ディックス(DKS)四半期決算|21年2Qは前年比+20%に減速

スポーツ用品を販売するディックスは、コロナで最も恩恵を受けた銘柄のひとつです。なぜならば、都市封鎖でスポーツの需要が増し、かつEコマース経由でも売上が伸びてるからですしかし、経済が本格的に再開する21年でも、業績は成長できるのでしょうか?

  • 「コロナでEC売上が加速、前年比+194%で増えた…」
  • 「大型銘柄なのに、コロナ後に株価は5.2倍も増えた…」
  • 「20年に売上と利益が好調だが、PERは15倍と割安だ…」

ディックスは、スポーツ用品やゴルフ用品を販売する米国小売企業です。米国東部で725店舗を運営、Golf GalaxyとField & Streamの名前で125の専門店、青少年向けスポーツサイト「Team Sports HQ」などEコマースサイトも運営しています。

個人的には、ディックスは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、外出規制でも経済再開でも恩恵を受ける銘柄だからです21年2Qの売上前年比は+20%で、1Qの+118%と比較すると減速しています。しかし、決算自体は好調でコロナ後もアパレル業界が強い事を示唆していますね。

2Qの営業利益率は20%で、過去最高に高い水準です。

また、Eコマースも順調に拡大し、19年比較で+111%と好調です。また、ブランド化に成功したことで、アマゾンと競合しない事も好材料です。21年9月時点のPERは12倍と割安で、買いやすい水準ですね。

ディックスの投資判断したい人向け
  1. ディックスの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. ディックスの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. ピークデジタル後の21年も、EC売上高は急成長できるか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ディックス(DKS)の四半期決算は?

ディックス・スポーティング・グッズ(DKS)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(21年1月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:31.25億ドル(前年比+19%
  2. 営業利益:2.90億ドル(+96%
  3. 純利益:2.20億ドル(+214%
  4. 1株当たり利益:2.21ドル(+172%

21年1Q決算(21年4月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:29.19億ドル(前年比+118%
  2. 営業利益:4.89億ドル(+484%
  3. 純利益:3.62億ドル(+352%
  4. 1株当たり利益:3.41ドル(+299%

21年2Q決算(21年7月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:32.74億ドル(前年比+20%
  2.  店舗:+19%
  3.  Eコマース:−28%
  4. 営業利益:6.63億ドル(+69%
  5. 純利益:2.20億ドル(+79%
  6. 1株当たり利益:4.53ドル(+45%

Qの売上高は前年比+20%で32.74億ドル、営業利益は+69%で6.63億ドルでした。21年1Qと比較すると、売上高は減速するも十分に好調ですね。営業利益率は20%と、過去最高水準に高いです。

ディックスの業績が好調な理由は、コロナ禍でスポーツ用品の売上が伸びているからですね。加えて、オンライン販売にも力を入れていて、Eコマース売上高も急増していますまた、経済再開後もアパレルは恩恵を受けていることがわかりますね。

Eコマースは前年比で減少するも、19年比では+111%と高いです。好決算を受けて、1株あたり5.5ドルの特別配当も付けています。

21年通期ガイダンスは、116.2億ドル(前年比+12%)と高いです。

21年3Q決算(21年10月…)

21年3Q決算は、11月26日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ディックス(DKS)の10年間の損益計算書は?

ディックスは2002年に3.7ドルで上場しました。株価は順調に上昇し、20年のコロナ禍で最高値を更新していますね。20年3月は18ドルまで急落するも、21年5月は85ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に増加しています。21年の売上高は95.8億ドル、過去10年間で1.8倍にも増えています。ただし、営業利益率は4.3%まで低下していました。コロナは追い風で、21年の営業利益率は7.7%まで上昇しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは売上高の上昇と共に順調に増加しています。BPSも上昇基調にあり、21年は子会社の売却で増えています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。21年はコロナ禍が追い風で営業CFが増えていますね。ただし、物理的に店舗や物流拠点を必要とするため、投資CFは少なくないビジネスです。21年以降のEコマースの業績に注目したいですね。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ディックス(DKS)の注目すべきポイントは?

ディックス・スポーティング・グッズに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。ディックスは、スポーツ用品やゴルフ用品を扱う小売業です。米香東部で販売展開し、Eコマースにも力を入れています。

注目1:ハードライン事業の売上高が47%を占める?

参考:Net sales of Dick’s Sporting Goods in the United States

ディックスの事業別売上高の推移です。

売上比率が最も高いのはハードライン事業で売上高の47%を占めます。ハードラインとはリフォーム用品、家電、家具などです。次いで、ゴルフやスポーツなどのアパレル用品、それから靴と続きます。その他の事業では、自動車のメンテナンスや修理も含まれます。

どの事業もバランス良く伸びていますね。ディックスはEコマース販売で最も成功した企業のひとつです。

注目2:20年Q4のEC売上は前年比+194%で拡大?

参考:Retailers are reporting record online sales during the pandemic

20年2Qのオンラインストアの成長率推移です。

ディックスはコロナによる恩恵を最も受けた企業のひとつです。ディックスEC売上高成長率は前年比+194%でした。上位企業にはベストバイが242%、ターゲットが195%、それから4番手に住宅リフォームのロウズが135%と続きます。

これらの企業は、コロナ禍で急速にEコマースの売上高を増やしています。しかし、ワクチン接種が急速に進む21年では、売上高の成長率が減速する可能性が高いです

では、ディックスのEコマースの売上高はどのように推移してきたでしょうか?

注目3:Eコマース売上高は年率39%で成長していた?

参考:Why Dick’s Sporting Goods decided to play its own game in e­commerce

データは古いが、ディックスのEコマース売上高推移です。

ディックスは2010年から、ECサイトでの販売を開始しています。上位500商品の売上高は年率20%、Eコマース全体では年率39%で拡大していますこれまで実績を積み重ねてきた結果、コロナ禍でも急成長できましたね。

しかしながら、21年はピークデジタルを懸念する必要があります。

注目4:20年2QにEC比率は過去最高16%に上昇?

参考:Quarterly share of e-commerce sales of total U.S. retail sales

米国の4半期毎の小売業に占めるEC比率の推移です。

過去10年間で米国を始めとする先進国は、急速にEC化率を高めてきましたね。そして、コロナ直後の20年2Qは急加速し、16.1%まで急上昇していますしかしながら、コロナの経過と共に都市封鎖が緩和し、20年3Qは14.3%と過去初めて減速しています。

長期的には、EC比率は上昇するのは間違いありません。

しかし、短期的にはどちらに動くか予想するのは困難ですなぜならば、オンラインショッピングは利便性が高く、不可逆的な行動変化を起こします。一方で、コロナが急速に終息する21年の米国は、人々に外出を促しますね。

では、米国のEC比率は世界的にどれくらい高いのでしょうか?

注目5:世界最大のEC大国は中国で比率は44%?

参考:E-Commerce Grows Fastest in China

小売に占めるEコマース比率の推移です。

世界最大のEC市場は中国で、かつEC比率が最も高いのも中国です。中国のEC比率は44%、英国が27%、米国が14%、ドイツが11%と続きます。国土が広い米国よりも、人口密集地域が多い方がECは普及しやすいですね。

韓国のEC比率は18%、日本は6.7%とかなり遅れています。中国や韓国、英国と比較すると、米国はまだまだ伸び代が高いと言えるかもしれません。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ディックス(DKS)の四半期決算は?

ディックスの注目ポイントは...
  1. 02年に上場した、スポーツ用品を販売する米国企業
  2. 米国東部で725店舗を運営、ECサイトも運営してる
  3. コロナによる都市封鎖で、スポーツ用品とECサイトが好調
  4. 4.3%だった営業利益率は、21年に7.7%まで改善した
  5. 家具やリフォームなどのハードラインの売上高が47%
  6. Eコマースが好調で、20年Q4のは前年比+194%で拡大

個人的には、ディックスは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、外出規制でも経済再開でも恩恵を受ける銘柄だからです21年2Qの売上前年比は+20%で、1Qの+118%と比較すると減速しています。しかし、決算自体は好調でコロナ後もアパレル業界が強い事を示唆していますね。

2Qの営業利益率は20%で、過去最高に高い水準です。

また、Eコマースも順調に拡大し、19年比較で+111%と好調です。また、ブランド化に成功したことで、アマゾンと競合しない事も好材料です。21年9月時点のPERは12倍と割安で、買いやすい水準ですね。

コロナによるEコマース需要増で最も恩恵を受けた銘柄は、家電製品のベストバイです。20年Q2にEC売上高は前年比+242%で急拡大しています。食料品を販売するウォールマート(WMT)やコストコ(COST)よりも、家電製品の方がECと相性が良いですね。

参考:ベストバイ(BBY)の四半期決算|Eコマース売上高は前年比+242%

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