中国の消費者金融である360ファイナンスは、経済再開の恩恵を受ける銘柄です。コロナ後の融資が加速し、ローン商品の売上高は前年比2倍で伸びています。株価は5倍に高騰するも、中国リスクもあり21年6月のPERは7.6倍と割安です。
- 「経済再開で融資は加速、株価は20年3月から5倍に上昇…」
- 「ローン金融商品の売上高は、前年比2倍で拡大してる…」
- 「営業利益率は52%だが、中国リスクでPERは7.6倍と低い…」
フィンボリューションは、オンライン消費者金融サービスを提供する中国企業です。消費ローン商品、自己判断投資ツール、自動投資ツールなど、借り手や投資家に便利な商品を提供します。ローン商品の売上高は前年比2倍で伸びています。
個人的には、フィンボリューションは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、規制が厳しい中国でも、売上高と利益が順調に伸びているからです。20年の売上高は前年比+32%、営業利益率は21%と高いです。金融規制で売上高が減少するフィンテック企業もあるが、同社は力強く伸びていますね。
21年1Qは前年比+1%だが、ビジネスは依然として好調です。
21年3月末の累計登録ユーザー数は1.253億人、21年3月のユニークな借り手は320万人でした。新規借入者の総数は1千万人で、前年比+169%で増えています。新規の借り手合計に対する融資額は56億人民元で、前年比+250%でした。
中国リスクもあり、21年6月時点のPERは7.6倍で割安です。
- フィンボリューションの4半期決算(2021年4-6月)は?
- フィンボリューションの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 中国リスクがあるが、PER7.6倍は割安な理由は?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
フィンボリューション(FINV)の四半期決算は?
フィンボリューション(FINV)の過去四半期の決算を紹介します。
20年3Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:17.93億元(前年比+12%)
- 営業利益:10.16億元(+56%)
- 純利益:6.03億元(+1%)
- 1株当たり利益:2.05元(+8%)
20年4Q決算(2020年12月31日)
- 売上高:20.81億元(前年比+41%)
- 営業利益:11.33億元(+68%)
- 純利益:4.94億元(+20%)
- 1株当たり利益:1.70元(+25%)
21年1Q決算(2021年3月31日)
- 売上高:21.13億元(前年比+1%)
- Loan facilitation service fees:7.61億元(2倍)
- Post-facilitation service fees:2.26億元(+24%)
- Guarantee income:6.59億元(−43%)
- Net Interest income:2.80億元(−11%)
- Other:1.85億元(2.2倍)
- 営業利益:11.01億元(−12%)
- 純利益:5.90億元(+40%)
- 1株当たり利益:2.00元(+48%)
1Qの売上高は前年比+1%で21.13億元、営業利益は−12%で11.01億元でした。20年3Qと4Qと比較して、売上高と営業利益は少し減速していますね。営業利益率は52%と継続して高いです。
売上高は少し減速しているが、ビジネスは好調に推移しています。
21年3月末の累計登録ユーザー数は1.253億人、21年3月のユニークな借りては320万人でした。新規借入者の総数は1千万人で、前年比+169%で増えています。新規の借り手合計に対する融資額は56億人民元で、前年比+250%です。
中国では融資ビジネスが加速していると言えます。
21年2Q決算(2021年6月…)
21年2Q決算は、8月24日に公開予定です。
では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
フィンボリューション(FINV)の損益計算書は?
フィンボリューションは17年11月に13ドルで上場しました。上場後は下落し続け、20年3月に1.4ドルを付けた後に大きく反発しています。21年6月は8.6ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、順調に売上は上昇しています。少し伸び悩んでいた売上高は、20年に大きく上昇していますね。営業利益率も最高値38%より減少するも、21年は21%とそれなりに高いです。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは緩やかに上昇し、EPSは18年に大きく伸びています。21年の自己資本比率は58%と高いです。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、19年以外は順調に推移しています。オンラインの消費金融サービスは、利益率が高い優良ビジネスですね。
では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?
フィンボリューション(FINV)の注目ポイントは?
フィンボリューション(FINV)の注目すべきポイントを紹介します。フィンボリューションは、オンライン消費者金融サービスを提供する中国企業です。消費ローン商品、自己判断投資ツール、自動投資ツールなど、借り手や投資家に便利な商品を提供します。
注目1:フィンボリューションは消費者金融で上位企業?
オンラインの消費者金融のライバル企業の推移です。
消費者金融で最も伸びているのは、360ファイナンス(QFIN)ですね。売上順に左から並べると、2番手はレキシンフィンテック(LX)、3番手はクディアン(QD)、4番手はフィンボリューションと続きます。
将来的にも順調に売上と利益を伸ばすのは、360ファイナンスだと言えますね。
参考:360ファイナンス(QFIN)四半期決算|プラットフォーム売上が3倍
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:フィンボリューションの四半期決算は?
- 17年11月に上場した、消費者金融の中国企業である
- 消費ローン商品以外には、投資家向けにツールも提供してる
- 売上比率36%のローン商品事業は、前年比2倍で伸びてる
- 21年3月末の累計登録ユーザー数は、1.253億人に増加
- 売上高は順調に上昇し、20年は前年比+32%で増える
フィンボリューションは、オンライン消費者金融サービスを提供する中国企業です。消費ローン商品、自己判断投資ツール、自動投資ツールなど、借り手や投資家に便利な商品を提供します。ローン商品の売上高は前年比2倍で伸びています。
個人的には、フィンボリューションは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、規制が厳しい中国でも、売上高と利益が順調に伸びているからです。20年の売上高は前年比+32%、営業利益率は21%と高いです。金融規制で売上高が減少するフィンテック企業もあるが、同社は力強く伸びていますね。
21年1Qは前年比+1%だが、ビジネスは依然として好調です。
21年3月末の累計登録ユーザー数は1.253億人、21年3月のユニークな借り手は320万人でした。新規借入者の総数は1千万人で、前年比+169%で増えています。新規の借り手合計に対する融資額は56億人民元で、前年比+250%でした。
中国リスクもあり、21年6月時点のPERは7.6倍で割安です。
中国フィンテック企業で最も好調なのは、360ファイナンスです。利益率が高いプラットフォーム事業の売上高は前年比3倍で加速しています。中国リスクもあり、360ファイナンスのPERも7.6倍と割安です。
参考:360ファイナンス(QFIN)四半期決算|プラットフォーム売上が3倍
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。