やす@米国株決算オタク(520銘柄を観察)

ヴィーバ・システムズ(VEEV)四半期決算|26年3Qは+16%と横ばい

ヴィーバ・システムズは、製薬業界向けにソフトを提供する米国のSaaS企業です。創薬のペーパー・ワークを全てオンライン化し、煩雑な手続きを簡素化したプラットフォームを提供します。特殊な業界で大手汎用CRM(セールスフォースなど)は、参入が難しく実質的に独占企業です。

26年2Qの売上成長率は前年比+16%、3Qも+16%と安定しています。

  • 「SaaS死で、株価は高値から−41%も暴落してる…」
  • 「利益率は28%、26年2月の予想PER35倍は割高か..」
  • AI Agetntを導入してるが、26年も売られる続ける…」

個人的には、ヴィーバ・システムズは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、技術革新によっていずれは市場自体が縮小していくと思うからです

ただし、26年2月時点では、AI技術をサービスに組み込むことで同社の業績は再加速しています

ヴィーバのAI Agentsは、MRの訪問準備を支援する「Pre-call Agent」や音声入力を可能にする「Voice Agent」、コンプライアンスを自動チェックする「Free Text Agent」などです。

ヴィーバが提供するCRMは、実質的には業界を独占しています。

なぜならば、製薬業界特有の複雑な規制が多く、AI学習に使われるデータや慣例も業界特有だからですそのため、セールスフォース(CRM)のような大手汎用CRMは参入できていません。

26年4Qの売上予想は、8.08億ドル(前年比+12%)です。

26年2月の予想PERは35倍は割高ではありません。

VEEVの投資判断したい人向け
  1. VEEVの4半期決算(25年9-12月)は?
  2. VEEVの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. デジタルピーク後の21年でも、業績や株価は好調なのか?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ヴィーバ・システムズ(VEEV)の四半期決算は?

ヴィーバ・システムズ(VEEV)の四半期決算を紹介します。

26年1Q決算(25年6月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:7.59億ドル前年比+16%
  2. 営業利益:—億ドル(—%)
  3. 純利益:2.28億ドル(+41%)
  4. 1株当たり利益:1.97ドル(+31%)

26年2Q決算(25年9月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:7.89億ドル前年比+16%
  2. 営業利益:—億ドル(—%)
  3. 純利益:2.00億ドル(+17%)
  4. 1株当たり利益:1.99ドル(+22%)

26年3Q決算(25年12月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:8.11億ドル前年比+16%)◯
  2.  Subscription services:6.82億ドル(+17%
  3.  Professional services:1.28億ドル(+8%
  4. 営業利益:2.40億ドル(+32%)
  5. 純利益:2.36億ドル(+27%)
  6. 1株当たり利益:1.40ドル(+23%)◯

3Qの売上高は前年比+16%で8.11億ドル、営業利益は+32%で2.40億ドルでした。26年1Qや2Qに続き、3Qの売上と利益は好調ですね。営業利益率も29.5%と過去最高に高い水準です。

26年4Qの売上予想は8.08億ドル(前年比+12%)です。

26年通期の売上予想は、31.67億ドル(+15%)です。

「イノベーションを通じて業界をリードし続けるVeeva AIは、ライフサイエンス業界が生産性と顧客中心主義を新たなレベルに引き上げるのに役立つ、業界特化型AIという当社のビジョンを実現します」と、CEOのピーター・ガスナーは述べています。「Veeva AIは急速に進化しており、早期導入プロジェクトは、Veevaアプリケーションで実行される高度で特化されたAIエージェントの明確な価値を実証しています。」

Highlights

• Veeva AIの進歩は継続し、重要なマイルストーンを達成 – Veeva AIは、ライフサイエンス業界の生産性と実行を根本的に変革する、業界特化型のディープラーニングAIエージェントを提供するという戦略に注力し、急速に前進しています。CRMおよび商用コンテンツ向けの最初のエージェントは12月初旬のリリースに向けて順調に進んでおり、R&D、品質管理、および追加の商用エージェントは2026年にリリース予定です。

• 優れた製品力とカスタマーサクセスでCRMをリード – Veeva Vault CRMは好調な四半期を迎え、新規顧客23社を獲得し、現在115社のお客様が稼働中ですこの四半期は、日本のバイオ医薬品企業トップ20社への大規模な導入が目立ったことで、Vault CRMのグローバルな複雑性に対応できる奥深さと能力を実証しました。これは、主要地域で稼働中のトップ20バイオ医薬品企業2社に続く成功例です。

• R&Dを変革する大規模な開発クラウド機会の早期実現 – Veevaは、ライフサイエンス分野における最大の前進機会であるVeeva Development Cloudの推進において、大きな進歩を遂げました。当四半期には、上位20社のバイオ医薬品企業のうち3社がVeeva Development Cloudアプリケーションを社内標準として採用しました。これには、Veeva Study Startup、Veeva Study Training、Veeva Safetyの各アプリケーションが含まれます。Development Cloudの最新領域である安全性分野では、上位20社のバイオ医薬品企業のうち3社が当四半期に導入しました。業界が医薬品安全性監視の近代化を支援するためにVeevaに期待を寄せる中、Veevaは数々の重要な機会を創出しました。

参考:Veeva Announces Fiscal 2026 3 Quarter Results

26年4Q決算(26年3月…)

26年4Q決算は、5月4日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ヴィーバ・システムズ(VEEV)の損益計算書は?

ヴィーバ・システムズは13年に44ドルで上場しました。株価は右肩上がりで上昇を続け、常に最高値を更新し続けています。23年9月は195ドル、26年2月は175ドルで推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高も利益も順調に拡大しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)です。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ヴィーバ・システムズ(VEEV)の注目ポイントは?

ヴィーバ・システムズに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。ライフ・サイエンスに特化した、製薬会社向けのクラウド・サービスです。創薬のペーパー・ワークをオンライン化し、ルールに基づいて記録するプラットフォームを提供します。

注目1:MR従事者に営業用のCRMソフトを提供?

参考:ヴィーヴァ・システムズ【VEEV】製薬業界向けクラウドCRM

07年にクラウドベースのソフトウェア企業として創業したヴィーバ・システムズは、当初はMR従事者(医療情報担当者)に営業用のCRM(顧客管理システム)を提供していました。CRMとは、顧客との良好な関係性を構築するための業務ツールです。

現在は、ライフサイエンス領域に幅広く展開しています。16年に20%だったCRM以外の売上高は、20年には50%近くまで上昇しています。

特に業績が好調なのは、製薬企業向けのVeeva Vaultです。

注目2:製薬会社に創薬プロセスのSaaSソフトを提供?

参考:ヴィーヴァ・システムズ【VEEV】製薬業界向けクラウドCRM

クラウドベースのVeeva Vaultの売上高と顧客数推移です。

Veeva Vaultとは、製薬業界向けのクラウドベース・コンテンツ管理システムです。具体的には、創薬に伴う規制文書の効率的管理、臨床試験、臨床データ、規制当局のやり取りや申請書類を簡略化するプラットフォームです。

開発プロセスが煩雑な創薬で、利便性が高いシステムを提供しています。そのため、売上高と顧客数は年々順調に増加していますね。18年の顧客数は386、売上高は1.97億ドルまで増えています

四半期毎のサブスクリプションの推移を見ると、順調に増加しています。

注目3:サブスク売上高は前年比+27〜36%で拡大?

参考:Q4’21 Quarterly Results

サブスクリプションの四半期毎の売上高の推移です。

ヴィーヴァ・システムズのサブスクリプションの売上高は、全体の8割を占めています。サブスクリプションは、「Commercial Cloud」と「Vault」の2つの事業があります。Vault(黄色)の成長率が高く、前年比+35%前後で拡大していますね

21年以降も30%前後の成長率で拡大が続きそうです。

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ヴィーバ・システムズの四半期決算は?

VEEVの注目ポイントは...
  1. 13年に上場した、製薬業界に特化した米国SasS企業
  2. 創薬のペーパー業務を全てオンライン化、手続きを簡素化する
  3. サブスクの売上高は8割、前年比30%前後で成長してる
  4. 売上高は順調に拡大し、営業利益率は24%で安定してる
  5. 競合企業が少なく、投資CFが少ない優良ビジネスである

個人的には、ヴィーバ・システムズは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上高も営業CFも右肩上がりで増え続けているからです競合が少ない特殊なビジネスで、21年の営業利益率は27%と高いです。また、21年は株価が伸び悩んでいることで、以前ほどの割高感はありません。

21年12月時点の予想PERは69倍まで下がりました。将来性が高い優良企業なのは間違いなく、株価が下がる局面があれば購入したい銘柄です。

競合ではないが、同じように成長してる優良銘柄でアンシス(ANSS)があります。同社も21年に株価が伸び悩み、買いやすい水準まで下げていますね。

参考:アンシス(ANSS)四半期決算|21年3Qは前年比+20%に加速

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