ギリアド・サイエンシズの四半期決算|世界2位のバイオ医薬品

ギリアド・サイエンシズは、世界2位のバイオ医薬品会社です。主力の抗ウイルス剤が好調だった時期は、製薬会社でも上位10社に入る売上高でした高齢化社会で医薬品の需要は増しているため、ギリアドに投資すれば私たち投資家は利益を得られるでしょうか?

  • 「高齢化や現代病で、医薬品開発の需要はますます伸びるはず…」
  • 「世界2位の製薬会社なのに、PERは23倍と割安である…」
  • 「営業利益率は26%と高く、優良ビジネスなのは間違いない…」

ギリアドはバイオ医薬品開発で世界2位の会社です現代社会は不健康な食生活と世界中で高齢化が進み、医薬品の需要は年々増加する一方ですね。特許ビジネスである製薬会社は、利益率が30%を超える会社も少なくありません。

しかしながら、個人的にはギリアド株は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、2015年をピークに売上高と利益率は大きく減少しているからです15年比較で売上高は32%も減少し、営業利益率は68%から10%まで急低下しています。業績が悪化した原因は、かつて好調だった抗ウイルス薬の市場が縮小したからですね。

再びギリアドが成長軌道に乗るには、年間10億ドルを超えるブラックバスターを開発する必要があります。製薬業界に投資するならば、急激に売上高を伸ばしているメルク社か、もしくはヘルステックの分野に投資します。

ギリアドの投資判断したい人向け
  1. ギリアドの4半期決算(2020年7-9月)は?
  2. ギリアドの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 世界2位のバイオ医薬会社でも、投資すべきでない理由は?

▼▼1月に資産2,100万円から3月に3,313万円に増える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。

20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年1月時点の資産は2100万円でしたが、3月末には3313万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。

株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。

将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。

ギリアド・サイエンシズの10年間の四半期決算は?

ギリアドの四半期決算を紹介します。

20年1Qの決算(2020年3月30日)

1Qの業績は...
  1. 売上高:55.4億ドル前年比+5
  2.  Product sales:54.6億ドル(+5%
  3.  Royality:0.8億ドル(0%)
  4. 純利益:15.5億ドル(−22%)
  5. 1株当たり利益:1.22ドル(−21%

20年2Qの決算(2020年6月30日)

2Qの業績は...
  1. 売上高:51.4億ドル(前年比−10%)
  2.  Product sales:50.6億ドル(−10%)
  3.  Royality:0.7億ドル(−3%)
  4. 純利益:−33.3億ドル(前年度18.8億ドル)
  5. 1株当たり利益:−2.66ドル(前年度1.47ドル

20年3Qの決算(2020年9月30日)

3Qの業績は...
  1. 売上高:65.7億ドル前年比+17
  2.  Product sales:64.9億ドル(+18%
  3.   HIV Product:45.47億ドル(+8%
  4.   HCV Product:4.64億ドル(−31%)
  5.   Cell Therapy Product:1.47億ドル(+25%
  6.   Veklury:8.73億ドル(なし)
  7.   Other Product:4.62億ドル(−11%)
  8.  Royality:0.8億ドル(−5%)
  9. 純利益:3.6億ドル(前年度−11.65億ドル)
  10. 1株当たり利益:0.29ドル(前年度−0.92ドル

ギリアド・サイエンシズは、1987年に設立されたバイオ製薬会社です。業績が好調だった2015年は、製薬会社のトップ10社に入りました。現在は世界2位のバイオ医薬品で、HIV、B型肝炎、C型肝炎、インフルエンザなど抗ウイルス剤を開発します。

20年3Qの売上高は前年比17%増で65.7億ドル、純利益は3.6億ドルでした。

製薬会社の多くは、コロナの外出規制で売上高が落ち込んでいます。重症患者以外が通院しなくなく、緊急度が高い医薬品以外の需要が減少したからです。しかしながら、ギリアドは3Qには早くも売上高が上向いていますね。

コロナの治療薬として、ギリアドのレムデシビルが候補に挙げられていました。しかしながら、治療効果は限定的で、株価は下落しています。今後もレムデシビルが売上高に影響を与える可能性はほぼないです(参考:限定的な効果にとどまる-株価下落)。

20年4Qの決算(2020年12月)

2021年1月27日に公開予定。

では、ギリアドの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ギリアド・サイエンシズの10年間の損益計算書は?

ギリアドは1992年に0.6ドルでNasdaqに上場しています。株価は順調に上昇し、15年6月に最高値119ドルを付けています。その後は株価は低迷し、コロナ後の20年11月は59ドル前後で推移しています。

では、ギリアドの売上高と営業利益はどうでしょうか?

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、15年に大きく上向くもその後は低迷しています。15年に326億ドルだった売上高は、19年に224億ドルまで減少しています。また、営業利益率も68%から、10%まで低下していますね

15年度は抗ウイルス剤「ハーボニー」と「ソバルディ」で売上高が爆発しました。しかしながら、これらの治癒率は高く、急速に市場も縮小させています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去の10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)も、決算書と同様です。15や16年以降に悪化している事がわかります。主力製品の成長エンジンを失ったことで、資産と利益は顕著に減少していますね

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間の営業CFとフリーCFも、15年を境に減少傾向にあります。投資CFが少なく有料ビジネスなのは間違いないが、営業CFは顕著に減少していますね。製薬会社の特許ビジネスは競合相手も多く、競争が激しい分野だと言えます

では、私たち投資家はギリアド株をどのように投資判断したら良いのでしょうか?

ギリアド・サイエンシズの注目すべきポイントは?

ギリアドに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:15年はバイオ医薬品で世界1位だった?

参考:世界1位の「バイオ製薬会社」に飛躍した

抗ウイルス薬に成功した2015年頃、ギリアドの業績は好調でした。

ギリアドはアムジェン社を抜き、世界1位のバイオ医薬品の会社になりました。また、製薬会社の売上高でも、上位10社にもランクインしていましたね。2020年現在は売上高は大きく落ち込み、アムジェン社にも抜かれています。

ギリアドの分野別売上高を見ると、抗ウイルス薬の売上が大きく貢献している事が分かります。

抗ウイルス薬の「ハーボニー」と「ソバルディ」は、15年の医療薬品売上高で1位と2位を独占しています。しかしながら、17年になると売上高は半分以下まで落ち込みます。これは、抗ウイルス剤の治癒率が高く、患者数が急速に減少して市場が縮小したからです

患者には素晴らしい事だが、製薬会社としては悲しい結果ですね。

参考:15年度医療用医薬品国内売上高ランキング

では、2020年のギリアドの医薬品はどうでしょうか?

注目2:主力3製品が売上高の43%を占める?

参考:ギリアドサイエンシズの企業研究

主力製品の19年売上高は...
  1. Bikarvy:47.38億ドル(20%
  2. エプクルーサ:19.65億ドル(8%)
  3. イエスカルタ:4.56億ドル(1%)
  4. 合計:71.50億ドル(31%)

ギリアドの主要製品は、「Bikarvy」「エプクルーサ」「イエスカルタ」の3つです。

BikarvyはHIV治療薬で売上高は47.38億ドル、US特許は2033年です。エプクルーサはC型慢性肝炎の治療薬で19.56億ドル、US特許は32年です。イエスカルタは悪性リンパ腫の治療薬で4.56億ドル、US特許は27年です。

特許期間がまだまだ長いが、20年時点での売上高は大きくはありません。まだまだ売上高は小さく、19年度の上位20医薬品には入っていないですね

ギリアドはHIV医薬品に強みを持つが、今後はこの分野の競争は激しくなります。ギリアドとしては、年間10億ドルを超えるブロックバスターを増やさなければ先細りますね。

では、ギリアドの地域別の売上高を見てみましょう。

注目3:米国市場が売上高の74%を占める?

参考:ギリアドサイエンシズの企業研究

ギリアド社の地域別の売上高です。

ギリアド社の売上高は、米国市場が全体の74%を占めます。欧州の売上高は17%、その他は8%しかありません。世界的な大手製薬会社は、米国以外の売上高が50%以上を占めます。ギリアド社は、まだまだ海外市場は開拓する余地があるとも言えますね。

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20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年1月時点の資産は2100万円でしたが、3月末には3313万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。

株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。

将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。

投資家はギリアド株を購入するべきか?

ギリアド株に投資すべきでない理由は...
  1. 売上高は15年にピークで、19年は32%も減少した
  2. 15年に営業利益率68%だが、19年には19%まで下落
  3. BPS、EPS、営業CFも15年以降は、大きく減少している
  4. 抗ウイルス剤の「ハーボニー」と「ソバルディ」が縮小した
  5. HIV治療薬に強みを持つが、ライバル企業も製品を投入してる
  6. 米国市場が74%を占め、海外展開にまだ成功していない

ギリアドはバイオ医薬品開発で世界2位の会社です現代社会は不健康な食生活と世界中で高齢化が進み、医薬品の需要は年々増加する一方ですね。特許ビジネスである製薬会社は、利益率が30%を超える会社も少なくありません。

しかしながら、個人的にはギリアド株は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、2015年をピークに売上高と利益率は大きく減少しているからです15年比較で売上高は32%も減少し、営業利益率は68%から10%まで急低下しています。業績が悪化した原因は、かつて好調だった抗ウイルス薬の市場が縮小したからですね。

世界1位のバイオ薬品の会社に押し上げたのは、抗ウイルス剤の「ハーボニー」と「ソバルディ」と好調だったからです。これらの医薬品は、15年度の売上高で1位と2位を独占していました

しかしながら、19年度には上位20医薬品に入る製品は開発できていません。ギリアドはHIV治療薬に強みを持つが、この分野は競争が激しくさらに先細る可能性もあります。

まとめ:ギリアド(GILD)の四半期決算は?

ギリアド株の特徴は...
  1. 1987年に設立、世界2位の米バイオ製薬会社である
  2. 2015年は好調で、製薬会社トップ10社に入る売上高
  3. 抗ウイルス剤「ハーボニー」「ソバルディ」が売上を押し上げる
  4. 抗ウイルス剤の市場は急落し、アムジェン社に抜かれる
  5. 売上高は15年にピークで、19年は32%も減少した
  6. 15年に営業利益率68%だが、19年には19%まで下落
  7. BPS、EPS、営業CFも15年以降は、大きく減少している

個人的には、ギリアド株は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、2015年をピークに売上高と利益率は大きく減少しているからです。15年比較で売上高は32%も減少し、営業利益率は68%から10%まで急低下しています営業利益率の低下は、競争優位性がすでにないことを示しています。

業績が悪化した原因は、かつて好調だった抗ウイルス薬の市場が縮小したからですね。

再びギリアドが成長軌道に乗るには、年間10億ドルを超えるブラックバスターを開発する必要があります。製薬業界に投資するならば、急激に売上高を伸ばしているメルク社か、もしくはヘルステックの分野に投資します。

会社員が株式投資で成功できない理由とは?

参考:個人投資家の年収は? – 年収300万円未満は49%

会社員投資家が勝てない理由は...
  1. 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
  2. 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
  3. 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
  4. お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
  5. お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
  6. お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
  7. 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
  8. 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
  9. 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない

会社員が株式投資で勝つのは難しいです。

なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます

実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。

会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。

ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。

私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。

では、私たち会社員が株式投資で資産を増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

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21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。

しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました

実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした

私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。

ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月ですまた、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。

しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます

ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます

私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです

コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です

3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです

もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。

ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。

なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです

だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。

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