20年後半から仮想通貨が高騰していますね。仮想通貨で恩恵を受けるシルバーゲート銀行は、20年10月から株価が10倍に高騰しています。21年も仮想通貨が上昇し続けるならば、関連銘柄は高値を更新するのでしょうか?
- 「仮想通貨が高騰し、株価は3ヶ月で10倍に高騰してる…」
- 「20年後半から上昇し、BTCが500万円を超える…」
- 「仮想通貨銘柄でもあり、BTCは21年に1千万円まで上昇する…」
シルバーゲートは、仮想通貨関連企業へのサービスに特化した米国の銀行業です。多くの銀行が仮想通貨を敬遠する中で、13年から仮想通貨市場に参入しています。21年後半にBTCが高騰し、同社の株価は10倍に高騰しています。
しかしながら、個人的にはシルバーゲートは投資したい銘柄ではないです。
なぜならば、21年2月時点でPERは119倍と割高水準にあるからです。20年後半のBTC価格の高騰で、新規顧客数や預入額が増え続けています。しかし、営業CFは常に赤字で拡大し続けている点もマイナスです。
シルバーゲート社は、現在の株高を正当化できる優良企業ではありません。
なぜならば、他の銀行でも暗号資産を扱えば、競争優位性はないからです。実際に、電子決済最大手のPayPalも暗号資産の取り扱いを始めています。顧客数が多い銀行や決済企業が増えれば、シルバーゲートを利用する必要性はないですね。
BTC価格が暴落すれば、大きく下落する銘柄に投資したくはありません。
- シルバーゲートの4半期決算(2020年9-12月)は?
- シルバーゲートの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 21年後半には、本当にBTCは1千万円まで上昇するの?
▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。
20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。
株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。
将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。
記事の内容を簡単に知りたい
シルバーゲートキャピタル(SI)の四半期決算は?

シルバーゲートの四半期決算を紹介します。
20年1Q決算(2020年3月31日)
- 売上高:1911万ドル(前年比−28%)
- 営業利益:536万ドル(−60%)
- 純利益:439万ドル(−53%)
- 1株当たり利益:0.23ドル(−55%)
20年2Q決算(2020年6月31日)
- 売上高:2126万ドル(前年比+8%)
- 営業利益:747万ドル(+6%)
- 純利益:546万ドル(+6%)
- 1株当たり利益:0.29ドル(+3%)
20年3Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:2289万ドル(前年比+4%)
- 営業利益:898万ドル(−4%)
- 純利益:706万ドル(+6%)
- 1株当たり利益:0.37ドル(+2%)
20年4Q決算(2020年12月31日)
- 売上高:2660万ドル(前年比+41%)
- 営業利益:963万ドル(+84%)
- 純利益:911万ドル(+153%)
- 1株当たり利益:0.47ドル(+147%)
4Qの売上高は前年比41%増で2660万ドル、営業利益は84%増で963万ドルでした。20年後半にBTCが上昇し、暗号資産全般を扱うシルバーゲートの業績も上向きました。営業利益率も36%と高く好調です。
同社の報告書によると、暗号資産事業は17年以来の高水準です。
預入金額は5.86億ドル追加され、仮想通貨関連の新規顧客数は47社も増えています。47社の新規顧客のうち、33社が機関投資家でした。この事実は、機関投資家も暗号資産に対して強気姿勢だと分かりますね。
仮想通貨が上昇するだろう21年は、さらに同社の業績を押し上げます。
21年1Q決算(2021年3月…)
21年1Q決算は、21年4月21日に公開予定です。
では、シルバーゲートの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
シルバーゲートキャピタルの10年間の損益計算書は?

シルバーゲートは19年11月に12ドルで上場しました。株価は順調に上昇し、常に最高値を更新し続けています。20年2月はコロナで9ドルに下落するも、21年2月は166ドルで推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、順調に売上と利益を伸ばしている事が分かります。純利益率は20%以上と安定していますね。暗号資産が高騰した20年後半以降は、さらに業績を押し上げる可能性が高いです。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも順調に上昇している事が分かります。21年以降は、BPSとEPSをさらに押し上げる可能性が高いです。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、毎年大幅な赤字です。流出するキャッシュの金額は毎年拡大しています。本業のビジネスの収入を示す営業CFが、常に赤字である点に注意が必要です。
では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?
シルバーゲートキャピタル(SI)の注目ポイントは?

シルバーゲートに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。
注目1:シルバーゲートの顧客は年率58%で増加?
シルバーゲートの顧客数は、年率58%ペースで増加しています。
報告書によると20年3Qに、企業や個人からの新規預入額が5.86億ドルに追加されたと言います。これは、過去に仮想通貨が暴騰した17年4Q以来の高水準です。17年4Qは新規預入額が8.35億ドルでした。
また、仮想通貨関連の顧客も47社増え、928社になったと言います。47社の新規顧客のうち33社が機関投資家でした。
機関投資家も、仮想通貨に対して強気に見ている事が分かりますね。
さらに、機関投資家向けに提供しているSEN(シルバーゲート・エクスチェンジ・ネットワーク)の手数料収入が40%上昇し330万ドルになりました。20年3四半期だけで、19年の送金額320億ドルを上回ります。
暗号資産の上昇が続く限りは、シルバーゲートの業績も上向きそうです。では、暗号資産のビットコインはどこまで上昇するのでしょうか?
注目2:BTC価格は21年に1000万円を超える?
ビットコインは、21年に1000万円を超えると予想する人もいます。
米国投資家のYutaさんは、ビットコインに対して強気の投資家の1人です。高騰する理由を次のように説明しています。
- ゴールドやシルバーなど金属は、希少性が高いほど市場規模が大きい
- 希少性の法則は関係式で表現でき、ビットコインにも当てはまる
- 希少性の法則によると、20年5月から24年までに10倍に上昇する
- 半減期により、21年までは価格が上がりやすい環境が整う
実際に、BTC価格は半減期に連動して上昇している事が分かります。
半減期とは、採掘者がマイニング報酬として得られるBTC枚数が半分に減る現象です。半減期は4年に1度のペースで発生し、1回目は12年11月、2回目は16年7月、3回目は20年5月に起きていますね。
半減期を迎えることで、希少性が高まりBTC価格は上昇しますね。
この法則に妥当性があるかは分かりません。ただ、個人的にはビットコインを購入することはないです。なぜならば、21年2月時点でビットコインは、すでに400万円まで上昇してるからですね。
この時点では、もうBTC購入の検討時期は終わっています。この段階から入るのは、ただのリスクが高い投機でしかないですね。仮に理論が正しかったとしても、BTC価格は2倍に増えれば良い方です。
購入を検討するならば、BTC価格が100万円前後の時ですね。
注目3:ビットコインの3倍のペースで株価が上昇?

BTC価格の上昇に合わせて、同社の株価も高騰しています。
シルバーゲート(青色)の株価は、BTC(水色)よりも3倍以上のペースで上昇しています。シルバーゲート社は、20年10月から10倍にも高騰していますね。多くの個人投資家が、BTC関連に殺到してる事が分かります。
ただし、20年2月時点のシルバーゲート社のPERは119倍と高いです。これから投資するには、かなりリスクが高い投資になりますね。
個人的には、シルバーゲート社は株高を正当化できる優良企業だとは思っていません。他の銀行でも暗号資産を扱うようになれば、シルバーゲート社の競争優位性はないですね。
BTC価値が下がれば、確実に下落する銘柄に投資したくはないですね。
▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。
20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。
株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。
将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。
まとめ:シルバーゲートキャピタルの四半期決算は?

- 2019年に上場した、暗号資産を扱う米国の銀行業
- 20年3Qに、仮想通貨関連の新規顧客は47社も増加
- 仮想通貨銘柄で、20年10月から株価は10倍に上昇
- BTC価格が高騰し、20年4Qの業績は大きく上向く
- 売上は拡大傾向にあり、純利益率は20%と安定している
- 利益率は20%以上と高い買い、営業CFは常に赤字で拡大
- 仮想通貨銘柄でもあり、21年後半にBTCは1千万円になるかも
個人的には、シルバーゲートは投資したい銘柄ではないです。
なぜならば、21年2月時点でPERは119倍と割高水準にあるからです。20年後半のBTC価格の高騰で、新規顧客数や預入額が増え続けています。しかし、営業CFは常に赤字で拡大し続けている点もマイナスです。
シルバーゲート社は、現在の株高を正当化できる優良企業ではありません。
なぜならば、他の銀行でも暗号資産を扱えば、競争優位性はないからです。実際に、電子決済最大手のPayPalも暗号資産の取り扱いを始めています。顧客数が多い銀行や決済企業が増えれば、シルバーゲートを利用する必要性はないですね。
BTC価格が暴落すれば、大きく下落する銘柄に投資したくはありません。
暗号資産に投資するならば、決済サービス最大手のPayPalの方が安全に投資できます。同社は、20年に暗号資産も扱うと発表して注目されています。
参考:ペイパルの四半期決算|仮想通貨銘柄で株価は1年で3倍に上昇?
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
では、私たち会社員が株式投資で資産を増やすにはどうすれば良いのでしょうか?
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
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