世界的なパンデミックのコロナの影響で、ワクチン株が注目を集めていますね。エマージェント株は都市封鎖が始まった3月後半から、わずか4ヶ月間で株価が2.5倍に高騰しています。今後は億単位でワクチンが開発製造される事を考えると、私たちはワクチン株に投資した方が良いのでしょうか?
- 「3月のコロナ危機で、ワクチン株は4ヶ月で2.5倍に暴騰した…」
- 「トランプ政権は、ワクチン株に10億ドル単位で投資している…」
- 「ワクチンが世界中に供給されるなら、株価は間違いなく暴騰する…」
ワクチン関連株に投資するならば、個人的にはエマージェント株を選びたいです。
なぜならば、他の研究開発するワクチン会社と違い、製造と量産を下請する会社だからです。ワクチン開発は、どの会社が臨床試験をリードして承認されるか分からず、不確実性が高い投資だと言えます。対して、ワクチン製造で利益を得るエマージェントは確実に儲かりますね。
実際に2Qの売上高は前年比62%増、利益率も大きく改善しています。
エマージェント社は、コロナのワクチン開発で米国のジョンソン&ジョンソン、英国のアストラゼネカと提携しています。他にも、ノヴァヴァックス、ヴァックスアートとも提携していますね。また、ワクチン開発と製造は、21年も22年も続く可能性が高いです。
そのため、長期に渡って利益を享受する可能性が最も高いと言えますね。
- エマージェントの4半期決算(2020年4-6月)は?
- エマージェントの過去10年間の売上高や営業利益は?
- ワクチン関連株の中で、エマージェントが儲かる理由は?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
エマージェント・バイオソリューションズの四半期決算は?
エマージェントバイオソリューションズの四半期決算を紹介します。
第2Q決算(2020年6月30日)
- 売上高:3.947億ドル(前年比+62%)
- Product sales:2.985億ドル(+62%)
- Contract development and manufacturing:0.726億ドル(3.8倍)
- Services:0.236億ドル(ー43%)
- 営業利益:1.260億ドル(前年度−0.7億ドル)
- 純利益:0.927億ドル(前年度−0.95億ドル)
- 一株利益:1.98ドル
エマージェントバイオソリューションズは、ワクチン製造の下請するバイオ会社です。
1998年設立と歴史は古く、炭疽菌ワクチンや天然痘ワクチンの製造も行っています。ワクチン製造は利益だけではなく、社会的に絶対に欠かせない組織です。そのため、合衆国保険福祉省や防衛・国家安全保障関係省庁と深いパイプがあり国策企業としての側面もあります。
20年2Qの売上高は前年比62%増、営業利益は黒字化に成功し1.26億ドルでした。営業利益率も31%と過去にない高水準を出していますね。コロナ環境下で、ウイルス製造の需要が拡大している事が予想できます。
第3Q決算(2020年10月)
2020年10月に公開予定。
では、エマージェント社の売上高や営業利益の10年間の推移はどうなっているのでしょうか?
エマージェント・バイオソリューションズの10年間の損益計算書は?
2008年に11ドルだったエマージェント社の株価は、2020年には10倍の118ドルまで急成長していますね。エマージェント社に100万円を投資すれば、1000万円まで増えていた事になります。では、過去10年間にどのように成長してきたのでしょうか?
エマージェント社の損益計算書やキャッシュフローを紹介します。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、売上高は安定して増えている事が分かります。特に、2018年以降の売上高が大きく膨らんでいる事が分かりますね。営業利益率も波はあるけれども、10〜20%とそれなりに高い水準を維持しています。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)も安定して推移しています。BPSは、2018年以降に特に増加傾向にありますね。EPSは、コロナ環境下で需要が高まり、20年に大きく膨らんでいます。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
営業CFとフリーCF(営業CF−投資CF)は、安定して推移しているとは言えないですね。ワクチン開発や製造は、毎年のウイルス状況に大きく左右されるからです。18年以降は設備投資が大きくなり、フリーCFも拡大傾向にある事が分かりますね。
では、私たち投資家はエマージェント社をどのように判断すれば良いのでしょうか。
エマージェントバイオソリューションズの注目ポイントは?
エマージェントバイオソリューションに投資する上でのポイントを紹介します。
注目1:世界のワクチン市場は年率8.3%で成長してる?
参考:国際医療について考える
コロナによる影響で、世界的にワクチン業界が盛り上がっていますね。
意外と知られていない事実だが、ワクチン市場は年率8.3で拡大する成長産業です。2005年から2011年は年率15.6%で成長していましたね。世界中でコロナが流行した事で、インフルエンザなど別のワクチンを打つ人も増えますよね。感染症の脅威が再確認されたからです。
雪印メグミルクが行なった調査によると、ワクチンを摂取する人の数は多くはありません。
インフルエンザシーズンでも、ワクチン摂取率は25.5%と低いです(参考:インフルエンザの予防接種率は25%)。これだけウイルスの脅威がこれだけ浸透すると、ワクチンの摂取率が高くなる可能性が高いですね。
注目2:大手5社でワクチンの8割の市場を占めている?
参考:国際医療について考える
19年のワクチン市場は417億ドル、24年には584億ドルまで拡大すると予測されています。
意外と大きなワクチン市場だが、大手5社だけで8割を占めています。1位は英国のグラクソスミスクライン、2位はフランスのサノフィ、3位は米国のメルク、4位は米国のファイザー、5位はスイスのノバルティスと続きます。
では、コロナワクチンの最新情報はどうなっているのでしょうか?
注目3:20年2Qは前年同期比62%増も拡大した?
エマージェントバイオソリューションズは、前年度や前四半期と比較して急激に業績を回復させています。売上高は前年同期比で62%増、前四半期で2倍も拡大、営業利益も大きく膨らんでいます。好調な理由は、コロナ環境下でワクチン製造の需要が急増しているからです。
エマージェントバイオソリューションズは間違いなく利益を得られる会社です。
なぜならば、エマージェントバイオソリューションズは、ワクチンを製造し量産する下請け会社だからです。コロナワクチン開発では米国のジョンソン&ジョンソン、英国のアストラゼネカと提携しています。他にも、ノヴァヴァックス、ヴァックスアートとも提携しています。
ワクチン開発合戦では、どこのバイオ会社がリードするかは分かりません。そのため、不確実性が高い投資になりますね。しかしながら、大量生産できる設備があるエマージェントバイオソリューションズは、確実に儲かると言えますね。
1日も早くワクチンを市場に出すために、研究開発と製造はほぼ同時進行で進んでいます。20年2Qの決算でも、早くも業績に影響を与え始めていますね。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
エマージェントバイオソリューションズに投資するべき?
- バイオ会社から、ワクチン製造を下請する会社である
- ワクチン開発はリスクが高いが、下請け会社は確実に儲かる
- 20年2Qは前年比62%増、営業利益率は31%に回復した
- モデルナやバイオエヌテックと違い、コロナ前から黒字である
- ワクチン開発は21年や22年も続き、長いスパンで利益を得られる
ワクチン関連で投資するならば、エマージェントバイオソリューションズが正解だと思います。
なぜならば、ワクチン開発はどこの会社がリードするか分からないが、製造を下請する会社ならば確実に儲かるからです。実際に20年2Qの業績を見ると、エマージェント社は既に結果が出ていますね。売上高は前年比で62%増、営業利益率は31%を超えています。
また、ワクチンの開発と製造は、21年も22年も続く可能性が高いです。なぜならば、インフルエンサと同様にコロナウイルスも変異する可能性が高いからですね。
まとめ:エマージェントバイオソリューションズ決算は?
- 1988年に設立し、ワクチン製造を下請する会社である
- 炭疽菌ワクチンや天然痘ワクチンの製造を独占的に行っている
- 米国政府と安全保障で太いパイプがあり、国策企業でもある
- ワクチン開発でジョンソン&ジョンソンとアストラゼネカと提携してる
- 20年2Qは前年比62%増、営業利益率は31%に回復した
- ワクチン開発は21年や22年も続き、長いスパンで利益を得られる
ワクチン関連株に投資するならば、個人的にはエマージェント株を選びたいです。
なぜならば、他の研究開発するワクチン会社と違い、製造と量産を下請する会社だからです。ワクチン開発は、どの会社が臨床試験をリードして承認されるか分からず、不確実性が高い投資だと言えます。対して、ワクチン製造で利益を得るエマージェントは確実に儲かりますね。
実際に2Qの売上高は前年比62%増、利益率も大きく改善しています。
エマージェント社は、コロナのワクチン開発で米国のジョンソン&ジョンソン、英国のアストラゼネカと提携しています。他にも、ノヴァヴァックス、ヴァックスアートとも提携していますね。また、ワクチン開発と製造は、21年も22年も続く可能性が高いです。
そのため、長期に渡って利益を享受する可能性が最も高いと言えますね。
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。