米国アムジェンは世界1位のバイオテクノロジーの会社です。大手製薬会社ランキングでも世界12位に入るなど、着実に売上高を増やしています。では、バイオ医薬品1位のアムジェンに投資すれば、私たち投資家は利益を得られるのでしょうか?
- 「高齢化や現代病で、バイオ医薬品の需要はますます伸びるはず…」
- 「世界最大のバイオテック社なのに、PERは18倍と低い…」
- 「営業利益率は40%以上、大手製薬会社よりも高い利益率だ…」
アムジェン社は、長期で投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、低迷する大手製薬の中でも2桁成長を維持し、高利益体質だからです。売上高は10年で1.5倍に拡大し、19年度の営業利益率は41%でした。バイオ2番手のギリアド社は売上高が減少してる上に、営業利益率は10%しかありません。
また、アムジェンはフリーCFも安定して高いです。
他社を買収する資金も方法な上に、年間10億ドルを超えるブロックバスターを6製品も持ちます。主力製品のエンブレルは裁判で勝訴し、特許は2029年まで伸びましたね。売上高成長率が高い上に利益率も高いが、20年時点でPERは18倍と割安ですね。
- アムジェンの4半期決算(2020年7-9月)は?
- アムジェンの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 営業利益率が41%を超えでも、PERは18倍と割安?
▼▼21年に資産が2100万円を超える▼▼

私は株式投資が下手クソだと断言できます。
なぜならば、会社員時代に10年間で200万円も負け続けていたからです。しかしながら、20年2月に3度目の投資に挑戦し、10ヶ月で資産を2.5倍の2100万円に増やしました。私が短期間で成功できた理由は、会社員時代にはない「時間」と「お金」があったからです。
残酷な事実だが、会社員が投資で成功するのは現実的に難しいです。
なぜならば、株式投資に必要なお金と時間の両方がないからです。では、時間もお金もない会社員が投資で資産を増やすには、どうすれば良いのでしょうか?
記事の内容を簡単に知りたい
アムジェン(AMGN)の10年間の四半期決算は?

アムジェンの四半期決算を紹介します。
20年1Qの決算(2020年3月30日)
- 売上高:61.61億ドル(前年比+11%)
- 営業利益:23.55億ドル(−5%)
- 純利益:18.25億ドル(−8%)
- 1株当たり利益:3.07ドル(−3%)
20年2Qの決算(2020年6月30日)
- 売上高:62.06億ドル(前年比+6%)
- 営業利益:23.23億ドル(−13%)
- 純利益:18.03億ドル(−17%)
- 1株当たり利益:3.05ドル(−15%)
20年3Qの決算(2020年9月30日)
- 売上高:64.23億ドル(前年比+12%)
- 営業利益:24.53億ドル(+1%)
- 純利益:20.21億ドル(+3%)
- 1株当たり利益:3.43ドル(+5%)
アムジェンは1980年に米国で設立された、世界最大のバイオテクノロジー会社です。バイオ会社としては世界1位、製薬会社ランキングでも12位にランクインします。日本市場では、アステラス製薬や武田薬品工業と提携しています。
20年3Qの売上高は前年比12%増で64.23億ドル、営業利益は前年比1%増で20.21億ドルでした。20年2Qは外出規制で売上高は減少していますね。しかしながら、3Qには早くも持ち直しています。
全体的に低迷を続ける大手製薬会社の中で、2桁成長している数少ない企業です。
20年4Qの決算(2020年12月)
2021年1月27日に公開予定。
では、アムジェンの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
アムジェン(AMGN)の10年間の損益計算書は?

アムジェンは1983年に0.3ドルでNasdaqに上場しています。株価は常に右肩上がりで上昇し、常に最高値を付けています。コロナ後も最高値を更新し、20年11月は224ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、業績は安定している上に順調に売上高も増えています。売上高は過去10年で1.5倍に拡大、営業利益率は40%を上回ります。全体的に低迷している大手製薬会社の中で、2桁成長を維持している上に利益率も高いです。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)は、18年以降に大きく減少しています。アムジェンは、BPSに対してあまり重要視してないです。対して、EPS(1株あたり純利益)は安定して増えていますね。EPSは過去10年で3倍に増えています。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間の営業CFとフリーCF(営業CF−投資CF)は、一貫して右肩上がりです。バイオテクノロジーは、膨大な研究開発費を必要とする業種です。しかしながら、投資CFが小さくなるほどの十分な営業CFを稼ぎ出していると言えますね。
売上高や営業利益、EPSや営業CFを見てわかる通り、アムジェンは優良企業なのは間違いありません。では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
▼▼諦めなければ必ず夢は実現できる▼▼
私たち会社員でも、心から望む人生を歩むのは難しくありません。
なぜならば、才能や取り柄がない私でも成功できたからです。会社員時代の年収は300万円、株式投資で10年間も負け続ける、ブログで月に1万円を稼ぐのに1年11ヶ月も費やしました。だからこそ、諦めなければ夢や目標は必ず実現すると断言できます。
会社員時代の私は、本当にお金がなくて惨めでした。
私が大学を卒業して入社した先は典型的なブラックです。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円ほど。身体は毎日疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
30歳を過ぎた時に、続けるのが本気で嫌になり逃げるように会社を辞めました。
30歳を過ぎて無職になった私を、母親は何も聞かずに実家に置いてくれました。家事と仕事を両立し苦労して大学まで入れてくた母親の気持ちを思うと、夜中に涙が止まりませんでした。
それから、1人でも生活できる最低限の収入が得られたのは1年と半年後です。
そして、3度目の株式投資に挑戦してからは、資産が面白いほど増えていきました。20年2月から米国株を始め、資産は10ヶ月で2.5倍に増えています。ネットビジネスの収入もあるが、運用益だけで800万円前後増えました。
私の人生はたった数年で、文字通り劇的に変わりましたね。昨年には9歳も歳下の彼女と結婚でき、毎日幸せな気持ちで朝を迎えています。
- 無収入で会社員を辞めるも、資産は3年後に5倍まで増える
- ネットビジネスに成功し、最高額で月に100万円を超える
- 株式投資に成功し、資産は10ヶ月で2.5倍に増える
- 朝8時に仕事を始め、昼15時以降は自由な時間を過ごせる
- 働く場所から解放され、海外や東京に近い地方で暮らせる
- 仕事が毎日楽しいため、日曜の夜に憂鬱にならなくて済む
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
アムジェンに投資する上で注目すべきポイントは?

アムジェンに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。アムジェンは世界最大のバイオ医薬品を開発する会社です。そのため、バイオ医薬品の市場が拡大すれば、アムジェンが得られる利益も大きくなりますね。
注目1:製薬会社ランキング世界12位で233億ドル?
2019年度の製薬会社売上高ランキングです。
世界最大の製薬会社はスイスのロシュで618億ドルです。2番手は米ファイザーで517億ドル、3番手はスイスのノボノルディスクで474億ドルと続きます。
バイオ医薬品を開発するアムジェンは、売上高233億ドルで12位にランクインしていますバイオ医薬品2番手のギリアドは、売上高224億ドルで13位です。
では、バイオ医薬品の世界シェアはどのようになっているのでしょうか?
注目2:バイオ医薬品の世界シェアは8%だけ?
2018年のバイオ医薬品の世界シェアです。
世界シェアを見ると、バイオ医薬品で最もシェアが大きいのはロシュ15%ですね。次いで、2番手がアッビィ9%、3番手がアムジェン8%と続きます。従来型の医薬品を開発していた大手製薬会社も、バイオベンチャー企業を買収することで参入していますね。
バイオ医薬品は市場シェアを伸ばし、17年には49%を獲得しています。大手製薬会社もバイオ医薬品に参入しなければ生き残れません。
バイオ医薬品も「ジェネリック」と同様に後発薬「バイオシミラー」があります。しかしながら、バイオ医薬品の後発薬は、高額な製造工程が必要な上に正確に複製するのが難しいです。そのため、ジェネリック薬品よりも、比較的に独占できる期間が長い利点があります。
コストや複製の難しさが、バイオテクノロジー企業の営業利益率を高くしています。
バイオ医薬品の市場シェアは年々増加しています。
では、アムジェンはどのような医薬品を開発しているのでしょうか?
注目3:主力製品エンブレルの特許は29年まで?
- エンブレル:52.26億ドル(US特許2029年)
- オテズラ:1.78億ドル(US特許2028年)
- カイプロリス:10.44億ドル(US特許2027年)
アムジェンの主要製品は、「エンブレル」「オテズラ」「カイプロリス」の3つです。
関節リウマチの治療薬エンブレルの売上高は52.26億ドル、19年度で売れた医薬品で6位です(参考:2019年 世界で最も売れた医薬品は)。エンブレルの特許裁判で勝訴した事で、特許期間は29年となりました(参考:「エンブレル」の特許裁判で勝訴)。
エンブレルは29年まで、アムジェンの主力製品となりそうですね。
乾癬治療薬のオテズラは、セルジーン社から買収しました。19年度の売上高は1.78億ドルと小さいが、20年度に徐々に増やしています。特許期間は28年まであり、24年までに買収額をペイする計画です。
多発性骨髄腫のカイプロリスの売上高は10.44億ドル、特許は27年までです。
では、アムジェンの地域別売上高はどうなっているのでしょうか?
注目4:米国市場の売上高が全体の74%を占める?
アムジェン社の地域別の売上高です。
アムジェン社の売上高は、米国市場が全体の74%を占めます。北米以外の残りの地域は26%だけです。大手製薬会社と比較して設立年数が短いバイオテクノロジー企業は、海外展開が進んでいない会社が多いです。2番手のギリアドも北米市場が74%を占めます。
楽観的に言えば、北米以外でまだまだ成長余力があると言えます。
▼▼21年に資産が2100万円を超える▼▼

私は株式投資が下手クソだと断言できます。
なぜならば、会社員時代に10年間で200万円も負け続けていたからです。しかしながら、20年2月に3度目の投資に挑戦し、10ヶ月で資産を2.5倍の2100万円に増やしました。私が短期間で成功できた理由は、会社員時代にはない「時間」と「お金」があったからです。
残酷な事実だが、会社員が投資で成功するのは現実的に難しいです。
なぜならば、株式投資に必要なお金と時間の両方がないからです。では、時間もお金もない会社員が投資で資産を増やすには、どうすれば良いのでしょうか?
投資家はアムジェン株を購入するべきか?

- 製薬会社と比較して成長率は高く、10年で売上高は1.5倍
- 営業利益率は常に高く、19年も41.4%と高い
- 配当でBPSは減少するも、EPSは10年で3倍に拡大する
- 営業CFとフリーCFは高く、資金は豊富で他社を買収できる
- 従来医薬品と比較して、後発薬の複製は難しく守られやすい
- バイオ2位のギリアドよりも、競争優位性が高い
- 主力製品エンブレルが裁判で勝ち、特許は29年まで継続できる
アムジェン社は、長期で投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、大手製薬会社と比較して成長率は高く、営業利益率も41%と高いからです。2番手のギリアド社と比較すると、アムジェンは競合優位性が高いことが分かりますね。ギリアド社の売上高は年々減少してる上に、営業利益率は10%まで低下しています。
また、従来医薬品と違い、後発薬の開発難易度が高い点も魅力です。
従来医薬品は簡単に安価なジェネリック薬品を製造できるため、特許後に売上が大きく落ちます。バイオ薬品にも後発薬はあるが、製造工程が複雑で複製が難しい上に高い費用を必要とします。営業利益率が40%と高いのは、従来薬品よりも守られているからですね。
アムジェンはフリーCFも高く、潤沢な資金を活用して買収もできます。20年11月時点でPERは24倍と比較的割安に放置されてる点も魅力です。
まとめ:アムジェン(AMGN)の四半期決算は?

- 1980年に米国で設立、世界最大のバイオテクノロジー社
- バイオ医薬品の世界シェアは8%、製薬会社ランキングで12位
- 米国市場の売上高が全体の74%、米国以外は26%だけ
- 製薬会社と比較して成長率は高く、10年で売上高は1.5倍
- 営業利益率は常に高く、19年も41.4%と高い
- 配当でBPSは減少するも、EPSは10年で3倍に拡大する
- 営業CFとフリーCFは高く、資金は豊富で他社を買収できる
アムジェン社は、長期で投資したい銘柄のひとつですね。
なぜならば、低迷する大手製薬の中でも2桁成長を維持し、高利益体質だからです。売上高は10年で1.5倍に拡大し、19年度の営業利益率は41%でした。バイオ2番手のギリアド社は売上高が減少してる上に、営業利益率は10%しかありません。
また、アムジェンはフリーCFも安定して高いです。
他社を買収する資金も方法な上に、年間10億ドルを超えるブロックバスターを6製品も持ちます。主力製品のエンブレルは裁判で勝訴し、特許は2029年まで伸びましたね。売上高成長率が高い上に利益率も高いが、20年時点でPERは18倍と割安ですね。
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
では、私たち会社員が株式投資で資産を増やすにはどうすれば良いのでしょうか?
株式投資が辛いと思ったら無理に頑張らなくて良い!

2017年後半に、いくつかの偶然が重なり会社生活に終止符を打ちました。
会社員を辞めたといっても、誰もが望むセミリタイア生活が送れた訳ではありません。会社員生活に心底嫌気を指していた私は、収入がない状態で突発的に会社を去る事にしたのです。30代で無職となった私は、実家に帰るも夜も満足に眠れず、精神的に追い込まれます。
大学まで行かせてくれた母親を思うと申し訳なく、夜になると涙が止まりませんでした。
それから、会社員を辞めたことを毎日後悔する日々でした。辛い現実から逃げ出したかっただけで、私には会社員を辞める覚悟も、1人で生きていけるだけの能力もなかったのです。
これだけは明確に言えます、私には投資もビジネスの才能もありません。
株式投資では過去に10年間も損を出し続けていましたね。また、ネットビジネスで月1万円を超えたのは、ブログを始めてから1年11ヶ月も要しています。それから、1人で生活できるだけの収入、月20万円を稼ぐのに2年9ヶ月も要しています。
そんな私でも生き残れたのは、苦しい時に手を差し伸べてくれた人達がいたからです。自分の限界を知ったとき、私は1人の力だけでは生きていけない事を学んだのです。
だからこそ、私自身も誰かの役に立ちたいと思うようになりました。
また、この苦しい経験を通じて、私はお金の真理も学ぶことができました。
お金とは本当に不思議で、私たちが求めれば求めるほど逃げていきます。しかしながら、純粋な気持ちで誰かの役に立ちたい、社会のために尽くしたいと思う時、不思議とお金は集まってきます。なぜならば、お金とは人に心から感謝された時の対価として発生するモノだからです。
矛盾しているようだが、私たちがお金を望むだけでは何も得られません。お金がなくても困らないと思えた時に、不思議とお金は稼げるようになります。誰かを幸せにできる人に、自然とお金は集まるからです。
私たちに大切なことは、まずは家族や恋人、それから友人を大切にすることです。私は現在、素晴らしい伴侶にも恵まれ幸せな人生を歩めています。
しかしながら、自分の周囲を見渡した時、苦しんでいる人たちがたくさんいます。「労働時間が長くても、満足な収入を得られていない」「自分が心から望む仕事に就けていない」「そもそも、自分が望む人生を歩めていない」など、かつての自分を見ているようで辛くなります。
これまでの経験や知識を伝えたいと思ったのは、私自身も誰かの役に立ちたいからです。
まず、言いたいことは株式投資は辛いモノではありません。
辛いと思ったなら、何事も無理に頑張る必要はないですね。なぜならば、株式投資で成功できなくても、私たちは幸せな人生を歩めるからです。それでも、株式投資で成功したいと思う人は「会社員でも資産を2.5倍に増やす具体的な方法」を試してみてください。
もしかしたら、あなたの人生を変えるキッカケになるかもしれません。
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