20年後半からBTCが上昇し、21年2月時点では500万円まで上昇しています。BTC採掘者であるMARAの株価は、20年10月から22倍にも高騰しています。でも、仮想通貨と関連銘柄は、21年も上昇を続けるのでしょうか?
- 「20年後半から上昇し、21年にはBTC500万円を超える…」
- 「仮想通貨が高騰し、MARA社も株価が22倍に高騰している…」
- 「希少性の法則では、21年後半には1千万円まで上昇する…」
MARAは特許関連のプロバダーとして2010年に設立した米国企業です。現在は特許事業から完全に撤退し、米国最大のBTC採掘者として注目を集めています。20年10月から株価は22倍にも高騰しています。
しかしながら、個人的にはMARA社は投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、マイニング機器を購入して、採掘するだけで株価が高騰してるからです。20年後半にBTC価格が上昇したことで、収益は前年比で159%も増えました。しかしながら、営業損失額は収益の2.5倍以上の赤字企業です。
仮想通貨が下落すれば、暴落が確実な銘柄に投資したくないですよね。
BTCなどの暗号通貨は、需給関係や価値の裏付けがありません。そのため、将来の動向を予測して投資することが困難です。21年後半に1千万円を超えると予想する投資家もいるが、具体的な根拠となる数値は乏しいです。
BTCは21年も順調に上昇すると思います。
しかしながら、投機で売買したくないため、仮想通貨関連に投資することはありません。過度なリスクを冒さなくても、株式投資では利益を得ることは十分に可能だからです。
- MARAの4半期決算(2020年9-12月)は?
- MARAの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 21年後半には、本当にBTCは1千万円まで上昇するの?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
マラソンパテント(MARA)の四半期決算は?
マラソンパテント(MARA)の四半期決算を紹介します。
20年1Q決算(2020年3月31日)
- 売上高:59万ドル(前年比+156%)
- 営業利益:−109万ドル(—)
- 純利益:−105万ドル(—)
- 1株当たり利益:—(—)
20年2Q決算(2020年6月31日)
- 売上高:28万ドル(前年比−19%)
- 営業利益:−179万ドル(—)
- 純利益:−216万ドル(—)
- 1株当たり利益:—(—)
20年3Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:83万ドル(前年比+159%)
- 営業利益:−199万ドル(前年度−80万ドル)
- 純利益:−199万ドル(前年度−75万ドル)
- 1株当たり利益:−0.06(−0.12ドル)
3Qの売上高は前年比159%増で83万ドル、営業利益は−199万ドルでした。BTC価格が20年後半に上昇したことで、3Qは好調でしたね。特許関連の事業だったが、現在はBTCのマイニングで収益を得ています。
21年2月時点でBTCは500万円を超えています。そのため、20年4Qの収益も好調ですね。利益がどうなるか注目したいですね。
20年4Q決算(2021年12月…)
21年1Q決算は、21年3月22日に公開予定です。
では、MARAの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
マラソンパテントの10年間の損益計算書は?
MARAは2012年に119ドルで上場しました。15年に最高値146ドルを付けるも、その後の株価は下落しています。20年4月に0.4ドルまで下落するも、21年2月現在は43ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、売上高は17年以降に100万ドルまで下落しています。17年からパテント事業を撤退し、仮想通貨関連に移行したと推測できます。20年あたりから、BTCマイニング機器を購入しています。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは14年から大きく減少していますね。EPSは常に赤字だが、17年以降は改善傾向にあります。BTC価格が高騰した21年は、EPSを押し上げるかもしれません。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、フリーCF(営業CF−投資CF)は16年以外は赤字です。20年TTMに投資CFが拡大してるのは、マイニング機器を大量に購入したからだと思います。
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
マラソンパテント(MARA)の注目ポイントは?
マラソンパテントグループの注目すべきポイントを紹介します。マラソンパテントグループは、ビットコインのマイニング(採掘)会社です。そのため、収益はビットコインの価格に依存します。
注目1:MARAのハッシュパワーは2%まで拡大?
MARAは、北米最大のBTCマイニング(採掘)の1社です。
マイニング機器を販売する世界最大のBitmain社と大規模な長期購入契約を結びました。20年8月には、次世代採掘機器「Antminer S19 Pro」を1万500台も購入しています。
MARAはモンタナ州ハーディンで独自のデータセンターを運用しています。この施設には、採掘機器2.15万台が稼働すると言います。これはBTCネットワーク全体のハッシュパワー2%に相当する規模です。
BTC価格に続き、マイニング機器も高騰しています(参考:ナスダック上場企業が新型マイニング機器を大量購入)
では、ビットコインの高騰はいつまで続くのでしょうか?
注目2:BTC価格は21年に1000万円を超える?
ビットコインは、21年に1000万円を超えると予想する人もいます。
- ゴールドやシルバーなど金属は、希少性が高いほど市場規模が大きい
- 希少性の法則は関係式で表現でき、ビットコインにも当てはまる
- 希少性の法則によると、20年5月から24年までに10倍に上昇する
- 半減期により、21年までは価格が上がりやすい環境が整う
実際にBTC価格は、半減期に連動して上昇している事が分かります。
半減期とは、採掘者がマイニング報酬として得られるBTC枚数が半分に減る現象です。半減期は4年に1度のペースで発生し、1回目は12年11月、2回目は16年7月、3回目は20年5月に起きています。
半減期を迎えることで、希少性が高まりBTC価格は上昇しますね。
この法則に妥当性があるかは分かりません。ただ、個人的にはビットコインを購入することはないです。なぜならば、21年2月時点でビットコインは、すでに400万円まで上昇してるからですね。
この時点では、もうBTC購入の検討時期は終わっています。この段階から入るのは、ただのリスクが高い投機でしかないですね。仮に理論が正しかったとしても、BTC価格は2倍に増えれば良い方です。
購入を検討するならば、BTC価格が100万円前後の時ですね。
注目3:20年10月から株価は22倍に上昇?
BTC価格の上昇に合わせて、MARAの株価も高騰しています。
MARA(青色)の株価は、BTC(水色)よりも8倍のペースで上昇しています。MARA社は、20年10月から株価が22倍に上昇していますね。多くの個人投資家が、BTC関連に殺到してる事が分かります。
個人的には、ギャンブルのような投資をしたいとは思いません。
MARAはすでにマイニング以外で事業の実態はありません。マイニングマシンを購入して、ビットコインを採掘するだけの会社です。仮想通貨が下落すれば、確実に暴落する銘柄に投資したくはないですね。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:マラソンパテント(MARA)の四半期決算は?
- 2012年に上場した、米国の特許関連のプロバイダー企業
- 特許事業から撤退し、20年は北米最大のBTC採掘企業となる
- マイニング機器販売のBitmain社と長期購入契約を締結した
- BTCネットワーク全体のハッシュパワー2%の規模を持つ
- BTC価格で収益が3桁成長するも、営業利益は2.5倍の赤字
- 希少性の法則によると、21年後半にBTCは1千万円になるかも
個人的には、MARA社は投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、マイニング機器を購入して、採掘するだけで株価が高騰してるからです。20年後半にBTC価格が上昇したことで、収益は前年比で159%も増えました。しかしながら、営業損失額は収益の2.5倍以上の赤字企業です。
仮想通貨が下落すれば、暴落が確実な銘柄に投資したくないですよね。
BTCなどの暗号通貨は、需給関係や価値の裏付けがありません。そのため、将来の動向を予測して投資することが困難です。21年後半に1千万円を超えると予想する投資家もいるが、具体的な根拠となる数値は乏しいです。
BTCは21年も順調に上昇すると思います。
しかしながら、投機で売買したくないため、仮想通貨関連に投資することはありません。過度なリスクを冒さなくても、株式投資では利益を得ることは十分に可能だからです。
マラソンパテントの競合企業は業界2番手のライオット・ブロックチェーン(RIOT)です。マラソンパテントと同様に、20年2月から株価が22倍に高騰しています。
参考:ライオット・ブロックチェーンの四半期決算|BTC高騰で株価は22倍
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。