大多数の投資家は、利回り「7-9%」の積立投資が最適解になります。なぜならば、お金を増やすよりも、まず第一に損したくないからです。ただ、利回り7%では満足できず、リスク覚悟で資産を増やしたい人もいます。私自身はリスクを取ることに否定的ではなく、過去2年で資産を10倍に増やしています。
投資歴2年未満のMollyさんから、5年で資産を4倍の4千万円にしたいと相談されました。
現実的には、この目標は達成可能なのでしょうか?
◆現在の資産
楽天銀行(現金):140万
新生銀行(現金):260万円
財形住宅貯金:250万
日本株:240万円
米国株:7450ドル資産合計:1000万円前後
日本株PF(保有銘柄と時価)
NF銀行業:9万円(買)
オーケーエム:11万円(買)
西日本旅客鉄道:114万円(買)
九州旅客鉄道:30万円(買):+18%
電源開発:20万円(買):+20%
COLY:38万円(買)
みずほ:17万円(売)
米国株PF(保有銘柄と時価 ただし時価100ドル以上のみ)
カーニバル $CCL:250ドル
QQQ $QQQ:2000ドル
トランスメディア $TMDX:2100ドル :+60%
ユニティ $U:2600ドル:+30%
ウェルズ・ファーゴ $WFC:500ドル◆過去の実績
日本株:-300万円(主に日本株における、デイトレードとゲーム系IPOの上場時の投機)
米国株:+15万円
目標金額:まずは4千万円。添付のような物件が出たときに購入できるようにしたい。
達成したい期間:具体化できておらずスミマセンが、なるべく早くで考えています。◆現在の課題:
・日本株の比率が多いと感じており、いつどのような考え方で売却するか、迷っております
・テラドック/プラグパワーは、医療/エネルギーとハイテクのどちらと捉えるか迷っております。
・700ドルのキーボード購入時期を迷っております。(円安)
・セクターローテーションで、今は景気後退期(逆業績相場)の初めかなと考えておりますが、やすさんのご認識をお伺いできますと幸いです。また、この相場が変わることを、どうすれば見極められるのでしょうか。ブログに書かれていたようなFBX以外にも、相場が切り替わることの指標がまとまったサイトなどがあるのでしょうか。
・情報源を整理できていない、練度が低いと感じています。不況期で上がりそうな医療銘柄、インドへ投資する場合のETF、上場来高値を付けた米国株、上場する有望なグロース株など、どのような情報源から見つけられるのでしょうか。また、ブログで「信頼できる情報」を挙げてらっしゃいましたが、具体的にチェックされている例や、それぞれに掛ける時間のおおよその比率をお伺いできますと幸いです。◆コンサルで期待している内容:
今後のPF比率の方針を、ご相談してある程度見えるようにしたいです。(例:短期利益狙いであれば、現金比率を下げる、リスクを取ってグロース株などを狙う、ローテーションが終わったセクターの銘柄に信用売りで入るなど)
初心者が損しがちな行動をしないようになりたいです。例えばヤフー掲示板で、話題になっている高騰株に売りで入るアイデアや、上場来高値を記録した日本株から買うアイデアを持っていますが、筋は悪いでしょうか。
コンサルを依頼して頂き、ありがとうございました。
結論から述べると、5年で資産を4千万円にすること自体は難しくないです。なぜならば、Mollyさんは会社員給与(手取32万円)が十分に高く、月の投資額が15万円と大きいからです。そのため、5年以内でも目標利回りは「20%」と高くないですね。
ただ、Mollyさんは利回り20%では満足できません。より短期で2-3倍に資産を増やし、もっと早い段階で4千万円を作りたいそうです。
過去の実績からすると、この目標設定は厳しいですね。
ただし、Mollyさんは意欲が強く、ぜひ挑戦したいと話していました。また、23年は労働時間も減るため、投資に費やす時間も増やせます。過去に負けた要因を正しく分析し、改善することで目標を達成できる可能性もあります。
まずは、ご自身が望むやり方(短期でボラが高い銘柄)で挑戦してみましょう。もし、6-12ヶ月挑戦して結果が出ないならば、また別のやり方にトライすれば良いですね。その時に必要であれば、また再度アドバイスさせて頂きます。
ここでは、23年に向けての投資手法や改善点を述べています。
また、私ならば短期で資産を4倍に増やすならば、「優良+小型グロース株」に銘柄を絞ります。なぜならば、これが現在の相場環境で最もリスクが少なく、勝ちやすいやり方だと思うからです。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
リスクを取って資産を「4倍」に増やしたい?
Mollyさんから、コンサルの感想を頂きました。
こちらこそ、久しぶりに投資手法や個別株の白熱したお話ができ、とても楽しい時間を過ごせました。過去のコンサルは、指数平均への積立投資を勧めることが多く、1時間を超えて話し込むことは多くないです。
Mollyさんはモチベーションが高く、次から次に質問があり、答える方も純粋に楽しかったです。コンサル時間は2時間になりましたが、コンサル後に追加で支払い(3000円)も頂き本当にありがとうございます。
自分が好きなことで人様からお金を頂けることほど、嬉しいことはありません。
個別株や投資手法に関しては、まだまだ聞き足りないことも多いと思います。私のコンサルは2-3回受けることに意味があると思っているので、また遠慮なくいつでも依頼してください。また、簡単な内容であればいつでもラインで返信できます。
では、まずは目標設定からお話していきましょう。
その1:目標利回り「20%」では満足できない?
◆過去の実績
日本株:-300万円(主に日本株における、デイトレードとゲーム系IPOの上場時の投機)
米国株:+15万円
目標金額:まずは4千万円。添付のような物件が出たときに購入できるようにしたい。
達成したい期間:具体化できておらずスミマセンが、なるべく早くで考えています。
Mollyさんは、5年以内で4千万円を目標にしています。
では、この目標を達成するために、利回りはいくら必要でしょうか?
初期費用1千万円、毎月の積立額「15万円」、利回り「20%」で4222万円になりますね。Mollyさんは手取り収入が32万円と多いため、目標利回りは意外と高くはないですね。
利回り20%ならば、それほどリスクを取る必要はありません。
しかしながら、お話を詳しく聞いていくと、リスクが高い投資手法で短期間で資産を2-3倍に増やしたいと話していました。目標の4千万円も5年よりも早く達成したいそうです。
私自身はリスクを取ることに対して否定的ではありません。
なぜならば、私自身も過度にリスクを取った結果、資産をわずか2年間で10倍に増やしたからです。市場平均に投資するならば、年間7-9%の利回りを期待できるが、決して満足だと言える数値ではありません。
ただし、リスクを取る際には、以下は絶対に知るべき事実ですね。
- プロも含めて8割以上の投資家が、市場平均さえ下回る
- 2-3倍に資産を増やす投資手法は、逆に半分以下に減らす
- 時間が限られる会社員は、プロや専業投資家より何倍も不利
以上を踏まえた上でも、Mollyさんはリスクを取りたいと話してましたね。
では、どのように投資すれば資産を2-3倍に増やせるのでしょうか。その前にまずは、過去に負けた原因から整理してみましょう。
過去2年間の実績は、−300万円(−35%)と大負けしています。
その2:負要因は過度に「リスク」を取りすぎ?
- リスクが大きい銘柄(ゲーム系IPO)で勝負して大負けする
- 21年の金融相場の終盤で、グロース系に大金を入れる
- 損切できずに、勝てない銘柄を持ち続ける
- 投資経験が浅く、投資手法やルールが確立できていない(私から)
- 投資に費やす時間がない中で、過度にリスクをとりすぎた(私から)
- 保有株の一貫性がない、SNSなどをもとに売買していた(私から)
Mollyさんに負けた要因を聞くと、前半の3つを答えてくれました。それ以外に、コンサルの中で、私が思ったことを後半の3つ挙げています。
Mollyさんの投資歴は、1-2年とかなり短いですね。しかしながら、投資初心者にも関わらず、かなり積極的にリスクを取っていることが分かりますね。
短期間で資産を失った多くの要因は、20年後半に高騰したゲーム系IPOやグロース株ですね。しかしながら、相場に乗り始めたタイミングも遅く、相場の季節性も理解してないために、大きくやられています。さらには、本業が忙しく時間がない中で、SNSの情報を精査しないまま、雑にリスクを取りにいっています。
単刀直入にいうと、負けるべくして負けていますよね。
このやり方で勝てたとしても運次第で、再現性は何もありません。相場環境が良ければ多少は勝ちやすいが、現在のような環境ではまず間違いなく負けますよね。それは、ご本人も十分に理解していましたね。
ただし、基本的には現在の投資スタイルを変えたくないと話してくれました。
なぜならば、短期間で資産を2-3倍に上げるには、ボラティリティ(値動き)が大きい銘柄の方が都合が良いからです。また、23年はこれまでと違い労働時間が劇的に減るため、情報を整理した上で投資判断ができます。
それでは、少しでも勝率を上げるには、まずは何から改善すれば良いのでしょうか?また、来年の23年に向けて、どのような投資スタンスで相場に臨めば良いのでしょうか?
その3:23年に向けて「投資手法」と改善点は?
- 自分の読みを過信せず、損切ルールは明確にする
- 保有銘柄が多く一貫性がない、勝負する銘柄を絞る
- 中上級者が多い日本株よりも、素人が集まる米国株が良い
最も重要なことは、損切ルールを徹底することです。
ボラが高い銘柄を短期で勝負すると、必然的に勝率は低くなります。10回勝負して、1-2回勝てたら良い方ですね。コロナ後の特殊なボーナス相場を抜きにして、短期間で2-3倍に高騰する銘柄とは、人生で何度も出会えるものではありません。
この投資手法で大勝ちする人は、1-2回勝つだけでも十分に元が取れる張り方をします。逆にいうと、適切に損切ができなければまず間違いなく大負けします。打率が1-2割でも勝てるのは、適切な損切で致命傷を負わないからです。
損切については、買値から20%など機械的なルールの方が良さそうです。売買の仕方や損切ルールは、次の記事で詳しく紹介しています。
参考:買い方が曖昧で、銘柄の売買基準やタイミングが分からない
もうひとつは、勝負する銘柄を絞ることが重要です。
Mollyさんの保有銘柄を見ると、投資対象に一貫性がないですね。あれもこれも持ちすぎることで、集中力が分散され判断力が鈍ります。さらには、銘柄毎の投入金額も少なく、運よく10倍株を拾えてもあまり資産に影響は与えません。
例えば、リスクが高いユニティ($U)で大勝ちしても、30万円が10倍の300万円、全体の資産が税引き後に「+20%」増えるだけです。10倍株は非常に稀有で、投入額が少ないと何十回も当てなければなりません。
短期で資産を急激に増やしたいならば、集中投資は必須条件になります。私自身は積立以外で、分散投資に対して否定派です。
最後に、日本株よりも米国株の方が勝ちやすい点も重要です。
過去のチャートを見れば分かる通り、日本株は右肩上がりではありません。このような厳しい相場環境で生き残っている人とは、40代以上の熟練投資家が多いです。米国株は世界的にも注目度が高く、良い意味でも悪い意味でも世界中から素人が集まります。
例えば、日本を例にしても、日本株でも米国株でも大差なく買えます。米国株がブームになったのは最近のことで、少し前までは税制が難しく、日本でも米国株は特殊な市場だったと言えます。同様の相場環境の変化は、世界中で起きていますね。
改善点に関しては以上で、まだまだ伸び代は高いと言えますね。
まずはご自身のやり方で、23年はトライしてみましょう。過去2年間負け続けていたのは、単純に時間的な制約もあったと思います。このやり方を試して上手くいかなければ、単純にまた試行錯誤すれば良いだけです。
また、投資自体で失敗を恐れるならば、リスクを取る必然性もありません。指数への積立投資だけでも、それなりに大きな資産を得られます。3-6ヶ月で試した後に、また相談頂ければアドバイスできますよ。
ただし、Mollyさんのやり方は、個人的には最適な投資手法だとは思ってない点には言及させて貰います。
なぜならば、ボラが高い銘柄の短期勝負では、必然的に時間がある人が有利だからです。時間が限られる会社員は、デイトレーダーと同じ土俵に立つべきではありません。
ある意味、私が長期投資に徹しているのは、短期戦だと心理戦や駆け引きの要素が強いからです。SNSやチャートに張り付けば勝率を上げられても、人生で貴重な時間を費やしたいとも思いません。悪意のある言い方をすると、デイトレーダーはパチンコ屋に早朝から並ぶ人たちと大差ないです。
また、短期で資産を増やす方法は他にいくらでもありますよね。
コンサルでもお話しした通り、個人的には「優良+小型グロース株」に投資した方が、次の1-2年間で最もパフォーマンスが高く、かつ安全で確実性が高い投資だと思います。
では、どのような銘柄がそれに該当するのでしょうか?
「優良+小型グロース」で資産4倍を目指す?
参考:ドキュサイン(DOCU)四半期決算|23年1Qは+42%に減速
22年の暴落で大負けして、退場する個人投資家も多いです。
ただし、個人的には現在ほど恵まれた相場もないと見ています。なぜならば、21年や22年に大きく下げたことで、優良銘柄の多くも一切合切に売られているからです。
過去2.5年間、米国株決算を観察して分かったことは、市場参加者の8割以上は、優良銘柄とボロ銘柄の簡単な区別さえ判別する能力がないことです。その結果、決算を観察する私のような時代遅れの投資家には、最も儲けやすい時期だとも言えます。
例えば、ドキュサインも極端に売られている銘柄のひとつです。
21年8月に310ドルを付けた株価は、22年12月には「−82%」の58ドルまで下落しています。
同社は営業利益こそ赤字だが、順調に事業規模(売上)を拡大しています。また、他の損失だらけのグロース株と違い、しっかりとCFを積み増している貴重な銘柄です。競合が多い分野だが、何かしらの競争上の強みがあることを示唆しています。
もちろん、22年12月現在が絶好の買い場だと、断言したい訳ではありません。おそらくは、人件費増やコスト増により、23年も成長率が減速し、更に売り込まれる展開も十分に予想できます。ただし、同社の競争優位性が保たれるならば、いずれは底を脱してきます。
私ならば、このような銘柄をリストアップして、買いのルールを決めます。
- 23-24年のどこかで、底値に到達する前提で動く
- Q毎の決算を確認し、数値に問題がないか観察する
- 決算に問題がなければ、月の上限額を決めて買い下がる
- 相場全体が予想外に大きく下げたら、大きめに買う
- 底値を脱して反転したら、買う枚数は減らしていく
逆張り投資は中級者向けで、あまり人には勧められません。
ただし、MollyさんのようにCFが多い会社員で、リスクを積極的に取りたい人には向いています。株価が下げたら買い下がるため、上昇に転じた時に大きな利益を得られるからです。ただし、金融相場の終盤で逆張り投資に徹し、大金を失っていたグロース投資家も多いことを忘れてはいけないですね。
私がチャンスだと思うのは、次の条件を満たしているからです。
- 高値から82%も下落し、“逆”金融相場の入り口にいること
- ファンダは悪くないのに、過剰に売られていること
- 会社員の給与が多く、十分に買い下がりができること
- 生活が安定してるため、底値まで後2-3年でも待てること
誰にでも、最適な投資手法でない点は注意が必要ですね。
また、同様の銘柄はドキュサイン以外にもたくさんあります。買い増しが負担にならない程度に、銘柄数を絞る方が効果的ですね。10銘柄以上を対象にすると、資金がすぐに底を尽きてしまいますね。リスクが高い逆張り投資は、資金が底を尽きた時点で苦行に変わります。
また、ビジネスの状況が根本的に変われば、撤退することも忘れてはいけません。その意味において、Q毎の決算観察は最重要で、銘柄数を増やすと負担も増えます。
コンサル中に頂いた質問については、以下に簡潔に回答していきます。
その他の「7つの質問」について回答?
①日本株の比率が多いと感じており、いつどのような考え方で売却するか、迷っております
→売却のタイミングについては、いつでも良いと思います。なぜならば、購入金額は大きくなく、全体のPFに与える影響は小さいからです。新たな投資先が見つかった段階で、必要な分を売却していきたいですね。
ただし、売却する順番は、基本的には評価損失額(%)が大きいものからです。投資に限らず何でもそうですが、悪いものから順番に取り除くべきです。評価損失額が大きい保有銘柄とはつまり、悪性のガンと同じだと考えてください。
また、ドル転するならば、個人的にはもう少し待ちたいですね。過去のドル円相場を見る限り、ドル高の現在は最適なタイミングではありません。
②テラドック/プラグパワーは、医療/エネルギーとハイテクのどちらと捉えるか迷っております。
→小型グロース株という括りで見た方が良いですね。なぜならば、過去の株価を見れば分かる通り、グロース投資家が好んで売買する銘柄だからです。彼らが見ている景色とは、医療やエネルギーの将来性ではなく、「売上成長率」と決算の⭕️❌の結果だけです。
③700ドルのキーボード購入時期を迷っております。(円安)
→必要なものであれば、欲しいと思ったタイミングで購入しましょう。
④セクターローテーションで、今は景気後退期(逆業績相場)の初めかなと考えておりますが、やすさんのご認識をお伺いできますと幸いです。また、この相場が変わることを、どうすれば見極められるのでしょうか。ブログに書かれていたようなFBX以外にも、相場が切り替わることの指標がまとまったサイトなどがあるのでしょうか。
→個人的には、金利動向で見ているため、業績相場と逆金融相場の中間です。
ただし、これは専門家によっても見解が分かれます。また、解釈の問題であり、明確に答えがある訳でもありません。相場の指標に関しては、数万種類とあるので意味がないです。欲しい情報がある時に、ネットやSNSを検索します。
⑤情報源を整理できていない、練度が低いと感じています。不況期で上がりそうな医療銘柄、インドへ投資する場合のETF、上場来高値を付けた米国株、上場する有望なグロース株など、どのような情報源から見つけられるのでしょうか。また、ブログで「信頼できる情報」を挙げてらっしゃいましたが、具体的にチェックされている例や、それぞれに掛ける時間のおおよその比率をお伺いできますと幸いです。
→情報の整理や信頼に関しては、単純に経験値の問題ですね。
私の場合は、基本的には決算の情報を重視しています。500銘柄以上を分析しているため、決算時期の定点観測が主軸になります。それ以外は、なんとなくSNSを見るくらいで、決まった情報源がある訳ではないです。
時間的な比率は答えらないですが、重要度は決算の数値が9割です。逆に言うと、決算以外の多くの情報はノイズに過ぎません。
決算で参考にしている具体的な数値は、次の記事にあります。
⑥今後のPF比率の方針を、ご相談してある程度見えるようにしたいです。(例:短期利益狙いであれば、現金比率を下げる、リスクを取ってグロース株などを狙う、ローテーションが終わったセクターの銘柄に信用売りで入るなど)
→投資対象に関しては、ご自身が既に決めていた通りですね。短期で資産を2-3倍にするならば、必然的に現金比率を上げて集中投資になります。
イナゴ銘柄に対する信用売りなどは、コンサルで話した通り私は論外です。
⑦初心者が損しがちな行動をしないようになりたいです。例えばヤフー掲示板で、話題になっている高騰株に売りで入るアイデアや、上場来高値を記録した日本株から買うアイデアを持っていますが、筋は悪いでしょうか。
→ヤフー掲示板やSNSの話題銘柄を見て売買判断する時点で、初心者の域は脱せられないですよね。また、上場来高値を取りに行く方法も、現在の相場では好ましくないです。
経験値を積み中級者を目指すならば、決算を軸にして運の要素を減らす以外に道はないです。
理系出身の人はチャートに規則性を持ち込みますが、個人的にはあまり良い考えだとは思いません。その理由については、コンサルでお話した通りです。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:5年で資産を「4倍」に増やしたい?
Mollyさんから、コンサルの感想を頂きました。
こちらこそ、久しぶりに投資手法や個別株の白熱したお話ができ、とても楽しい時間を過ごせました。過去のコンサルは、指数平均への積立投資を勧めることが多く、1時間を超えて話し込むことは多くないです。
Mollyさんはモチベーションが高く、次から次に質問があり、答える方も純粋に楽しかったです。コンサル時間は2時間になりましたが、コンサル後に追加で支払い(3000円)も頂き本当にありがとうございます。
自分が好きなことで人様からお金を頂けることほど、嬉しいことはありません。
個別株や投資手法に関しては、まだまだ聞き足りないことも多いと思います。私のコンサルは2-3回受けることに意味があると思っているので、また遠慮なくいつでも依頼してください。
また、簡単な内容であればいつでもラインで返信できます。
他の株式投資に関するコンサル内容は次の通りです。