ズームの四半期決算|20年3Q売上4.6倍でもリスクが高い理由は?

コロナによる都市封鎖の影響で、テレビ会議の需要が大幅に伸びています。ズームはコロナの恩恵を最も受けた銘柄で、21年比で8倍も株価が高騰しています。では、コロナ後もズームの株価は上昇し続けるのでしょうか?

  • 「PER2,879倍を超えてるけど、ZOOMは割高なのだろうか…」
  • 売上高で2.7倍、営業利益で15倍、今のうちに購入するべきか…」
  • 「コロナが落ち着いた後も、右肩上がりで成長できるだろうか…」

テレビ会議のズームは、コロナで最も恩恵を受けた銘柄です。テレビ会議アプリの利用者は、20年4月だけで前月比の10倍に増えています。その結果、20年3Qの売上高は前年比で4.7倍、営業利益は85倍と爆発的に増加しています。

しかしながら、個人的には保有したい銘柄ではありません。

なぜならば、コロナが終息する21年以降は景気が上向き、米国長期金利が上昇すると見込んでいるからです。金利が上昇する局面では、グロース株には強い逆風となります。金利上昇する局面では、割高なPER257倍を正当化するのは難しいですね

他のグロース株と比較して、ズームが優良企業なのは間違いありません。

しかしながら、コロナが終息する21年に、積極的に投資したい銘柄ではないですね。テレビ会議アプリは競合他社も多く、マイクロソフト、グーグル、フェイスブックも参入していますね。ズームだけが勝ち続けると考えるのは楽観的かもしれません。

ズーム株に投資するならば、長期金利が上昇した以降に検討すべきです。

ズームの投資判断したい人向け
  1. ズーム直近の4半期決算(20年10月〜21年2月)は?
  2. ズームの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 売上高は前年比4.7倍でも、投資すべきでない理由は?

▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。

20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。

株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。

将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。

ズーム(ZM)の四半期決算は?

ズームの四半期の決算を紹介します。

第1Q決算(2020年4月30日)

第1Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :3.28億ドル(前年比2.7倍
  2. 営業利益:0.23億ドル前年比15倍
  3. 純 利 益 :0.27億ドル(前年比136倍

コロナ特需があり、四半期決算は売上高も営業利益も大幅に上昇しています。

テレビ会議アプリの利用者は、2020年4月だけで前月比の10倍に増えていますその結果、テレビ会議アプリで圧倒的な存在感があるズームの売上高は2.7倍、営業利益は15倍、純利益は136倍も増えました

2020年初に67ドルだった株価は、7月に最高値の260ドルを付けていますねテレビ会議のズームは、コロナの恩恵を最も受けている銘柄と言えそうです。

第2Q決算(2020年7月30日)

第2Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :6.66億ドル(前年比4.5倍
  2. 営業利益:1.88億ドル85.5倍
  3. 純 利 益 :1.85億ドル(33.8倍
  4. 1株利益:0.63ドル(31.5倍

第3Q決算(2020年10月31日)

第3Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :7.77億ドル(前年比4.6倍
  2. 営業利益:1.92億ドル(前年度−0.01億ドル)
  3. 純 利 益 :1.98億ドル(90倍
  4. 1株利益:0.66ドル(66倍

20年3Qの売上高は前年比4.6倍で7.77億ドル、営業利益は1.92億ドルでした。2Qの比較すると急速な成長は止まったが、前四半期では4.6倍も拡大していますね。営業利益率も急速に改善し、25%まで上昇しています

ただし、個人的には同社に対する悲観的な見方は変わりません。

なぜならば、コロナが終息する21年以降は景気が上向き、米国長期金利が上昇すると見込んでいるからです。金利が上昇する局面では、グロース株には強い逆風となります。金利上昇する局面では、割高なPER257倍を正当化するのは難しいですね

ズームが優良企業なのは間違いないが、株価が大きく下落する可能性もあります。もしも、ズーム株に投資するならば、長期金利が上昇した以降に検討したいです。

第4Q決算(2021年1月)

20年4Q決算は、21年3月1日に公開予定です。

では、ズームの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ズーム(ZM)の10年間の損益計算書は?

ズームは2019年に67ドルで上場しました。その後は横ばいで冴えない銘柄だったが、2020年3月のコロナ以降に株価が急騰しています。

ズームの損益計算書やキャッシュフローを紹介します。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

2016年の設立以来、売上高は順調に推移しています。2018年には、早くも黒字化に成功していますね。しかしながら、営業利益や純利益は売上高ほどは増えていないですね。営業利益率は少しずつ改善するも、2019年にはまだ2%と低水準です。

2021年1Qでは大幅な増収増益に成功しているが、それでも営業利益率は7%です利益率が高いハイテク産業の中では、利益率は少ない点に注意が必要です。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

創業して年月が浅いため、BPS(1株あたり純資産)もEPS(1株あたり純利益)も順調とは言えません。コロナが落ち着いた後も、BPSとEPSが安定して伸びるかが重要ですね。

BPSに関しては、少し不自然なほど急上昇していますね。

ズームの総資産を見ると、2020年1月から4月までで8億ドルも増加していますしかし、営業利益が0.23億ドル、2019年のフリーCFが1.14億ドルを考えると過剰ですよね。2021年1QのCFで7億ドル追加されていたが、中身が何か読み取る事ができませんでした。

いずれにしても、売上高や純利益の割に、過大な資産が積み増されてる点に注意が必要です

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

コロナ以前の2019年でも、営業CFとフリーCFは着実に増えていましたね。それが、コロナの影響を受けて、2020年Q1では急激に増加していますコロナが落ち着いた後でも、安定したキャッシュフローを得られるかが重要になりますね。

それでは、私たち投資家はどのような点に注目して投資判断を行えば良いのでしょうか?

ズーム(ZM)に投資する上で注目ポイントは?

ズームに投資する上で、重要なポイントを紹介します。

注目1:コロナでビデオ会議利用者が爆発的に増加?

 

参考:教員のちょっと気になる「ビデオ会議アプリ市場」

2020年6月の決算で、ズームの売上高は前年比2.7倍の2.8億ドルです。もちろん、ズームだけではなく、世界中のビデオ会議アプリがダウンロードされていますね。ビデオ会議アプリは、コロナ以前の10倍、5000万回以上がダウンロードされています。

しかしながら、利用者が増加した割には、売上高の伸び代は小さいです

売上の伸び代が小さい理由は、ズームは有料版と無料版に別れているからです。2名で40分までなら無料で利用できるため、無料版の利用者も多いです。ビジネス目的で利用する場合、月199〜1,999ドルの利用料が発生します

マネタイズ次第では、ZOOMの売上高は増えるかもしれません。逆に、課金を増やす事によって利用者が減少する可能性もあります。

注目2:営業利益率と純利益率は10%もない?

ズームの営業利益率や純利益率は、ハイテク産業の中では低いです。

2020年6月の四半期決算で、ズームの売上高は2.7倍に増えました。しかしながら、営業利益率は7%、純利益率は8%の水準しかない点に注意が必要です。業界最大手マイクロソフトの営業利益率は、毎年40%近い水準です。

コロナ以前では常に5%を切る事を考えると、ビデオ会議は利益率が低いビジネスモデルだと言えますね。世界中で都市封鎖が落ち着くと、利用者数の増加も落ち着きます。コロナが落ち着いた時に、ズームの優位性はどれだけあるのでしょうか

注目3:競争相手が多い中でズームを利用する理由は?

参考:便利なWeb会議サービス8つを比較してみた

ビデオ会議アプリは、競争相手となるハイテク企業が多い分野です。

マイクロソフト、グーグル、フェイスブックも参入していますね。主力のビデオアプリだけで8種類、中規模なアプリを含めると20種類以上あります。コロナ騒動を受けて、全てのビデオアプリの需要が右肩上がりで拡大していますその中でも、圧倒的な存在感を持つのがズームです。

ズームが他の会議アプリよりも優れている点はいくつもあります。しかしながら、ズームが流行した理由を調べても、他のアプリと比較して決定的な優位性は見当たりません

  • スカイプよりも、通信効率が良く安定している
  • 通信脆弱性が高い、クラウド型ネットワークを利用している
  • 参加者の回線数が増えても、通信が安定している
  • モバイル端末でも、利用しやすい画面設計で優れている

他の会議アプリと比較した場合、ズームの優位性はそれほど高くはありません。現時点で技術的にズームが優れていても、他のハイテク企業も追随できます。

大半の利用者は、友人や知人が使っているからという理由で利用していますよね。売上高とダウンロード数の推移を見れば分かる通り、大多数は無料版を利用していますつまりは、一過性のブームが終われば、また別のアプリに流れる可能性が高いという事です。

ズームが現時点で囲い込みに成功しているのは、一部のビジネスユーザーだけだと言えます。

ズームが利用者数を増やせる保証はありません。都市封鎖がおさまれば、必然的に利用者は減りますね。早ければ、次の四半期決算にも急成長は鈍化する可能性が高いです

▼▼21年2月に資産が2700万円を超える▼▼

32歳の時に、突発的に会社員を辞めて無収入になります。その1年4ヶ月後に、1人で生活できる最低限の収入をアフィリエイトで得られました。

20年2月から本格的に米国株に参入し、10ヶ月で資産を2.5倍に増やす事に成功します。21年2月時点の資産は2700万円です。ただし、最初から順調だった訳ではなく、会社員時代は10年間も負け続け200万円も損しています。

株式投資は、経済的自由を目的に楽しく取り組んでいます。

将来的に、会社員の経済的自由獲得をサポートする仕事をしたいと思っています。なぜならば、20代の頃に私自身がお金と時間がなく苦労したからです。そのため、投資や副業で相談があれば、気軽に問い合わせやコメント頂けると幸いです。

投資家はズーム株は購入するべきなのか?

ズームを購入しない方が良い理由は...
  1. 営業利益率は良くても7%未満、利益率が低いビジネスモデル
  2. 無料版が爆発的に増えたが、有料版は2倍しか増えてない
  3. ビデオ会議は、大手ハイテク企業など競争相手が多い
  4. 他のビデオ会議と比較して、ズームを利用する優位性がない
  5. コロナ収束後も、ビデオ会議の需要が続くとは限らない

長期投資家の視点では、ズームは絶対に購入しない株のひとつです。

なぜならば、ビデオ会議はライバル企業が多く、儲からないビジネスだからです営業利益率は良くても7%、通常だと常に5%を下回る水準しかありません。また、利用者が爆発的に増えているが、売上高を見ると有料ユーザーはあまり増えていない事も分かります。

さらには、他のアプリと比較しても、ズームでなければいけない優位性も弱いですね

都市封鎖が増えれば、今と同じペースで拡大する可能性が高いです。しかしながら、オフィスに出勤する人の数が増えれば、必然的にズームの成長も止まりますね。早ければ次の四半期、遅くても2020年末には成長が鈍化すると思います

まとめ:ズーム(ZM)の四半期決算は?

ズームの注目ポイントは...
  1. コロナの影響で、ビデオ会議の利用者が爆発的に増加した
  2. 好調時でも営業利益は7%、純利益率は8%しかない
  3. 通常時では、営業利益率は常に5%を下回る
  4. 競争相手が多い中で、ズームを利用する優位性はない

テレビ会議のズームは、コロナで最も恩恵を受けた銘柄です。テレビ会議アプリの利用者は、20年4月だけで前月比の10倍に増えています。その結果、20年3Qの売上高は前年比で4.7倍、営業利益は85倍と爆発的に増加しています。

しかしながら、個人的には保有したい銘柄ではありません。

なぜならば、コロナが終息する21年以降は景気が上向き、米国長期金利が上昇すると見込んでいるからです。金利が上昇する局面では、グロース株には強い逆風となります。金利上昇する局面では、割高なPER257倍を正当化するのは難しいですね

他のグロース株と比較して、ズームが優良企業なのは間違いありません。

しかしながら、コロナが終息する21年に、積極的に投資したい銘柄ではないですね。テレビ会議アプリは競合他社も多く、マイクロソフト、グーグル、フェイスブックも参入していますね。ズームだけが勝ち続けると考えるのは楽観的かもしれません。

ズーム株に投資するならば、長期金利が上昇した以降に検討すべきです。他のハイテク関連に対しても、同様の見方を持っています。

参考:CRWDの四半期決算|20年3Qも+85%だが危険な理由は?

会社員が株式投資で成功できない理由とは?

参考:個人投資家の年収は? – 年収300万円未満は49%

会社員投資家が勝てない理由は...
  1. 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
  2. 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
  3. 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
  4. お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
  5. お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
  6. お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
  7. 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
  8. 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
  9. 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない

会社員が株式投資で勝つのは難しいです。

なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます

実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。

会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。

ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。

私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。

では、私たち会社員が株式投資で資産を増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

参考:【5名限定】note購入者に1ヶ月の無料コンサルを提供します!

21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。

しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました

実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした

私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。

ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月ですまた、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。

しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます

ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます

私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです

コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です

3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです

もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。

ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。

なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです

だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。