21年は仮想通貨、ドローン、宇宙、環境銘柄など、様々なテーマ株が高騰しています。エアロジェット・ロケットダイン(AJRD)は、ロケットエンジンを提供する会社です。株価は20年7月から2倍近くまで高騰しています。
- 「ロケット開発のAJRDは、20年7月から2倍に上昇した…」
- 「米国NASAなど、政府機関の受注が9割を占めている…」
- 「宇宙ビジネスが活発化し、売上と利益が順調に増加している…」
エアロジェットは、米国の航空宇宙・防衛製品メーカーです。ミサイルとロケットエンジンの開発に強みがあり、主要顧客は軍事企業ロッキードマーチンと米国NASAです。ロケットエンジンに強みがあり、9割は政府関連の受注が占めます。
個人的には、エアロジェットは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、21年は宇宙ビジネスがさらに活発化するからです。人工衛星は年々増加し、30年には17年の16倍の5千基が打ち上げられます。エアロジェットは競争力がある企業で、営業利益率は11%と高い点も評価できます。
ただ、エアロジェットはロッキードマーチンに買収されます。
そのため、エアロジェット株を購入しても、ロッキードマーチンに投資する事になりますね。ロッキードマーチンは超優良企業なので安心して投資できる銘柄です。また、PERも13倍と割安で長期保有したい銘柄のひとつですね。
宇宙ビジネスも活発化するため、株価上昇も期待できそうです。
- エアロジェットの4半期決算(2020年9-12月)は?
- エアロジェットの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 競合が強い宇宙ビジネスで、既存企業は競争に勝てるのか?
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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
エアロジェット(AJRD)の四半期決算は?
エアロジェット・ロケットダイン(AJRD)の四半期決算を紹介します。
20年2Q決算(2020年6月30日)
- 売上高:5.12億ドル(前年比+5%)
- 営業利益:0.617億ドル(−4%)
- 純利益:0.392億ドル(−11%)
- 1株当たり利益:0.47ドル(−12%)
20年3Q決算(2020年9月30日)
- 売上高:5.28億ドル(前年比+9%)
- 営業利益:0.474億ドル(−2%)
- 純利益:0.317億ドル(−3%)
- 1株当たり利益:0.38ドル(−2%)
20年4Q決算(2020年12月30日)
- 売上高:5.57億ドル(前年比+6%)
- Aerospace and Defense:5.56億ドル(+6%)
- Real Estate:0.5億ドル(−76%)
- 営業利益:0.551億ドル(+30%)
- 純利益:0.354億ドル(+39%)
- 1株当たり利益:0.43ドル(+43%)
4Qの売上高は前年比6%増で5.57億ドル、営業利益は30%増で0.551億ドルでした。売上高は2Qと3Qに引き続き順調に拡大していますね。営業利益率は9.8%と過去と平均しても悪くはありません。
航空宇宙・防衛製品を開発するエアロジェットは、軍事最大手のロッキードが44億ドルの買収案が出ています。規制当局の審査対象だが、計画通りに進めば21年の下半期に完了します。
エアロジェットの売上高は、ロッキードマーチンの34分の1です。
21年1Q決算(2021年3月…)
21年1Q決算は、21年5月20日に公開予定です。
では、ヴァージンの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
エアロジェット(AJRD)の10年の損益計算書は?
エアロジェットは1981年に3.8ドルで上場しました。株価は伸び悩むも、11年頃から急上昇していますね。21年3月現在は51ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書をみると、売上高も営業利益も順調に拡大していますね。12年に1.6%だった営業利益率は、19年には11.6%まで増えています。ロケットエンジンは、宇宙ビジネスが活発化することで需要が増してるからです。
営業利益率は、業界最大手のロッキードマーチンと同じ水準です。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。20年TTMでは落ち込むも、BPSは順調に増加していますね。EPSは17年以降に横ばいが続いています。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、安定して増加しています。投資CFが低く抑えられてる中で、営業CFは着実に増えています。ミサイルやロケットエンジンの開発は、優良ビジネスだと分かりますね。
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
エアロジェット(AJRD)の注目ポイントは?
エアロジェット・ロケットダイン(AJRD)に投資する上で注目すべきポイントを紹介します。エアロジェットは、ミサイルとロケットエンジンを開発する企業です。
注目1:主要顧客はロッキードマーチンで29%?
エアロジェットの主要顧客とエンドユーザーの割合です。
エアロジェットは、ミサイルとロケットエンジンを開発する企業です。そのため、最大主要顧客は軍事企業のロッキードマーチンです。それから、ミサイルを開発するレイセオンや衛星打ち上げのULA、米国NASAが続きますね。
最終的なエンドユーザーの多くは、米国政府の主要機関です。コロナ禍でも売上が安定してる理由は、政府関連の受注が多いからですね。
最大顧客のロッキードマーチンが、宇宙ビジネスを強化するために買収します。
注目2:世界最大の軍事企業ロッキードマーチンが買収?
最大顧客のロッキードマーチンが、エアロジェットを買収しますね。ロッキードマーチンは世界最大の軍需企業です。
ロッキードマーチンが買収する理由は、米国政府との宇宙契約を獲得するためです。宇宙関連ビジネスは、スペースXやブルーオリジンの参入により競争が激化しています。強力な新興企業に対抗するには、宇宙事業を強化する必要があるからです。
エアロジェットは、宇宙計画発足してから1600以上の打ち上げに貢献しています。NASAが売上高の3割を占め、米国政府からの受注が9割を超えています。
21年も宇宙ビジネスは活発化し、衛星打ち上げは増えていきます。
注目3:30年には5千基が打ち上げられる?
世界の人工衛星打ち上げ数の推移です。
2017年に打ち上げられた衛星は310基だけでした。打ち上げ数は年々拡大傾向にあり、30年には5000基になる見込みです。衛星コンステレーションを実現するには、たくさんの小型衛星が必要だからです。
スペースXは、1.2万基の人工衛星を配置する事を目指しています。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:エアロジェット(AJRD)の四半期決算は?
- 1981年に上場した、米国の航空宇宙・防衛製品メーカー
- ロケットエンジンが強みで、1600以上の打ち上げに携わる
- 主要顧客は軍事企業と米国NASAで、9割は政府関連の受注
- 売上高と営業利益は着実に増加し、利益率は11%と高い
- 21年後半に、主要顧客のロッキードマーチンに買収される
- ロッキードマーチンは優良企業で、PER13倍で割安である
- 買収する理由は、宇宙関連の新興企業との競争が激化したため
個人的には、エアロジェットは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、21年は宇宙ビジネスがさらに活発化するからです。人工衛星は年々増加し、30年には17年の16倍の5千基が打ち上げられます。エアロジェットは競争力がある企業で、営業利益率は11%と高い点も評価できます。
ただ、エアロジェットはロッキードマーチンに買収されます。
そのため、エアロジェット株を購入しても、ロッキードマーチンに投資する事になりますね。ロッキードマーチンは超優良企業なので安心して投資できる銘柄です。また、PERも13倍と割安で長期保有したい銘柄のひとつですね。
宇宙ビジネスも活発化するため、株価上昇も期待できそうです。
ロッキードマーチンは世界最大の軍事企業です。業界最大手で前年比7%前後で拡大してる上に、高配当銘柄としても知られます。中国、中東、ロシアなど軍事的な脅威がなくなる事はないですね。
参考:ロッキードマーチンの四半期決算|20年4Qは好調でもPERは13倍?
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。