21年は仮想通貨、ドローン、宇宙、環境銘柄など、様々なテーマ株が高騰しています。電動エアタクシーを製造するアーチャーも、ドローン関連銘柄ですね。21年2月にSPAC上場を発表し株価は上昇しています。
- 「21年2月にSPAC上場、ドローン銘柄で上昇している…」
- 「電動エアタクシーを製造し、NYでライドシェアも提供してる…」
- 「エアモビリティ市場は、35年には6500億ドルまで拡大する…」
アーチャーは、電動エアタクシーを製造販売する会社です。21年2月にSPAC上場し、ティッカーはACICからACHRに変わります。上場時点でユナイテッド航空などから10億ドル分、最大200機のエアタクシーを受注しています。
しかしながら、個人的にはアーチャーは投資したい銘柄ではないです。
なぜならば、エアタクシーを製造するメーカーは、既に競合企業も多いからです。エアモビリティは市場全体が急拡大するが、差別化を図るのが難しい領域ですね。そうなると、コストが低くドローン開発が盛んな中国が強みを持ちます。
ただし、上場したばかりで判断に必要な数値は少ないですね。営業利益率など、今後の業績を見ながら投資判断したいですね。
- アーチャーの4半期決算(2020年9-12月)は?
- アーチャーの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 競合が多いレッドオーシャンで、投資できる銘柄がない?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
アーチャー・エビエーションの四半期決算は?
アーチャー・エビエーション(ACHR)の四半期決算を紹介します。
20年4Q決算(2020年12月30日)
- 売上高:—(—)
- 営業利益:−2568万ドル(前年比−273%)
- 純利益:−2568万ドル(−201%)
- 1株当たり利益:—(—)
未上場企業であるアーチャー・アビエーション社は、21年2月にアトラス・クレスト・インベストメント社(ACIC)を買収して、SPAC(特別買収目的会社)上場することを発表しました。
上場後のティッカーシンボルはACHRです。
アーチャーは、電動エアタクシーを製造販売する会社です。ユナイテッド航空などから10億ドル分、最大200機のエアタクシーを受注しています。また、ユナイテッド航空の私募増資を含め総額11億ドルを調達します。
21年1Q決算(2020年3月…)
21年1Q決算公開は不明です。
では、アーチャーの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
アーチャー・エビエーションの損益計算書は?
アトラス・クレスト・インベストメント社は2020年12月に10ドルで上場しました。21年2月にアーチャー社が買収すると発表されて株価は上場しています。21年3月現在は12ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
データなし
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
データなし
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
データなし
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
アーチャー・エビエーションの注目ポイントは?
アーチャー・エビエーションに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。アーチャー・エビエーションは、電動エアタクシーを製造販売する会社です。そのため、エアモビリティ市場の拡大で恩恵を受けますね。
注目1:事業内容は機体販売とライドシェア?
- 垂直離着陸できる機体(VTOL)の電動エアタクシーを製造する
- VTOLは通常の飛行機と違い、滑走路がなくても離着陸ができる
- VTOLはヘリコプターと違い、小型で重量が小さく消音で離陸できる
- ユナイテッド航空とパートナーを結び、大型契約を結んでいる
- 機体販売以外で、ライドシェアサービスも提供している
- NY、LA, マイアミ、ダラス、オーランドをターゲットにしている
- 離着陸は、駐車場、空港、ヘリポートなど既存インフラを活用してる
アーチャーは、VTOLの電動エアタクシーを製造販売しています。
VTOLとはVertical Take-off and Landingの略で、垂直離着陸ができる機体です。通常の飛行機との違いは、滑走路がなくても離着陸できる事です。ヘリコプターとの違いは、小型で重量が小さく消音で離着陸できます。
また、機体販売以外でライドシェアも提供しています。
アーチャーが公表するデータによると、マンハッタンからケネディ空港まで22分、50ドルで送迎できます。同じ区間をUberで移動した場合、70分で76ドルの費用が掛かると言います。
NYの他に、LA, マイアミ、ダラス、オーランドがターゲットです。エアモビリティは、今後最も急成長する市場のひとつです。
注目2:エアモビリティは35年に6500億ドル?
UAM(アーバン・エア・モビリティ)の市場規模予測です。
UAMとは都市部を中心に、空の移動を提供する交通システムです。2020年にはまだ市場はないが、時間を掛けて急速に拡大が期待される市場です。市内タクシー、空港間、市内定期便などが登場します。
25年には1250億ドル、35年には6500億ドルにまで拡大すると言います。では、現時点でブレード社の顧客はどれくらいいるのでしょうか?
注目3:20年4Qの売上高は2.11億ドル?
公式サイトで公開している、アーチャーの20年4Qです。
20年4Qの売上高は2.11億ドルです。コロナの影響で2Qと3Qは不調だが、4Qは少し回復傾向にありますね。EBITDA(税引前利益)も0.23億ドルと利益をあがていますね。
また、2021年のフリーCFは黒字になると予想しています。では、アーチャーのライバル企業はどこでしょうか?
注目4:競合企業が多く差別化は難しい?
アーチャーの資料による、ライバル企業の動向です。
エアタクシー向けにVTOL機体を販売する会社は多いです。競合企業には、JOBY、Wisk、LILIUM、中国のイーハン(EH)もあります。トヨタ出資の電動航空機メーカーJoby Aviationも、SPAC経由で上場する事を発表しています。
参考:電動航空機メーカーJoby AviationもSPAC経由で上場か
急速に拡大する市場だが、差別化するのは難しいですね。
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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:アーチャー(ACHR)の四半期決算は?
- 21年2月に上場した、電動エアタクシーのメーカー
- 機体販売だけではなく、ライドシェアサービスも提供する
- ユナイテッド航空と提携、既に200機を受注している
- 20年4Qの売上高は2.11億ドル、フリーCFも黒字見通し
- エアタクシーを製造するメーカーは、競合が多い
- ドローン開発では、中国が最も強くコストも安い
- 中国ドローンEHが、虚偽疑惑で21年2月に62%も暴落
アーチャーは、電動エアタクシーを製造販売する会社です。21年2月にSPAC上場し、ティッカーはACICからACHRに変わります。上場時点でユナイテッド航空などから10億ドル分、最大200機のエアタクシーを受注しています。
しかしながら、個人的にはアーチャーは投資したい銘柄ではないです。
なぜならば、エアタクシーを製造するメーカーは、既に競合企業も多いからです。エアモビリティは市場全体が急拡大するが、差別化を図るのが難しい領域ですね。そうなると、コストが低くドローン開発が盛んな中国が強みを持ちます。
ただし、上場したばかりで判断に必要な数値は少ないですね。営業利益率など、今後の業績を見ながら投資判断したいですね。
エアタクシーのライバル企業は、中国企業のイーハン(EH)です。イーハンは、人が乗れる大型ドローンを開発し業績を伸ばしています。しかしながら、21年の株価は虚偽疑惑で62%も暴落しています。
参考:イーハン(EH)の四半期決算|成長率+104%だが虚偽で62%も暴落?
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。