3Dシステムズ(DDD)四半期決算|22年1Qは-9%に減速

3Dシステムズは3Dプリンター銘柄で、21年1月に株価が10倍に高騰しましたね。3Dプリンターブームは過去にも訪れており、13年にも10倍に高騰しています。しかし、22年4Qの売上は前年比−13%、22年1Qは−9%と不調が続きます。

  • 「21年1月に、2ヶ月間で株価が10倍に高騰した…」
  • 「13年にも3Dプリンターブームで、株価は高騰している…」
  • 「21年は米国経済が加熱し、再び3Dブームが起きるのか…」

3Dシステムズは、3Dプリンターを提供する米国企業です。低価格帯3Dプリンターで高いシェアを持ち、ヘルスケアと産業向けに提供しています。3Dプリンターは成長が期待される分野で年率27.8%、27年に55.1億ドルに拡大する見込みです。

個人的には、3Dシステムズは投資したい銘柄でないです。

なぜならば、売上高が伸びない上に、利益率も下がり続けているからです。12年に17%だった営業利益率は、20年には−12%まで下落しています。利益が低下している原因は、低価格帯3Dプリンターは競合が多く過当競争に陥っているからです。

ただし、経済再開が進み短期的には、業績と株価は上向きますね。

21年2Qの売上は前年比+45%に加速しています。コロナ禍でも好調だったヘルス事業は、経済再開で+68%に加速しています。さらに、コロナ禍で不調だった産業向けは、+25%のプラス成長に転じています。

しかし、不採算の事業売却により、4Qは−12%に減速していますね。同社CEOは、収益性が高い事業に集中投資すると述べています。そのため、経済再開がむ22年以降の業績に注目したいですね。

22年5月の予想PER22倍は割高です。

DDDの投資判断したい人向け
  1. 3Dシステムズの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. 3Dシステムズの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. ヘルスケア向けが前年比+38%で、営業利益は黒字化に成功?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

3Dシステムズ(DDD)の四半期決算は?

3Dシステム(DDD)の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:1.561億ドル(前年比+15%
  2.  Healthcare:0.764億ドル(+28%
  3.  Industrial:0.797億ドル(+3%
  4. 営業利益:−0.172億ドル(前年度−0.676億ドル)
  5. 純利益:2.92億ドル(前年度−0.729億ドル)
  6. 1株当たり利益:2.34ドル(前年度−0.61ドル

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:1.509億ドル(前年比−13%)◯
  2.  Healthcare:0.745億ドル(−13%)
  3.  Industrial:0.764億ドル(−13%)
  4. 営業利益:−0.038億ドル(前年度0.007億ドル)
  5. 純利益:−0.062ドル(前年度−0.198億ドル)
  6. 1株当たり利益:−0.05ドル(前年度−0.16ドル)◯

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:1.330億ドル(前年比−9%)◯
  2.  Healthcare:0.643億ドル(−11%)
  3.  Industrial:0.687億ドル(−6.7%)
  4. 営業利益:−0.232億ドル(前年度−0.020億ドル)
  5. 純利益:−0.268ドル(前年度0.452億ドル)
  6. 1株当たり利益:−0.21ドル(前年度0.36ドル)✖️

1Qの売上高は前年比−9%で1.330億ドル、営業利益は−0.232億ドルでした。好調だった21年3Qや4Qと比較して、22年1Qの売上は減速していますね。営業利益率は−17%と引き続き低迷しています。

売上が減速した理由は、2Qに不採算部門の事業を売却しているからです。同社は、引き続き顧客は戻りつつあるし、利益率が高い分野に集中投資すると述べています。

22年通期の売上予想は、6.025億ドル(−2.5%)としています。

社長兼最高経営責任者であるジェフリー・グレイブス博士は、結果についてコメントし、次のように述べています。厳しい経営環境の中、2020年夏に導入した4段階の戦略を上手く実行しました。その結果、2021年に最大かつ最も収益性の高い純粋な添加剤製造会社の1つとして撤退しました。世界は、大きな勢いで2022年に入り、非常に強力なバランスシートを持ち、今後のエキサイティングな成長への投資に注力しています。当社のセグメント主導のアプリケーションフォーカスは、ポリマーおよび金属印刷システムにまたがる当社のビジネスの独自の規模と幅広い技術、および業界で最も先進的な材料およびソフトウェア技術プラットフォームを活用しています。主要な市場分野での好天時の顧客アプリケーションに注力することで達成された成功は、当社の中核となる積層造形事業の2桁の力強い収益成長に明確に反映されています。同時に、リーン組織構造と効果的なコスト管理の影響により、1株当たり利益は2020年だけでなく、パンデミック前の2019年よりも高くなっています。この収益成長と収益性の組み合わせにより、当社は私たちの業界は、お客様、従業員、そして株主のために大きな価値を生み出しています。このパフォーマンスは、当社の卓越したバランスシートと営業キャッシュフローと組み合わせると、現在拡大しているエキサイティングな未来に投資するのに非常に適しています。」

グレイブス博士は、次のように続けています。これらの各セグメント内。 2021年には、成長と継続的な運用効率の向上のために、研究開発とインフラストラクチャの両方に多額の投資を行いました。重要な焦点は、主要なリーダーシップの役割での直接雇用と、印刷プロセスシミュレーションを専門とするAdditive Worksと、独自の「製造オペレーティングシステム」の開発者であるOqtonの2つのソフトウェア会社の買収の両方による人材の獲得でした。 3D印刷業界全体の生産環境での積層造形の採用を加速します。これらのコアテクノロジーへの投資に加えて、2021年には、生物学的テクノロジーと印刷の専門知識を拡大するために投資しました。これは、新薬治療の加速から人間の臓器の製造に至るまで、次世代のアプリケーションを可能にするのに役立つと信じています。この投資テーマは2022年初頭に続き、3D印刷用の独自の高分子押出技術を持つ2つの会社、TitanとKumovicsを買収し、アプリケーション機能をさらに拡張するという合意が発表されました。」

グレイブス博士は次のように要約しています。「2022年に入ると、インフレ、サプライチェーンの制約、COVID-19の亜種、地政学的な不安定性など、すべての企業が直面している明らかな課題があります。 。しかし、3D Systemsは、成長する需要を満たすためにコアテクノロジーとインフラストラクチャへの投資を慎重に増やしながら、ヘルスケアと産業の顧客に不可欠なソリューションを提供するための戦略の継続的な実行に自信を持って、非常に楽観的に新年を迎えます。見通しは、積層造形の採用を加速します。その結果、エキサイティングで収益性の高い成長が実現し、今後数年間で有意義な株主価値が創出されると確信しています。」

参考:3D Systems Reports 4Q 2021 Financial Results

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、8月10に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

3Dシステムズ(DDD)の損益計算書は?

3Dシステムは1988年に6ドルで上場しました。3Dプリンタブームは何度か訪れ、13年に最高値96ドルを付けています。21年2月にも大きく上昇し、47ドルを付けていますね。22年5月は9.1ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は横ばいで推移しています。しかしながら、3Dプリンターは競合が増える一方で、利益率は下落し続けています。20年の営業利益率は−12.7%まで低下しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。15年をピークにBPSは下落し、EPSも赤字を拡大しています。黒字化する兆しは一向に見えないですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、安定して推移してないですね。営業CFが大きく増える年もあれば、赤字に陥る年もあります。営業CFが安定するまでは、安心して投資できる銘柄ではありません。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

3Dシステムズ(DDD)の注目すべきポイントは?

3Dシステム(DDD)に投資する上で注目すべきポイントを紹介します。3Dシステムズは、3Dプリンターを提供する米国企業です。低価格帯3Dプリンターで高いシェアを持ち、ヘルスケアと産業向けに提供しています。

注目1:年率27.8%で拡大し27年に55.1億ドル?

参考:3D Printing Metal Market Size, Share & Trends Analysis Report

世界の金属用3Dプリンターの市場推移です。

3Dプリンターは最も成長が期待される市場で、特に製造業界で注目を集めているのが金属用です。20年の金属用3Dプリンター市場は10.4億ドルでした。年率27.8%で拡大し、27年には55.1億ドルになると試算されています。

航空宇宙や軍事、医療関係、自動車での用途が急速に加速すると言います。では、2016年時点で3Dプリンターには、どのような用途があるのでしょうか?

注目2:自動車業界の用途が多く全体の21%を占める?

参考:Global 3D Printers Market Projected to Showcase a CAGR of 35% 

16年時点の3Dプリンター用途と成長率の推移です。

3Dプリンターの用途で最も大きいのが自動車で21%です。次いで、消費財が18%、ヘルスケアが16%、航空宇宙が14%、産業向けが12%と続きます。最も伸び率が高いのは航空宇宙で+38%で拡大しています

しかしながら、全体としては産業別で大きな優劣はないですね。3Dプリンターの用途は、全業種で幅広く伸びています。

では、3Dプリンターの市場シェアはどうなっているのでしょうか?

注目3:3Dシステムズは低価格3Dプリンタで上位?

参考:SmarTech Report Show Low-cost 3D Printing Market

細かい数値は示されてないが、低価格3Dプリンターの市場シェアです。

3Dプリンターは成長が期待される分野で、競合企業が多く上場してない会社も多いです。消費者向け3D印刷における業界リーダーは、3Dシステムズ、Stratasys(SSYS)、中国のTiertime(PP3DP)だと言います

レポートによると、これら3企業は戦略的に失敗し大きな損失を出したと言います。

3D SystemsとStratasysはどちらも、製造部門での厳密な専門的経験から、消費者に対応する戦略にいくつかの誤りを犯し、低コストの3D印刷のダイナミクスと一般的な消費者技術市場についての理解が明らかに不足していることを示しています。アップルのようなビジネスモデルの実装を目指して、両社は、複雑なエンジニアリングと電子機器によって価格が上昇し、エレガントなデザインと使いやすさを目指したシステムを提供することで、誇大広告を利用しようとしました。

では、3Dシステムズの事業別の業績はどうでしょうか?

注目4:ヘルスケア事業は前年比+48%で拡大した?

参考: Investor Presentation March 2021

20年4Qの3Dシステムズの事業別売上の前年比です。

ヘルスケア事業の売上は8600万ドル、前四半期+42%、前年比+48%で拡大しました。しかし、産業向けは不調で売上は8600万ドル、前四半期+14%、前年比−21%で推移しています。産業向けが不調なのは、コロナでダメージを受けた業界だからですね。

長期的には3Dシステムズの売上高は下降しています。しかし、短期的にはヘルスケア事業を中心に業績が上向き始めていますね

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:3Dシステムズ(DDD)の四半期決算は?

3Dシステムズの注目ポイントは...
  1. 1988年に上場した、3Dプリンターを提供する米国企業
  2. ヘルスケアと産業向けに、低価格帯プリンターを提供してる
  3. 3D市場は年率27.8%で拡大、27年に55.1億ドルになる
  4. 12年に17%だった営業利益率は、20年に−12%まで下落
  5. ヘルスケアが前年比+48%で拡大し、営業利益は黒字になる

個人的には、3Dシステムズは投資したい銘柄でないです。

なぜならば、売上高が伸びない上に、利益率も下がり続けているからです。12年に17%だった営業利益率は、20年には−12%まで下落しています。利益が低下している原因は、低価格帯3Dプリンターは競合が多く過当競争に陥っているからです。

ただし、経済再開が進み短期的には、業績と株価は上向きますね。

21年2Qの売上は前年比+45%に加速しています。コロナ禍でも好調だったヘルス事業は、経済再開で+68%に加速しています。さらに、コロナ禍で不調だった産業向けは、+25%のプラス成長に転じています。

しかし、不採算の事業売却により、4Qは−12%に減速していますね。同社CEOは、収益性が高い事業に集中投資すると述べています。そのため、経済再開がむ22年以降の業績に注目したいですね。

22年3月の予想PER22倍は割高です。

また、3Dプリンター全般も注視する必要がありますね。ストラタシスは3Dプリンターの競合で、デザイン開発者向けに卓上に置ける小型の3Dを開発しているイスラエル企業です。

参考:ストラタシス(SSYS)四半期決算|3Dプリンターが21年1月に高騰

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