ブロードコムの四半期決算|5G恩恵を受けるがPER73倍は割高か?

半導体市場はクラウド、5G、AI、自動運転で21年に最も好調な業界だと言われています。20年4月のコロナ以降、ブロードコムの株価は2.4倍にも高騰していますね。では、今後も半導体市場が成長し続けるならば、私たちは投資すべきでしょうか?

  • 「通信機器に強いブロードコムは、株価が6年で10倍に急騰した…」
  • 「PERは73倍と割高だが、21年以降は5G特需の恩恵を受ける…」
  • 「クアルコム株と同様に、通信機器市場で独占状態にある…」

ブロードコムは、世界で6位の売上がある半導体メーカーです。無線などの通信機器が強みで、5G投資が活発な中国で36%の売上比率、それからアップルが売上の20%を占めます。21年以降は、5G特需で最も恩恵を受ける銘柄のひとつです。

しかしながら、個人的にはブロードコムは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、21年2月のPERは73倍で、割高水準にあるからです。割高な銘柄は市場が反転したときに、高値からの下落率も大きいです。ブロードコムが優良企業で、21年以降も業績が上向くのは間違いないが、積極的に投資できる銘柄ではないです。

ただし、クラウドやAI、5Gなど、半導体市場の楽観的な見方は変わりません

そのため、半導体に投資するならば米国ETFのSMHを購入します。なぜならば、半導体市場は競争が激しく、特定銘柄が勝ち続けるのが難しいからです。ETFに投資すれば、半導体市場全体に投資できますね。

個人的には、ブロードコムの株価は今後も力強く上昇すると思っています。

ブロードコム株の投資判断したい人向け
  1. ブロードコム直近の4半期決算(20年11月〜21年2月)は?
  2. ブロードコムの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 21年も5G特需の恩恵を受けるが、投資すべきでない理由は?

▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。

20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。

株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。

将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。

ブロードコム(AVGO)の四半期決算は?

ブロードコムの四半期決算を紹介します。

20年2Q決算(2020年4月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:57.4億ドル(前年比+4%
  2.  Semiconductor solutions:40.2億ドル(−2%)
  3.  Infrastructure software:17.1億ドル(+21%
  4. 営業利益:7.6億ドル(−19%)
  5. 純利益:5.6億ドル(−19%)
  6. 一株利益:1.17ドル(−29%)

ブロードコムは、通信インフラ向け半導体を開発する半導体メーカーです。スマホ用通信半導体で高いシェアを保有し、スマホ、ネットワーク、サーバやストレージなど、様々な機器向けに通信用半導体を供給しています。

2Qの売上高は、前年比4%増で57.4億ドル、業利益率は前年比19%減で7.6億ドルした。データセンター向けが好調で売上高が予想を若干上回るも、コロナの影響で供給網の分断された事で利益は影響を受けました。

また、世界的なスマホ端末の販売不振で、携帯向けの半導体メーカーは不調が続いています。5G特需で恩恵を受けるのは、もう少し先になりそうですね。

20年3Q決算(2020年7月31日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:58.2億ドル(前年比+6%
  2.  Semiconductor solutions:42.1億ドル(−4%)
  3.  Infrastructure software:16.0億ドル(+41%
  4. 営業利益:10.0億ドル(+16%)
  5. 純利益:5.6億ドル(−19%)
  6. 一株利益:1.17ドル(−15%)

20年4Q決算(2020年10月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:64.6億ドル(前年比+11%
  2.  Semiconductor solutions:48.3億ドル(+6%
  3.  Infrastructure software:16.3億ドル(+36%
  4. 営業利益:15.2億ドル(+44%)
  5. 純利益:5.6億ドル(+56%)
  6. 一株利益:3.09ドル(+50%)

20年4Qの決算は前年比11%増で64.6億ドル、営業利益は44%増で15.2億ドルでした。過去3四半期で順調に成長していることが分かりますね。特に強いのが、インフラのソフトウェア開発部門で高い成長率です。

ブロードコムの売上の2割はアップルからの収入です。コロナ以降もアップルの業績は好調なので、必然的にブロードコムも好調です。

21年以降は5Gの通信機器が増えるため、ブロードコムにとっては追い風ですね。5G投資が活発な中国の売上高が36%を占めます。中国の売上比率は減少傾向にあるが、米中貿易摩擦が緩和するならば、再び押し上げる可能性もあります。

PERは73倍と割高水準にあるが、今後の成長率を考えるとまだまだ伸びそうです。実際に予想PERで見た場合、まだ割高とは言えません。ブロードコムの予想PERは17倍、過去5年平均の13倍よりは高いが割高ではないですね。

21年1Q決算(2021年2月…)

21年1Q決算は、3月11日に公開予定です。

では、ブロードコムの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ブロードコムの10年間の損益計算書は?

2010年に17ドルだったブロードコムの株価は、2020年には19倍の328ドルまで成長していますね。ブロードコムに100万円を投資すれば、1900万円まで増えていた事になります。では、過去10年間にどのように成長してきたのでしょうか?

ブロードコムの損益計算書やキャッシュフローを紹介します。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

10年間の推移を見ると、売上高が順調に増えている事が分かります。しかしながら、何度も買収を行っているため、営業利益や純利益は安定していません。ただし、18年ののれん償却を差し引くと営業利益率は40%前後で、かなり利益率が高いビジネスです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)は、安定して推移していますね。2016年は大型買収に成功し、資産も大きく増やせている事が分かります。しかしながら、EPS(1株あたり純利益)は、買収によって安定してはいません

ただし、21年以降も資産や利益を積み上がる可能性は高いです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

営業CFとフリーCF(投資CF−営業CF)を見ると、安定して推移しています。設備投資や研究開発が大きい半導体事業でも、営業CFが低く抑えられていますね。キャッシュフローの推移を見ると、今後もブロードコムは順調に成長しそうにも見えます。

ただし、ブロードコムは大型買収のために借入金が多い点は注意が必要です。20年4Qの固定負債には、520億ドルが計上されています。

では、ブロードコム株に投資する上で、私たち投資家はどのような点に注目すれば良いのでしょうか?

ブロードコムに投資する上で注目ポイントは?

ブロードコムに投資する上で、注目すべき点を紹介します。

注目1:ブロードコムは世界で6位の半導体メーカー?

参考:2019年半導体企業ランキング、Intelが首位返り咲き

2019年の半導体企業の売上高では、ブロードコムは世界6位の通信用半導体メーカーです。

業界1位のインテルと比較すると、売上高規模は4分の1程度しかないですね。売上高の規模が小さい理由は、クアルコムと同様に工場を持たないファブレス半導体メーカーだからです。開発研究や設計だけを行い、製造工程は他の半導体メーカーに外部委託します。

2018年に、ブロードコムは世界7位の半導体メーカーであるクアルコムの買収を画策しました。しかしながら、国家安全保障を懸念するトランプ大統領によって買収を阻止されています。買収が実現していたら、世界で3位の半導体メーカーでしたね。

参考:Broadcomのクアルコム買収を阻止したトランプ政権の思惑

注目2:有線通信のインフラ向けが売上高の45%を占める?

参考:ブロードコム【AVGO】買収によって成長してきた通信用半導体大手

ブロードコムの事業内容は、通信インフラ関連で多岐に渡ります。

ブロードコムは、通信インフラ向け半導体を開発する半導体メーカーです。スマホ用通信半導体で高いシェアを保有し、スマホ、ネットワーク、サーバやストレージなど、様々な機器向けに通信用半導体を供給しています。

セグメント別売上高を見ると、有線インフラやワイヤレス(無線)通信事業が強いですね。

クアルコムの買収に成功していたら、相乗効果が高い買収案でした。なぜならば、ブロードコムは有線通信インフラに強く、クアルコムはワイヤレス通信やモバイル通信に強いからです。

スマホなどの通信機器で、通信速度の向上や高速通信の安定化の需要が拡大しています。また、高速通信の需要はクラウド事業者からもあります。そのため、データ通信量の需要に合わせて、ブロードコム製品の需要も増していますね。

注目3:19年の半導体メーカーは業績不振だった?

参考:韓国半導体メーカーの世界シェアは本当に高いのか?

主要半導体メーカーの売上高推移を見ると、インテル以外は下落傾向にあります。

サムソンやクアルコム、ブロードコムの売上高が落ちている理由は、世界的なスマホ端末の販売不振があります。対して、業界トップのインテルが伸びている理由は、クラウド事業者向けに大型PCの需要が高いからです。

インテルだけではなく、ゲーム機向けのGPUを開発するNVIDIAやAMDも好調でした。しかしながら、21年以降は5G特需で、クアルコムやブロードコムの業績が上向く可能性は高いです。

注目4:配当性向は100%以上で利回りは4%と高い?

ブロードコムの配当性向は安定せず、23〜272%の振れ幅がありますね。

ただし、配当金額は一貫して上昇傾向にあり、利回りも4%前後と高い水準にあります。スマホ特需で売上高が急成長し、5G特需も期待できるならば、現在の配当金は維持される可能性が高いですね。

▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。

20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。

株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。

将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。

まとめ:ブロードコム(AVGO)の四半期決算は?

ブロードコム株の注目ポイントは...
  1. ブロードコムは、世界で6番目の半導体メーカーである
  2. 有線通信のインフラ向けが強く、売上高の45%を占める
  3. 5G特需でも、2020年決算では減少傾向にある
  4. 買収を繰り返し売上高の成長率は高いが、営業利益は安定してない
  5. 5G特需で期待できるが、半導体市場は競争が激しい
  6. 通信半導体は米国が強いが、アジア勢が追い上げる可能性も高い

ブロードコムは、世界で6位の売上がある半導体メーカーです。無線などの通信機器が強みで、5G投資が活発な中国で36%の売上比率、それからアップルが売上の20%を占めます。21年以降は、5G特需で最も恩恵を受ける銘柄のひとつです。

しかしながら、個人的にはブロードコムは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、21年2月のPERは73倍で、割高水準にあるからです。割高な銘柄は市場が反転したときに、高値からの下落率も大きいです。ブロードコムが優良企業で、21年以降も業績が上向くのは間違いないが、積極的に投資できる銘柄ではないです。

ただし、クラウドやAI、5Gなど、半導体市場の楽観的な見方は変わりません

そのため、半導体に投資するならば米国ETFのSMHを購入します。なぜならば、半導体市場は競争が激しく、特定銘柄が勝ち続けるのが難しいからです。ETFに投資すれば、半導体市場全体に投資できますね。

ブロードコムの競合企業は、通信機器に強いクアルコムです。両企業はともに、スマホ向けのチップに強く、合弁すれば相乗効果が強い買収案でしたしかしながら、トランプ政権の反対にあり頓挫しています。

参考:クアルコムの四半期決算|5G特需でもリスクが高い理由は?

会社員が株式投資で成功できない理由とは?

参考:個人投資家の年収は? – 年収300万円未満は49%

会社員投資家が勝てない理由は...
  1. 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
  2. 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
  3. 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
  4. お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
  5. お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
  6. お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
  7. 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
  8. 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
  9. 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない

会社員が株式投資で勝つのは難しいです。

なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます

実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。

会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。

ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。

私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。

では、私たち会社員が株式投資で資産を増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

参考:【5名限定】note購入者に1ヶ月の無料コンサルを提供します!

21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。

しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました

実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした

私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。

ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月ですまた、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。

しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます

ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます

私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです

コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です

3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです

もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。

ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。

なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです

だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。

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