コロナ特需で20年3月から、Shopifyの株価は3倍に急騰しています。売上高は前年比の2倍で成長し、20年3Qには黒字化にも成功しましたね。では、今後もShopifyの株価は上昇し続けるのでしょうか?
- 「コロナ特需で、20年3月の底値から株価は3倍に高騰した…」
- 「巣篭もり特需で、Eコマースの市場が世界中で拡大している…」
- 「20年3Qで初の黒字化に成功し、PERは674倍の割高だ…」
Shopifyは、月額29ドルでオンラインショップの開設をサポートする企業です。19年にはeBayを抜き米国のEコマース市場で2番手、四半期毎の売上高は4年間で9倍にも拡大しています。20年3Qには初の黒字化にも成功しました。
しかしながら、個人的にはShopifyは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、20年にEコマース市場が急拡大した事で、コロナ後の21年以降は成長が鈍化するからです。同様の現象はShopifyだけではなく、アマゾンやズームなどのハイテク関連に共通した問題です。
実体経済の回復局面では、グロースよりもバリュー株の方が魅力的な投資先です。
米国金利が上昇する局面では、グロースなどのハイテク株には逆風です。そのため、ShopifyのEPSが上昇し、割安にならない限りは投資する事はありません。21年1月時点のShopifyのPERは674倍です。
売上高が2桁成長を維持しても、割高な見方は変わりません。
- Shopify直近の4半期決算(2020年10〜12月)は?
- Shopifyの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 黒字化に成功するも、投資するべきではない理由は?
▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。
20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。
株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。
将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。
記事の内容を簡単に知りたい
Shopify(ショピファイ)の四半期決算は?

Shopifyの四半期決算を紹介します。
第1Q決算(2020年3月31日)
- 売上高:4.70億ドル(前年同期比+46%)
- Subscription solutions:1.87億ドル(+33%)
- Merchant solutions:2.82億ドル(+56%)
- 営業利益:−0.73億ドル(前年同期−0.35億ドル)
- 純利益:−0.31億ドル(前年同期−0.24億ドル)
- 一株利益:−0.27ドル(前年同期−0.22ドル)
Shopifyは、オンラインショップを月額29ドルで開設するサービスを提供しています。
コロナ特需もあり、売上高は前年比46%増で4.7億ドルです。Subscription solutions事業(定額課金)とMerchant solutions事業(手数料収入)は、どちらも大幅な増収でしたね。しかしながら、例年通り営業利益と純利益は赤字に終わりました。
コロナによる都市封鎖で小売業の売上高が減少する中で、オンラインショップは唯一売上を伸ばしています。コロナが続く環境は、Shopifyにとっては大きな追い風ですね。
コロナ危機が去ったとしても、小売業のオンライン化は避けられない流れですね。
第2Q決算(2020年6月30日)
- 売上高:7.14億ドル(前年同期比+97%)
- Subscription solutions:1.96億ドル(+28%)
- Merchant solutions:5.17億ドル(+2.48倍)
- 営業利益:0.002億ドル(前年同期−0.39億ドル)
- 純利益:0.35億ドル(前年同期−0.28億ドル)
- 一株利益:0.29ドル(前年同期−0.26ドル)
第3Q決算(2020年9月30日)
- 売上高:7.67億ドル(前年比+96%)
- Subscription solutions:2.45億ドル(+48%)
- Merchant solutions:5.22億ドル(+2.33倍)
- 営業利益:0.50億ドル(前年同期−0.35億ドル)
- 純利益:1.91億ドル(前年同期−0.72億ドル)
- 一株利益:1.54ドル(前年同期−0.64ドル)
3Qの売上高は前年比+96%、営業利益は0.50億ドルでした。初の黒字化に成功し、21年1月時点でのshopifyのPERは674倍です。
黒字化するも、Shopifyに関しては悲観的に見ています。なぜならば、20年にEコマース分野が急拡大したことで、21年は前年比で成長が鈍化するからです。コロナ後の景気回復局面では、グロース株よりもバリュー株の方が魅力的な対象先に見えます。
そのため、ShopifyのEPSが上昇し割安株にならない限りは投資する事はありません。
第4Q決算(2020年12月)
20年4Q決算は、21年2月17日に公表予定です。
では、Shopifyの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
Shopifyの10年間の損益計算書は?

Shopifyはコロナ特需を受けて、2020年に暴騰した銘柄です。2020年3月に350ドルだった株価は、2020年7月には1030ドルまで暴騰しています。4ヶ月の短期間で3倍に暴騰した事が分かりますね。
Shopifyの損益計算書やキャッシュフローを紹介します。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

2012年以降、右肩上がりで売上高を伸ばしています。2012年に0.24億ドルだった売上高は、2019年には65倍の15.7億ドルまで拡大しています。しかしながら、営業利益も純利益もまだ1度も黒字化していないですね。営業利益率は、常にマイナス10%の水準を維持しています。
赤字決算を脱却する兆しは、まだまだ見えそうにないですね。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

BPS(1株あたり純資産)だけを見ると順調に推移していると言えそうです。しかしながら、EPS(1株あたり純利益)は常にマイナスですね。投資する上では、利益を出す体質に転換できるかが重要になりますね。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

2018年以前は、フリーCF(営業CF−投資CF)は赤字でした。しかしながら、2019年には大きく営業CFを増やし、フリーCFも黒字に転換しています。コロナ特需後の2020年以降も、フリーCFの黒字を維持できるかが重要なポイントですね。
では、私たち投資家は、どのようにShopifyを評価すれば良いのでしょうか。
▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。
20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。
株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。
将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。
Shopifyに投資する上で注目ポイントは?

shopifyに投資するか決める上では、何に注目して判断すれば良いのででしょうか?
注目1:2桁成長の売上高は4年で9倍に拡大した?
月額3千円でオンラインショップを制作できるShopfiyは、順調に売上高が増えています。売上高成長率も取扱高も、50%近い成長率を維持していますね。四半期の売上高は、4年間だけで9倍にも成長させている事が分かります。
オンラインショップの制作代行は、需要が高いビジネスモデルだと言えます。
なぜならば、小売業の多くは資金に余裕がない上にネットリテラシーも低く、自前でオンラインショップを開設できないからです。オンラインショップを制作するには、少なく見積もっても3百万円以上の資金が必要です。オンラインで開設してもうまく行くかわからず、SEO対策など自分たちで学ぶ必要もあります。
オンラインショップを開設しなくても、アマゾンや楽天に出店して販売高を増やす方法もあります。しかしながら、この方法では店舗のブランドが育たないデメリットがあります。楽天に出店した事がある店舗も、手数料の支払い、セールの強要を理由に、退店を決断する人も少なくありません。
月額3千円からオンライン開設できるサービスは、小規模な店舗はとても助かります。Shopifyの売上高が順調に増加しているのは、需要が高いビジネスモデルだからです。
オンラインショップは、コロナ環境下でも大きな追い風となっています。
注目2:コロナでもオンライン店舗の売上は8.4%増加?
2020年の3-4月で、小売業の売上高は16.4%も下落しています。
コロナ環境下でも唯一売上高がプラスだったのは、都市封鎖中でも購入できるオンラインショップだけでした。これまで実店舗しかない企業も、コロナを契機にオンラインショップに移行する可能性は高いです。また、コロナ危機が去ったとしても、これからの時代はオンラインでの収益化も考える必要があります。
感染症だけではなく、自然災害でも実店舗が運営できないリスクがあるからです。
今回のコロナ危機で、Spopifyに追い風が吹いてるのは間違いないですね。では、ShopifyはEコマース市場では、どれくらいシェアを獲得しているのでしょうか?
注目3:Shopifyは小売業界で3番手の規模に成長?
順調に売上を伸ばしているShopifyは、米国市場で3番手のEコマースです。
アマゾンが圧倒的だが、世界最大のネットオークションeBayの次ですね。また、表は2018年と古いデータだが、2019年にはShopifyがeBayを抜いて2番手に来ています。WalmartやAppleよりも市場シェアが大きい事も注目すべき点ですね。
市場シェアが2番手に位置しても、2桁成長を維持している事も評価できます。
しかしながら、売上高が2桁成長でも赤字経営で、営業利益率は常に10%もマイナスです。順調に成長していても、なぜShopifyは赤字なのでしょうか?
注目4:テイクレートは競合他社で最も低い2.7%だけ?
- Amazon:15%
- eBay:10%
- shopify:2.7%
- App Store:30%
- Yahooショッピング:4.1%
- ZOZO:38.4%
- メルカリ:9.5%
- 楽天:9.5%
ECプラットフォームの競争優位性を見るのに、テイクレートが重要な指標になります。
テイクレートとは、取扱高(プラットフォーム上で売買された総額)に対する売上高の割合です。テイクレートを割り出す事で、プラットフォームの強さが分かりますね。テイクレートが30%だと、プラットフォームの取り分が多く競争優位性が高い事を示しています。
Shopifyのテイクレートは、2.7%(売上高4.7億ドル / 取扱高174億ドル)しかありません。対して、Eコマース最大手のアマゾンは15%、ブランド力が高いアップルストアは30%と高いですね。
売上高が右肩上がりで増えていても利益が出ないのは、プラットフォームがまだ弱いからです。
テイクレートが低い事象は、2通りの考え方ができますね。ひとつは、市場シェアを獲得するために、あえて低く抑えている事です。この場合は、Shopifyは戦力的に市場を拡大し、営業利益を高める余地がありますね。もうひとつは、Shopifyのビジネスモデルに課題があり、価格に転覆できない構造的な問題がある事です。
Shopifyの価格設定を見ると、後者なのではないかと予想しています。
注目5:赤字を脱却できない理由は月額29ドルの利用料?
Shopifyのベーシック版は、月額29ドルでオンラインショップを開設できます。ベーシック版以外にも、スタンダード版が79ドル、プレミアム版が299ドルがあります。ベーシック版は、Shopifyが採算を取れるギリギリの価格を設定しているかもしれないですね。
Shopifyが期待するよりも、ベーシック版以外の利用者が少ない可能性が高いです。
なぜならば、オンラインショップを開設できない販売店は、資金力が乏しく小規模ほど多いからです。また、SEO対策が全てで競争が激しいネット販売は、少数の圧倒的な勝者と大多数の敗者で成り立つ世界です。オンラインショップを開設しても、売上高が伸びるとは限らないですね。
コロナの影響で実店舗の利益が細くなれば、より安価なプラットフォームに販売店は流れます。この状況を案じてか、Shopifyはさらに安い月額9ドルの「ライトプラン」も追加しています。販売店のオンラインショップを開設しても月額9ドルでは、赤字になるのは避けられないですよね。
アナリストの質問に対して、決算発表で経営陣が次のように答えています。
「安いプランに切り替える動きは一部では見られているが、ショッピファイ上にとどまっているためユーザは他社に流れてはいない。一部のユーザは既にもとの高いプランに戻す動きもある」。ライトプランに移行する販売店が増えている事を示唆していますね。
売上高が大幅に増えても利益を出せない理由は、構造的な問題である可能性が高いです。
▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。
20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。
株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。
将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。
投資家はShopify株を購入するべきか?

- 売上高2桁成長だが、営業利益率は10%も赤字である
- テイクレートが2.7%と、他社と比較して競争優位性が低い
- 月額9〜29ドルの利用者が多く、価格に転覆できていない
- ECサイトは競争が激しく、個人店舗が売上げるのは難しい
ShopifyはEコマースが拡大する中で、2桁成長を続けるグロース株ですね。
しかしながら、個人的には短期でも長期でも保有したい銘柄ではありません。なぜならば、売上高は2桁成長を続けるが、営業利益率は10%と常に赤字だからです。プラットフォームの強さを示すテイクレートは2.7%と弱く、他社と比較して競合優位性が低い事を示しています。
営業利益が黒字化しない理由は、資金力に乏しい小規模店舗が多い事が原因だと思います。
Shopifyはオンラインショップを開設しても、月額29ドルしか得られません。また、最近では月額9ドルのライトプランも登場しています。顧客単価を上げない限りは、販売店を増やしても利益を得るのは難しいですね。構造的な問題を抱えている事が、営業赤字から脱却できない理由かもしれません。
Shopifyに投資するならば、赤字経営から脱却する事とテイクレートの改善を見る必要がありますね。
まとめ:Shopify(SHOP)の四半期決算は?

- 2桁成長で四半期毎の売上高は、4年で9倍に拡大した
- コロナ環境下でも、オンラインショップの売上高は唯一増えている
- 2019年に、Shopifyは米国で2番手のオンラインショップである
- テイクレートは2.7%と低く、プラットフォームとしては弱い
- 月額9〜29ドルの利用者も多く、赤字経営を脱却できない
Shopifyは、月額29ドルでオンラインショップの開設をサポートする企業です。19年にはeBayを抜き米国のEコマース市場で2番手、四半期毎の売上高は4年間で9倍にも拡大しています。20年3Qには初の黒字化にも成功しました。
しかしながら、個人的にはShopifyは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、20年にEコマース市場が急拡大した事で、コロナ後の21年以降は成長が鈍化するからです。同様の現象はShopifyだけではなく、アマゾンやズームなどのハイテク関連に共通した問題です。
実体経済の回復局面では、グロースよりもバリュー株の方が魅力的な投資先です。
米国金利が上昇する局面では、グロースなどのハイテク株には逆風です。そのため、ShopifyのEPSが上昇し、割安にならない限りは投資する事はありません。21年1月時点のShopifyのPERは674倍です。
売上高が2桁成長を維持しても、割高な見方は変わりません。また、他のハイテク関連に対しても、同様の見方を持っています。
参考:CRWDの四半期決算|20年3Qも+85%だが危険な理由は?
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
では、私たち会社員が株式投資で資産を増やすにはどうすれば良いのでしょうか?
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62069000Q0A730C2000000
黒字化したみたいです。今回の記事も読み応えがあり、すごくよかったので、この黒字化についての記事も読めると嬉しいです。
コメント頂き有難うございます。
近々古くなった記事をまとめて更新しますね!!