決済サービスはコロナの恩恵を最も受ける銘柄です。仮想通貨銘柄でもあるペイパルは、20年2月から株価が7倍にも高騰しています。仮想通貨が上昇し続けるならば、21年も関連銘柄は上昇し続けるのでしょうか?
- 「コロナ禍でデジタル化が進み、株価は1年で3倍に高騰してる…」
- 「20年後半から上昇し、21年にはBTC500万円を超える…」
- 「仮想通貨銘柄でもあり、BTCは21年に1千万円まで上昇する…」
スクエアは、カードリーダー(白い四角)の決済サービス会社です。決済手数料は最大手PayPalの7分の1程度だが急速に売上を伸ばしてますね。また、資産管理アプリも運用し、株や仮想通貨の投資や送金もサポートします。
しかしながら、個人的にはスクエアは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、21年2月時点でPERは413倍と割高水準にあるからです。割高に評価されている理由は、仮想通貨銘柄だからです。20年後半にBTCが高騰したことで、BTC事業の売上高は前年比11倍でした。
しかしながら、BTC事業が売上に占める利益は全体の2%だけです。
BTC事業の売上高が高く過大評価されるため、営業利益率も1.6%と少ないです。最大手のPayPalの営業利益率は16%で安定していますね。また、手数料ビジネスであるスクエアは、BTCが高騰しても恩恵は大きくありません。
決済サービスに投資するならば、業界大手のPayPalに投資します。
- スクエアの4半期決算(2020年9-12月)は?
- スクエアの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 21年後半には、本当にBTCは1千万円まで上昇するのか?
▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。
20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。
株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。
将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。
スクエア(SQ)の四半期決算は?
スクエアの四半期決算を紹介します。
20年1Q決算(2020年3月31日)
- 売上高:13.81億ドル(前年比+43%)
- 営業利益:−0.90億ドル(—)
- 純利益:−1.06億ドル(—)
- 1株当たり利益:−0.24ドル(—)
20年2Q決算(2020年6月31日)
- 売上高:19.24億ドル(前年比+63%)
- 営業利益:−0.23億ドル(—)
- 純利益:−0.11億ドル(—)
- 1株当たり利益:−0.03ドル(—)
20年3Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:30.34億ドル(前年比+139%)
- Transaction-based:9.25億ドル(+13%)
- Subscription and services-based:4.47億ドル(+60%)
- Hardware:0.27億ドル(+25%)
- Bitcoin:16.33億ドル(11倍)
- 営業利益:0.49億ドル(+53%)
- 純利益:0.36億ドル(+24%)
- 1株当たり利益:0.07ドル(+16%)
3Qの売上高は前年比139%増で30.34億ドル、営業利益は53%増で0.49億ドルでした。デジタル決済サービスはコロナ禍でも好調で、1Qと2Qに引き続き高等な決算でしたね。
スクエアは、資産管理アプリ『Cash App』を通じてBTCの販売や送金も行なっています。 Bitcoin事業の売上高が11倍なのは、BTCの価格が20年後半から上昇してるからですね。
しかし、売上が大幅に増えてるが、利益に占める割合は全体の2%程度です。そのため、Bitcon事業が好調でも、営業利益率は1.6%と低いです。主力の決済手数料は、業界最大手PayPalの7分の1程度の規模です。
Bitcon事業の売り上げが、全体を押し上げてる点に注意が必要ですね。
20年4Q決算(2021年4月…)
20年4Q決算は、21年2月23日に公開予定です。
では、スクエアの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
スクエア(SQ)の10年間の損益計算書は?

ペイパルは2015年に15ドルで上場しました。株価は順調に上昇し、常に最高値を更新し続けています。20年2月はコロナで38ドルまで下落するも、21年2月は272ドルで推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、急速に売上高が拡大してる事が分かりますね。特に20年TTMはコロナ禍で、デジタル化による決済が加速しています。しかしながら、営業利益は赤字が多く、利益率が低い点に注意が必要ですね。
業界最大手のPayPalとは異なり、競合企業との競争が激しいです。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは仮想通貨の高騰もあり、順調に資産を増やしていますね。また、EPSも改善傾向にあり、19年から黒字化に成功しています。
デジタル化が加速する21年は、さらに期待できそうです。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)も、順調に拡大しています。決済手数料ビジネスは、安定してキャッシュを稼げる優良ビジネスです。また、スクエアは仮想通貨事業への投資も積極的に行なっています。
では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?
スクエア(SQ)の注目ポイントは?

スクエアに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。
注目1:決済サービス1位はPayPalでシェア69%?
WEBサイトに導入されている決済サービスのシェアです。
決済サービス1位はPayPalで69%と独占状態にあります。PayPalは世界190カ国、21の通貨決済に対応し、アカウント数は3.2億万人を超えます。以降は数%のシェアしかなく、Squareは10番手ほどの規模です。
しかしながら、スマホ端末で簡単に決済できるサービスは急増しています。
注目2:日本のQR決済は21年に1880万人?
日本のモバイルキャッシュレス決済の市場動向です。
モバイルキャッシュレス市場は、日本でも急速に浸透しつつあります。特に、スマホのQRコード決済は、電子マネーよりも上昇率が高いですね。
アプリで決済できるサービスが増え、QRなどのリーダーの需要はなくなると言われていました。しかしながら、予想に反してQRなどが広く浸透していますね。QRの利点は、アプリを開かなくても決済でき利便性が高いからです。
日本のQR決済は21年に1880万人まで増えています。では、キャッシュレス化が最も浸透している国はどこでしょうか?
注目3:キャッシュレス1位は韓国で89%?
15年時点のキャッシュレス普及率の各国ランキングです。
キャッシュレス化率が最も高いのは韓国で89%です。中国は2位で60%、アメリカは45%、日本は18%にしか過ぎません。先進国でもようやく半分に達した程度です。新興国や発展途上国を含めると、まだまだ伸び代は高いですね。
近年、決済サービス会社でも、仮想通貨を採用する企業が増えています。業界大手PayPalは20年に採用を発表し、スクエアはすでにサービスを開始していますね。
では、BTCなどの暗号資産はどれくらい上昇するのでしょうか?
注目4:ビットコインは1000万円になる?
ビットコインは、21年に1000万円を超えると予想する人もいます。
米国投資家のYutaさんは、ビットコインに対して強気の投資家の1人です。高騰する理由を次のように説明しています。
- ゴールドやシルバーなど金属は、希少性が高いほど市場規模が大きい
- 希少性の法則は関係式で表現でき、ビットコインにも当てはまる
- 希少性の法則によると、20年5月から24年までに10倍に上昇する
- 半減期により、21年までは価格が上がりやすい環境が整う
スクエアは、カードリーダー(白い四角)の決済サービス会社です。決済手数料は最大手PayPalの7分の1程度だが急速に売上を伸ばしてますね。また、資産管理アプリも運用し、株や仮想通貨の投資や送金もサポートします。
しかしながら、個人的にはスクエアは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、21年2月時点でPERは413倍と割高水準にあるからです。割高に評価されている理由は、仮想通貨銘柄だからです。20年後半にBTCが高騰したことで、BTC事業の売上高は前年比11倍でした。
しかしながら、BTC事業が売上に占める利益は全体の2%だけです。
BTC事業の売上高が高く過大評価されるため、営業利益率も1.6%と少ないです。最大手のPayPalの営業利益率は16%で安定していますね。また、手数料ビジネスであるスクエアは、BTCが高騰しても恩恵は大きくありません。
▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。
20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。
株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。
将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。
まとめ:スクエア(SQ)の四半期決算は?

- 2015年に上場した、カードリーダーの決済サービス会社
- 資産管理アプリも運用し、株や仮想通貨の投資や送金も行う
- 仮想通貨銘柄で、20年2月から株価は7倍も上昇した
- ビットコイン事業は前年比11倍だが、利益は全体の2%だけ
- 売上高は急成長しているが、営業利益率は2%未満と低い
- コロナ禍でデジタル化が加速し、21年も売上高は好調だと予想
- 仮想通貨銘柄でもあり、21年後半にBTCは1千万円になるかも
個人的には、スクエアは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、21年2月時点でPERは413倍と割高水準にあるからです。割高に評価されている理由は、仮想通貨銘柄だからです。20年後半にBTCが高騰したことで、BTC事業の売上高は前年比11倍でした。
しかしながら、BTC事業が売上に占める利益は全体の2%だけです。
BTC事業の売上高が高く過大評価されるため、営業利益率も1.6%と少ないです。最大手のPayPalの営業利益率は16%で安定していますね。また、手数料ビジネスであるスクエアは、BTCが高騰しても恩恵は大きくありません。
決済サービスに投資するならば、業界大手のPayPalに投資します。
参考:ペイパルの四半期決算|仮想通貨銘柄で株価は1年で3倍に上昇?
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
では、私たち会社員が株式投資で資産を増やすにはどうすれば良いのでしょうか?
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
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