カジノを運営するセンチュリー・カジノスは、経済再開の最も恩恵を受ける銘柄です。意外にも、コロナ禍でも業績は好調で、前年比+39%で過去最高を記録しています。20年3月に1ドルまで下落するも、21年6月は14倍にも高騰しています。
- 「コロナ後の景気回復で、20年11月に株価は4倍に高騰…」
- 「パンデミックで業績が悪化するも、1年で元の水準に回復した…」
- 「株価は低迷が続き、最高値から87%も暴落している…」
センチュリー・カジノスは、米国やカナダ、ホーランドで9つのカジノを経営する米国企業です。意外にも、コロナ禍で過去最高の売上高を記録し、20年は前年比+39%で拡大しています。
個人的には、センチュリー・カジノスは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、景気再開で好業績が期待されるが、PERはすでに割高だからです。21年6月時点のPERは82倍、予想PERも35倍と高いです。コロナ禍でも業績が良かったこと、経済再開期待はすでに株価に織り込まれていますね。
コロナ禍でも業績が好調だった理由は、各州で柔軟に対応できたからです。
また、給付金と失業保険の増額が好業績を後押ししましたね。米国では20年3月に最大1200ドル、12月に600ドル、21年3月にも1400ドルを給付してます。これらの給付金は、株式市場やギャンブルに向かったと言われてます。
経済が本格的に再開する21年後半は、さらに業績を押し上げるかもしれません。
- センチュリーの4半期決算(2021年4-6月)は?
- センチュリーの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 経済再開後の好業績が期待されるが、投資すべでない理由は?
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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
センチュリー・カジノス(CNTY)の四半期決算は?
ストーン(STNE)の過去四半期の決算を紹介します。
20年3Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:9570万ドル(前年比+80%)
- 営業利益:1501万ドル(+297%)
- 純利益:374万ドル(+677%)
- 1株当たり利益:0.13ドル(+550%)
20年4Q決算(2020年12月31日)
- 売上高:8480万ドル(前年比+26%)
- 営業利益:1188万ドル(+96%)
- 純利益:671万ドル(+133%)
- 1株当たり利益:0.23ドル(+133%)
21年1Q決算(2021年3月31日)
- 売上高:7241万ドル(前年比−17%)
- Gaming:83%
- Parti-mutuel:9%
- Food and Beverage:5%
- Hotel:2%
- 営業利益:824万ドル(+185%)
- 純利益:−141万ドル(+96%)
- 1株当たり利益:−0.05ドル(+96%)
1Qの決算は前年比−17%で7241万ドル、営業利益は+185%で824万ドルでした。20年3Qと4Qと比較して売上は下がるも、営業利益ではまだまだ好調が続いています。営業利益率は11%と悪くない数値です。
パンデミックにも関わらず、予想外にもセンチュリー・カジノスは好調です。コロナ直後の20年2Qはマイナスだが、以降は力強く成長しています。好調な理由は、各州において臨機応変に対応していることが要因として挙げられています。
本格的に米国経済が再開すれば、さらに業績を押し上げそうです。
Century Casinoは確かではありませんが、会社の予測に基づくと、財務への悪影響は2020年、場合によっては2021年まで続くでしょう。これらの困難にもかかわらず、Centuryは規制基準を満たし、個々の管轄区域に適応することができました。
同社はコロラド州について話しました。コロラド州では、各都市でゲームフロアの制限が異なり、選出された公務員や州の保健当局と緊密に連携する必要がありました。ミズーリ州では、同社は完全なゲームフロアを開くことができましたが、容量と時間は限られていました。ウェストバージニア州は、センチュリーがゲーム活動の大部分を再開することを許可しましたが、操作と可用性に特定の制限を課しました。
同じくカナダで運営されているCenturyは、2020年9月30日の時点で、ゲーム機全体の60%が稼働を再開し、午前9時30分と午前3時000分に制限されていると報告しました。
21年2Q決算(2021年6月…)
21年2Q決算は、8月6日に公開予定です。
では、センチュリー・カジノスの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか
センチュリー・カジノス(CNTY)の損益計算書は?
センチュリー・カジノスは93年に3.5ドルで上場しました。株価は伸び悩み08年には0.9ドル、20年3月には1.1ドルまで急落しています。しかし、コロナ禍でも業績は好調で、21年6月には最高値の14ドルまで上昇しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、売上高は19年と20年に大きく上昇しています。コロナ禍の20年でも業績は好調で、営業利益率も9.4%と上向いていますね。米国経済が本格的に再開する21年後半は、さらに業績を押し上げるかもしれません。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。好調な業績と対照的に、BPSは20年から減少しています。また、EPSも20年は最大の赤字幅を記録していますね。21年の自己資本比率は17%と少し低いです。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、18年に赤字額が最大に増えています。しかし、その後は赤字幅を縮小し、21年TTMは黒字化に成功しています。意外にも、コロナによるパンデミックは、カジノの現金収入を押し上げていますね。
では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?
センチュリー・カジノス(CNTY)の注目ポイントは?
センチュリー・カジノス(CNTY)の注目すべきポイントを紹介します。センチュリー・カジノスは、米国やカナダ、ホーランドで9つのカジノを経営する米国企業です。意外にも、コロナ禍で過去最高の売上高を記録しています。
注目1:センチュリー・カジノスはコロナで過去最高?
センチュリー・カジノスの四半期毎の売上高推移です。
カジノ業界は中国の景気減速で、15年と16年に大きく落ち込んでいます。しかし、17年を起点として、その後は順調に業績が上向いてますね。意外にも、パンデミックの20年は、過去最高額の売上高を記録しています。
政府の現金支給や失業保険の増額分が、カジノに向かった可能性があります。米国経済が本格的に再開する21年後半は、さらに同社の業績を押し上げそうです。
では、世界的にカジノ業界の市場はどうなっているのでしょうか?
注目2:カジノ市場は20年には1400億ドルになる?
参考:World’s casino giants bet big on the golden Japanese market
2018年時点の世界のカジノ業界の市場推移予測です。
15年と16年は、中国の景気減速により落ち込んでいます。しかしながら、17年以降は再び成長軌道に乗り、年率8.8%で拡大すると予想しています。17年で1220億ドルの市場規模は、20年には1400億ドル前後になると言います。
カジノで最大の都市は、ラスベガスがあるネバダ州ではなくマカオです。マカオの市場規模は330億ドルで、ネバダ州の3.3倍規模です。
近年は実店舗ではなく、オンラインカジノ市場も急速に拡大しています。
注目3:オンラインカジノは27年に1273億ドル?
参考:Online Gambling Market Size, Share & Trends Analysis Report
世界のオンラインギャンブルの市場規模の推移です。
20年のオンラインギャンブルの市場規模は596億ドルです。年率11.5%で成長し、27年には1273億ドルになると予想されています。最も人気が高いのは、欧州で人気が高いスポーツの賭けですね。
実店舗のカジノは、オンラインと競合する可能性もあるため注意が必要です。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:センチュリー・カジノスの四半期決算は?
- 93年に上場した、北米とポートランドでカジノ経営している
- 給付金と失業保険増額で、コロナ禍でもカジノは業績が好調
- 20年は過去最高の売上高で、前年比+39%で成長している
- 19年に5.2%だった営業利益率は、21年に12%に上昇
- 世界のカジノ市場は、17年を起点に再び成長軌道に乗る
- 世界経済が本格的に再開する21年は、好業績が期待できる
個人的には、センチュリー・カジノスは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、景気再開で好業績が期待されるが、PERはすでに割高だからです。21年6月時点のPERは82倍、予想PERも35倍と高いです。コロナ禍でも業績が良かったこと、経済再開期待はすでに株価に織り込まれていますね。
コロナ禍でも業績が好調だった理由は、各州で柔軟に対応できたからです。
また、給付金と失業保険の増額が好業績を後押ししましたね。米国では20年3月に最大1200ドル、12月に600ドル、21年3月にも1400ドルを給付してます。これらの給付金は、株式市場やギャンブルに向かったと言われてます。
経済が本格的に再開する21年後半は、さらに業績を押し上げるかもしれません。
米国や欧州では、オンラインカジノが新たなトレンドになろうとしています。州においては非合法の地域もあるが、税収の確保に向けて合法化する州も増えています。赤字企業だが、21年1Qは前年比+252%で拡大しています。
参考:ドラフトキングス四半期決算|3Q売上高42%増だが損失額は5倍
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。