまで急落するも、21年11月は134ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に増加しています。21年の売上高は95.8億ドル、過去10年間で1.8倍にも増えています。ただし、営業利益率は4.3%まで低下していました。コロナは追い風で、21年の営業利益率は7.7%まで上昇しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは売上高の上昇と共に順調に増加しています。BPSも上昇基調にあり、21年は子会社の売却で増えています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。21年はコロナ禍が追い風で営業CFが増えていますね。ただし、物理的に店舗や物流拠点を必要とするため、投資CFは少なくないビジネスです。21年以降のEコマースの業績に注目したいですね。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ディックス(DKS)の注目すべきポイントは?

ディックス・スポーティング・グッズに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。ディックスは、スポーツ用品やゴルフ用品を扱う小売業です。米香東部で販売展開し、Eコマースにも力を入れています。

注目1:ハードライン事業の売上高が47%を占める?

参考:Net sales of Dick’s Sporting Goods in the United States

ディックスの事業別売上高の推移です。

売上比率が最も高いのはハードライン事業で売上高の47%を占めます。ハードラインとはリフォーム用品、家電、家具などです。次いで、ゴルフやスポーツなどのアパレル用品、それから靴と続きます。その他の事業では、自動車のメンテナンスや修理も含まれます。

どの事業もバランス良く伸びていますね。ディックスはEコマース販売で最も成功した企業のひとつです。

注目2:20年Q4のEC売上は前年比+194%で拡大?

参考:Retailers are reporting record online sales during the pandemic

20年2Qのオンラインストアの成長率推移です。

ディックスはコロナによる恩恵を最も受けた企業のひとつです。ディックスEC売上高成長率は前年比+194%でした。上位企業にはベストバイが242%、ターゲットが195%、それから4番手に住宅リフォームのロウズが135%と続きます。

これらの企業は、コロナ禍で急速にEコマースの売上高を増やしています。しかし、ワクチン接種が急速に進む21年では、売上高の成長率が減速する可能性が高いです

では、ディックスのEコマースの売上高はどのように推移してきたでしょうか?

注目3:Eコマース売上高は年率39%で成長していた?

参考:Why Dick’s Sporting Goods decided to play its own game in e­commerce

データは古いが、ディックスのEコマース売上高推移です。

ディックスは2010年から、ECサイトでの販売を開始しています。上位500商品の売上高は年率20%、Eコマース全体では年率39%で拡大していますこれまで実績を積み重ねてきた結果、コロナ禍でも急成長できましたね。

しかしながら、21年はピークデジタルを懸念する必要があります。

注目4:20年2QにEC比率は過去最高16%に上昇?

参考:Quarterly share of e-commerce sales of total U.S. retail sales

米国の4半期毎の小売業に占めるEC比率の推移です。

過去10年間で米国を始めとする先進国は、急速にEC化率を高めてきましたね。そして、コロナ直後の20年2Qは急加速し、16.1%まで急上昇していますしかしながら、コロナの経過と共に都市封鎖が緩和し、20年3Qは14.3%と過去初めて減速しています。

長期的には、EC比率は上昇するのは間違いありません。

しかし、短期的にはどちらに動くか予想するのは困難ですなぜならば、オンラインショッピングは利便性が高く、不可逆的な行動変化を起こします。一方で、コロナが急速に終息する21年の米国は、人々に外出を促しますね。

では、米国のEC比率は世界的にどれくらい高いのでしょうか?

注目5:世界最大のEC大国は中国で比率は44%?

参考:E-Commerce Grows Fastest in China

小売に占めるEコマース比率の推移です。

世界最大のEC市場は中国で、かつEC比率が最も高いのも中国です。中国のEC比率は44%、英国が27%、米国が14%、ドイツが11%と続きます。国土が広い米国よりも、人口密集地域が多い方がECは普及しやすいですね。

韓国のEC比率は18%、日本は6.7%とかなり遅れています。中国や韓国、英国と比較すると、米国はまだまだ伸び代が高いと言えるかもしれません。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ディックス(DKS)の四半期決算は?

ディックスの注目ポイントは...
  1. 02年に上場した、スポーツ用品を販売する米国企業
  2. 米国東部で725店舗を運営、ECサイトも運営してる
  3. コロナによる都市封鎖で、スポーツ用品とECサイトが好調
  4. 4.3%だった営業利益率は、21年に7.7%まで改善した
  5. 家具やリフォームなどのハードラインの売上高が47%
  6. Eコマースが好調で、20年Q4のは前年比+194%で拡大

個人的には、ディックスは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、外出規制でも経済再開でも恩恵を受ける銘柄だからです21年2Qの売上前年比は+20%で、1Qの+118%と比較すると減速しています。21年の営業利益率は14%と、経済再開で大きく利益を伸ばしています。

コロナ禍ではEコマースの売上が好調で、19年比で+111%でした。

しかし、経済再開後は売上成長率が減速していますね。21年3Qは前年比+13%に減速しています。ただ、Eコマが売上に占める割合は2割で、長期的にはまだまだ成長余力は高いと思います。21年11月時点のPERは11倍と割安だといえます。

また、現時点ではアマゾンと競合してない点も評価できます。

コロナによるEコマース需要増で最も恩恵を受けた銘柄は、家電製品のベストバイです。20年Q2にEC売上高は前年比+242%で急拡大しています。食料品を販売するウォールマート(WMT)やコストコ(COST)よりも、家電製品の方がECと相性が良いですね。

参考:ベストバイ(BBY)の四半期決算|Eコマース売上高は前年比+242%

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