やす@米国株決算オタク(520銘柄を観察)

マイクロストラテジーの四半期決算|BTC高騰で株価は8倍に上昇?

20年後半からBTCが上昇し、21年2月時点では500万円まで上昇しています。仮想通貨銘柄のMSTR社の株価も、20年10月から8倍に高騰していますねでも、仮想通貨と関連銘柄は、21年も上昇を続けるのでしょうか?

  • 「20年後半から上昇し、21年にはBTC500万円を超える…」
  • 「仮想通貨が高騰し、MSTR社も株価が8倍に高騰している…」
  • 「希少性の法則では、21年後半には1千万円まで上昇する…」

マイクロストラテジーはビジネスデータの管理・分析サービスを提供する会社です。同社はBTC保有量が最も多い上場企業としても知られています。34.4億ドルのBTCを保有し、全体の0.4%を占めます。

しかしながら、個人的にはMSTR社は保有したい銘柄ではありません。

なぜならば、仮想通貨を保有している事実だけで、株価が8倍にも高騰したからですBTC価格よりも2倍のペースで上昇し、個人投資家が仮想通貨銘柄に殺到している事が分かります。

21年後半にも、BTCは1千万円になると予想する投資家もいます。

その理論が正しいかは不明だが、個人的にはBTCに投資する事はありません。なぜならば、21年2月時点で500万円まで高騰してるからです。仮に1千万円まで上昇しても、2倍の利益にしかならないですね。

株式投資では、リスクが低く2倍になる銘柄は少なくありません。あえて、リスクが高い仮想通貨関連に投資する理由はないですね。ただし、仮想通貨の推移は今後も注意深く観察したいです。

マイクロストラテジーの投資判断したい人向け
  1. マイクロストラテジーの4半期決算(2020年9-12月)は?
  2. マイクロストラテジーの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 21年後半には、本当にBTCは1千万円まで上昇するの?

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

マイクロストラテジー(MSTR)の四半期決算は?

マイクロストラテジーの四半期決算を紹介します。

20年2Q決算(2020年6月31日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:1.11億ドル(前年比−6%
  2. 営業利益:0.063億ドル(—)
  3. 純利益:0.033億ドル(−83%)
  4. 1株当たり利益:0.35ドル(−82%)

20年3Q決算(2020年9月31日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:1.27億ドル(前年比+6%
  2. 営業利益:0.23億ドル(+422%
  3. 純利益:−0.14億ドル(−246%)
  4. 1株当たり利益:−1.48ドル(−257%)

20年4Q決算(2020年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:1.313億ドル(前年比−2%
  2. 営業利益:0.004億ドル(−96%)
  3. 純利益:—(—)
  4. 1株当たり利益:0.39ドル(—)

4Qの売上高は前年比2%減で1.313億ドル、営業利益は96%減で0.004億ドルでした。コロナ禍もあり3Qの業績は好調だったが、4Qは再び低迷していますね。

仮想通貨銘柄で株価は8倍に高騰するが、業績は良くないですね。21年1Q決算も期待できないと思います。

21年1Q決算(2021年4月…)

20年1Q決算は、21年4月29日に公開予定です。

では、マイクロストラテジーの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

マイクロストラテジーの10年間の損益計算書は?

マイクロストラテジーは1998年に141ドルで上場しました。ドットコムバブルで20年に3100ドルまで上昇するも、その後は8ドルまで下落しています。仮想通貨の上昇で、21年2月現在は1034ドルまで上昇してます。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は12年をピークに減少しています。また、19年には営業利益は赤字まで転落していますね。ハイテクが好調な時期でも、本業のビジネスは成功しているとは言えません

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは19年に減少するも、一貫して上昇していますね。対して、EPSはほぼ上昇してない事が分かります。

BTC価格が20年に急騰したことで、同社のPBR(株価純資産倍率)は20倍まで増えていますPBRの目安は1倍なので、20倍は割安だと言えます。ただし、BTC価格に依存するためPBRの変動は大きいですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

ハイテク企業であるマイクロストラテジー社は、投資CFが少なくフリーCF(営業CF−投資CF)を得やすいビジネスですね。20年TTMに投資CFが拡大してるのは、仮想通貨の購入に費やしたからです。

同社はビットコインを購入するために、20年に6.5億ドルの社債を発行してます

では、私たち投資家はマイクロストラテジーをどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

マイクロストラテジーの注目ポイントは?

マイクロストラテジーに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:34.4億ドルのビットコインを保有する会社?

参考: 4Q 2020 Financial Results

マイクロストラテジー社は、大量のビットコインを保有する企業です。

21年2月にも295枚のBTCを追加購入しています。過去の購入分も含めると、71079BTC(約34.4億ドル)を保有しています。BTC時価総額は8638億ドルなので、全体の0.3%を保有してる事になりますね

テスラ社が2月にBTC15億ドルを購入したことで話題になりましたね。マイクロストラテジー社は、テスラよりも倍以上を保有しています。

また、同社は暗号資産分野への参入も計画しています。

そのため、ブロックチェーン・データエンジニアを求人募集しています。募集内容によると「ビットコインについての指標やインサイトを備えた分析プラットフォーム」を構築するチームに参加します。

では、ビットコイン価格はどこまで上昇するのでしょうか?

注目2:BTC価格は21年に1000万円を超える?

参考:ビットコインの価格が2021年に1000万円を超える仕組み

ビットコインは、21年に1000万円を超えると予想する人もいます。

  • ゴールドやシルバーなど金属は、希少性が高いほど市場規模が大きい
  • 希少性の法則は関係式で表現でき、ビットコインにも当てはまる
  • 希少性の法則によると、20年5月から24年までに10倍に上昇する
  • 半減期により、21年までは価格が上がりやすい環境が整う

実際にBTC価格は、半減期に連動して上昇している事が分かります。

半減期とは、採掘者がマイニング報酬として得られるBTC枚数が半分に減る現象です。半減期は4年に1度のペースで発生し、1回目は12年11月、2回目は16年7月、3回目は20年5月に起きています。

半減期を迎えることで、希少性が高まりBTC価格は上昇しますね。

この法則に妥当性があるかは分かりません。ただ、個人的にはビットコインを購入することはないです。なぜならば、21年2月時点でビットコインは、すでに400万円まで上昇してるからですね

この時点では、もうBTC購入の検討時期は終わっています。この段階から入るのは、ただのリスクが高い投機でしかないですね。仮に理論が正しかったとしても、BTC価格は2倍に増えれば良い方です。

購入を検討するならば、BTC価格が100万円前後の時ですね。

注目3:20年10月から株価は8倍に上昇?

BTC価格の上昇に合わせて、同社の株価も高騰しています。

マイクロストラテジー(青色)の株価は、BTC(水色)よりも2倍以上のペースで上昇しています。マイクロストラテジー社は、20年10月から8倍にも高騰していますね多くの個人投資家が、BTC関連に殺到してる事が分かります。

個人的には、ギャンブルのような投資をしたいとは思いません。

マイクロストラテジーの業績を見れば、BTC以外に価値がない事は分かりますね。BTCは価格の変動率が大きく、資産的な裏付けはありません。BTC価値が下がれば、確実に下落する銘柄に投資したくはないですね。

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:マイクロストラテジー(MSTR)決算は?

マイクロストラテジーの注目ポイントは...
  1. 1998年に上場し、データの管理や分析を提供する米国企業
  2. 20年に6.5億ドルの社債を発行し、BTCを購入する
  3. 総額で34.4億ドルのBTCを保有し、全体の0.4%を占める
  4. 21年にはブロックチェーンSEを採用し、仮想通貨事業に参入する
  5. BTCが高騰し株価は8倍になるも、本業のビジネスは不調である
  6. 希少性の法則によると、21年後半にBTCは1千万円になるかも

個人的には、MSTR社は保有したい銘柄ではありません。

なぜならば、仮想通貨を保有している事実だけで、株価が8倍にも高騰したからですBTC価格よりも2倍のペースで上昇し、個人投資家が仮想通貨銘柄に殺到している事が分かります。

21年後半にも、BTCは1千万円になると予想する投資家もいます。

その理論が正しいかは不明だが、個人的にはBTCに投資する事はありません。なぜならば、21年2月時点で500万円まで高騰してるからです。仮に1千万円まで上昇しても、2倍の利益にしかならないですね。

株式投資では、リスクが低く2倍になる銘柄は少なくありません。あえて、リスクが高い仮想通貨に投資する理由はないですね。

会社員が株式投資で成功できない理由とは?

参考:個人投資家の年収は? – 年収300万円未満は49%

会社員投資家が勝てない理由は...
  1. 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
  2. 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
  3. 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
  4. お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
  5. お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
  6. お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
  7. 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
  8. 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
  9. 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない

会社員が株式投資で勝つのは難しいです。

なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます

実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。

会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。

ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。

私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。

21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。

しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました

実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした

私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。

ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月ですまた、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。

しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます

ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます

私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです

コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です

3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです

もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。

ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。

なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです

だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。

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