トレード・デスク(TTD)の四半期決算|PER158倍は割高か?

トレードデスクは2桁で売上高が拡大し、20年4月から株価は4倍にも急騰しています。デジタル広告収入はコロナからの経済回復に強く、急速に株価と業績が回復しています。しかし、PERが158倍と高いが、21年も株価は上昇を続けるのでしょうか?

  • 「コロナ後に強い銘柄で、20年4月から株価は4倍に高騰…」
  • 「市場や業績は急拡大してるが、PER158倍は割高なのか…」
  • 「米国金利が上昇した後でも、高い成長率を維持できるか…」

トレードデスクは、デジタル広告のプラットフォームを提供する米国企業です。同社のサービスを通じて、ディスプレイ広告、ビデオ広告、オーディオ広告を利用できます。コロナで一時的に業績が悪化するも、再び2桁成長で売上が加速しています。

しかしながら、個人的にはトレードデスクは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、21年7月時点でPERは158倍と割高だからです。21年以降は米国債の金利が上昇するため、PERが高いハイテク銘柄には厳しい展開が続きます。トレードデスクが優良企業なのは間違いないが、積極的に投資できる局面ではないです。

また、CEOは今後の見通しについても、少し悲観的に述べています。

売上高は21年Q1も+36%と高い成長率だが、営業利益率は依然として低下しています。トレード・デスクはより収益性が高い、コネクテッドTVに移行しています。米国CTVの契約者数は22年には2.41億人に増えると予想しています。

CTVに移行する過程で、利益率はまだ下がるかもしれないですね。また、アップルやGoogleのクッキー規制など、広告業は長期的に影響を受けそうです。

トレードデスクの投資判断したい人向け
  1. トレードデスクの4半期決算(2021年4-6月)は?
  2. トレードデスクの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. デジタルピーク後の21年でも、業績や株価は好調なのか?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

トレード・デスク(TTD)の四半期決算は?

トレードデスク(TTD)の四半期決算を紹介します。

20年2Q決算(2020年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:1.39億ドル(前年比−12%)
  2. 営業利益:−0.157億ドル(−149%)
  3. 純利益:0.251億ドル(−9%)
  4. 1株当たり利益:0.52ドル(−10%)

20年3Q決算(2020年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:2.16億ドル前年比+31%
  2. 営業利益:0.427億ドル(+95%
  3. 純利益:0.412億ドル(+112%
  4. 1株当たり利益:0.84ドル(+110

20年4Q決算(2020年12月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:3.20億ドル前年比+48%
  2. 営業利益:1.06億ドル(+102%
  3. 純利益:1.52億ドル(+198%
  4. 1株当たり利益:3.05ドル(+185

21年1Q決算(2021年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:2.20億ドル前年比+36%
  2.  Platform operations:0.505億ドル(+25%
  3.  Sales and marketing:0.557億ドル(+62%
  4.  Technology and development:0.539億ドル(+46%
  5.  General and administrative:0.518億ドル(+34%
  6. 営業利益:0.077億ドル(−27%)
  7. 純利益:0.226億ドル(−5%)
  8. 1株当たり利益:0.04ドル(−20%)

1Qの売上高は前年比+36%で2.2億ドル、営業利益は−27%で0.077億ドルでした。営業利益率は下がるも、20年3Qと4Qに引き続き売上は好調でしたね。営業利益率は季節的な要因で3.5%とやや低めです。

21年は経済活動が本格的に再開し、広告ビジネスには強い追い風です。

トレード・デスクはより収益性が高い、コネクテッドTVに移行しています。米国ではケーブルテレビから、ネットの動画配信に契約が流れています。18年時点で1.8億人の契約数は、22年には2.41億人に達すると言います。

ただ、広告事業の見通しは不確実性が高く、CEOは悲観的に発言しています。

「広告を 出稿している多くの企業同様、われわれの事業の見通しは不透明な時期に直面している。 情勢の変化や追加の行動室内待機命令など、当社の管理が及ばない問題が業績に影響を 与える可能性がある」

参考:トレードデスク(マネックス証券)

21年2Q決算(2021年6月…)

21年2Q決算は、8月9日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

トレード・デスク(TTD)の損益計算書は?

トレードデスクは2016年に27ドルで上場しました。株価はゆっくりと上昇するも、コロナ以降から急騰しています。20年3月に160ドルに急落するも、21年4月現在は653ドル前後で推移していますね。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高と利益は順調に拡大しています。売上高は14年の20倍に拡大し、営業利益率は17%と悪くないですコロナ後に利益が大幅に上昇し、20年4月の営業利益率は33%と過去最高水準に戻しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。トレードデスクは、純資産も純利益も順調に拡大している事がわかります。成長速度は落ちておらず、今後も拡大していきそうですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、コロナ後に急速に拡大しています。また、ハイテク企業は設備投資を必要とせず、優良ビジネスである事もわかりますね。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

トレードデスク(TTD)の注目ポイントは?

トレードデスクに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。トレードデスクは、デジタル広告のプラットフォームを提供する企業です。そのため、デジタル広告の市場が拡大すれば、同社の業績も右肩上がりで増えます。

注目1:検索広告が全体の64%を占めている?

参考:Third Quarter 2020 Investor Presentation

トレードデスクは、広告プラットフォームを提供している米国企業です。

具体的に言うと、デジタル広告を出稿したい代理店などに、一元管理できるテクノロジーを提供します同社のサービスを通じて、利用者はディスプレイ広告、ビデオ広告、オーディオ広告、SNS広告を利用できますね。

株主資料を見ると、PC、モバイル、音声、TVなど幅広く広告収入を得ています。

テレビや新聞などの既存メディから、広告費はネットやSNSに流れています。トレードデスクは、時代に適したサービスを提供していると言えます。

では、デジタル広告で、トレードデスクはどの立ち位置にいるでしょうか?

注目2:デジタル広告シェアで上位7社にランクイン?

参考:Worldwide Digital Advertising Software Market Shares

2017年の世界のデジタル広告を提供するソフト企業のシェアです。

近年デジタル広告は、最も急速に拡大している市場のひとつです。17年の市場規模は127億ドル、前年比38%で拡大しています。トレードデスクの売上高は2.6億ドル、上位7社にランクインしています。

競合企業は、グーグルやAdobeなどの超優良企業も多いですね。多くの優良企業が前年比20〜40%で拡大しています

トレードデスクは、コネクテッドTVの市場規模が期待できると述べています。

注目3:コネクテッドTV広告の支出は24年に2倍?

参考:コネクテッドTVとは?5年で8倍!

米国のコネクテッドTV広告の市場規模予測です。

コネクテッドTVとは、ストリーミングスティックやゲーム機を通じて、ネット配信を提供するデバイスを指します。コネクテッドTV広告の支出は、21年には113.6億ドルに増えます。24年には、20年の広告支出の2倍になると予測しています。

これはメディア広告費全体の5%を占める規模です。

日本のコネクテッドTV市場も急速に拡大しています。24年には558億円に到達し、20年時点の5倍以上になると予想しています。

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:トレード・デスク(TDD)の四半期決算は?

トレードデスクの注目ポイントは...
  1. 16年に上場した、広告プラットフォームを提供する米国企業
  2. ディスプレイ広告、ビデオ広告、オーディオ広告を代理店に提供
  3. 利益が急速に回復し、20年4Qの営業利益率は33%と高い
  4. コロナで業績が悪化するも、再び2桁の高い成長率を維持する
  5. 21年3月の金利急騰で、株価は一時的に下落局面にある
  6. コネクテッドTV広告向けのデジタル広告が加速している

個人的には、トレードデスクは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、21年7月時点でPERは158倍と割高だからです。21年以降は米国債の金利が上昇するため、PERが高いハイテク銘柄には厳しい展開が続きます。トレードデスクが優良企業なのは間違いないが、積極的に投資できる局面ではないです。

また、CEOは今後の見通しについても、少し悲観的に述べています。

売上高は21年Q1も+36%と高い成長率だが、営業利益率は依然として低下しています。トレード・デスクはより収益性が高い、コネクテッドTVに移行しています。米国CTVの契約者数は22年には2.41億人に増えると予想しています。

CTVに移行する過程で、利益率はまだ下がるかもしれないですね。また、アップルやGoogleのクッキー規制など、広告業は長期的に影響を受けそうです。

グロース株で1番のお勧めは、デジタル・タービンです。同社は3桁の高い成長率を続けている上に、営業利益率は30%まで上昇しています。バリエーション的には、グロース銘柄で最も優れていますね。

参考:トレード・デスク(TTD)の四半期決算|PER131倍は割高か?

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