アリババ の四半期決算|3QはEコマ30%増でクラウド60%増

アリババ (NYSE:BABA、HKG:9988)は、中国で最大のEコマースを運営しています。世界時価総額でも6位にランクインし、最も勢いがある中国のハイテク企業ですしかしながら、米国と中国との対立もあり、世界中の投資家に敬遠されてる株でもあります。

  • 「アマゾン並みの優良企業なのに、PERが38倍と低い…」
  • 「27年に米国GDPを超えるなら、間違いなく中国株は買いだ…」
  • 「米中対立や反資本主義など、中国株に投資するのはリスクが高い...」

経済成長が激しい中国でも、政治的なリスクで中国株を避ける投資家は多いですね。政治的なリスクがある中でも、個人的にはアリババ 株は最も投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、アリババ 株はアマゾン以上に優良株だからです。

中国のEC市場は米国よりも4倍大きく、成長率も米国の2倍速で進んでいます中国のEコマース市場は2社が83%と独占し、その中でアリババ が52%を占めます。19年の中国のEC化率は36%、2023年には19年の2倍まで市場が拡大しますね

中国で得られる顧客情報の知見は、すでに米国を遥かに上回る規模です。

また、アリババ は自社で流通網を持たず、主力のEコマースは営業利益率が33%と高いです。アマゾンの営業利5%未満とは対照的ですね。Eコマースで稼いだ収益でクラウドに投資し、成長率は56%で急拡大しています。

現在のアリババは成熟株とは言えず、アマゾン以上に成長する余地が高いです。個人的には、中国のアリババ かテンセントのどちらかが、5年以内に時価総額1位になると予想しています。

アリババの投資判断したい人向け
  1. アリババの4半期決算(2020年7-9月)は?
  2. アリババの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. アマゾンよりも、アリババ の成長率が高い理由は?

アリババ(BABA)の四半期決算は?

アリババの四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(2020年3月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:1143億元(前年比+18%
  2.  Core commerce:938億元(+18%
  3.  Cloud computing:122億元(+58%
  4.  Digtal media and entertainment:59億元(+4%
  5.  Innovation initiatives and other:22億元(+89%
  6. 営業利益:71.3億元(−19%
  7. 純利益:222億元(+11%
  8. 1株当たり利益:1.30ドル(+7%

21年1Q決算(2020年6月30日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:1537億元(前年比+34%
  2.  Core commerce:1333億元(+33%
  3.  Cloud computing:123億元(+58%
  4.  Digtal media and entertainment:69億元(+8%
  5.  Innovation initiatives and other:10億元(−7%)
  6. 営業利益:347億元(+23%
  7. 純利益:394億元(+28%
  8. 1株当たり利益:2.10ドル(+18%)

アリババ は中国最大のECサイトを運営しています。時価総額は中国ハイテク企業で1位、世界でも6位にランクインする急成長しています。

21年1Qの売上高は34%増で1537億元、営業利益は23%増で347億元です

前四半期はコロナの影響で若干減速するも、21年1Qで大きく持ち直しましたね。主力のEコマースは前年比33%増で、クラウド事業は58%も急拡大しています。営業利益率も22%と高い水準を維持しています。

21年2Q決算(2020年9月30日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:1550億元(前年比+30%
  2.  Core commerce:1309億元(+29%
  3.  Cloud computing:148億元(+60%
  4.  Digtal media and entertainment:80億元(+8%
  5.  Innovation initiatives and other:11億元(+10%
  6. 営業利益:136億元(−33%
  7. 純利益:265億元(−63%
  8. 1株当たり利益:1.31ドル(−62%)

21年1Qの売上高は30%増で1550億元、営業利益は33%減で136億元です。営業利益率は8%まで急激に悪化していますね。

営業利益が大幅に下げた理由は、アントグループの切り離しの影響です。時間外決算でアリババ株が売られたが、21年2Qも力強く成長していますね。売上高はコアコマース、クラウドコンピューティング、物流の3事業がけん引役となります。

純利益は前年同期比で大幅に下げたが、これは前会計年度に金融事業を担う子会社のアント・グループ(アント・フィナンシャルから改称)から33%の株式を取得し、一時的利益などを計上したことに起因する。

参考:売上高2.4兆円はコアコマース・クラウド・物流の三本柱がけん引

21年3Q決算(2021年1月末)

2020年10月に公開予定。

では、アリババの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

アリババ(BABA)の10年間の損益計算書は?

アリババは2014年に、ニューヨーク市場に93ドルで上場しました。18年に180ドルまで上昇するも、その後は米国と中国の対立で伸び悩み株価は低迷しています。しかしながら、コロナ後に株価は再評価され、20年10月は310ドル前後で推移しています。

では、アリババの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間のアリババ の決算書を見ると、高い売上高成長率に加えて利益も安定している事が分かります。過去10年間で売上高は84倍に成長し、営業利益率は18%と高水準です。20年は若干成長に陰りが見えるも、中国の経済成長を考えると今後も高い成長率を維持する可能性が高いです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)もEPS(1株あたり純利益)も順調に推移している事が分かります。特に高いのが1株当たりの利益率で19年に55ドルを超えます。ROE(自己資本利益率)も26%と高く、アマゾンの20%よりも高い利益率ですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間の営業CFも、フリーCF(営業CF−投資CF)も一貫して上昇している事が分かります。アリババ は日本の楽天と同様に、基本的には自社で流通網を持ちません。そのため、アマゾンやライバルのJDと違い、投資CFが少ない事がビジネス上の優位性を持ちます

中国がEC市場が拡大し続ける限りは、間違いなくアリババの営業CFも拡大しますね。では、私たち投資家は、アリババ 株をどのように判断すれば良いのでしょうか?

アリババに投資する上で注目ポイントは?

アリババに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:20年9月でアリババ の時価総額は世界6位?

参考:世界時価総額ランキング(2020年9月末時点)

世界の時価総額ランキングで、中国のアリババ は6位にランクインしています。

米国のハイテク企業は、コロナ後の株高で時価総額が大きく上昇しています。19年度末に1兆ドル前後だったアップルの時価総額は、20年9月には2兆ドルに達する水準です。世界最大のIPOで上場したサウジアラムコ 、アマゾンやマイクロソフトも1兆ドルを超えています。

中国ハイテク企業のアリババとテンセントも追従していますね。

トップ20社で最も伸び率が高いのは、個人的にはアリババ とテンセントの社だと思っています。3〜5年後には、アップルの時価総額を超えて世界1位になると予想しています。ポテンシャル的には、米国のアマゾンよりも遥かに伸び代が高いからです。

では、中国のEC市場はどれくらいきぼが大きいのでしょうか?

注目2:中国のEC市場は米国の4倍、成長率は2倍?

参考:圧倒的に強い!世界を牽引する中国EC市場

中国は米国を抜いて、世界最大のEC市場です。

中国のEC市場規模は1兆9348億ドル、2位の米国は5869億ドルと大きく離している事が分かりますね。前年比でも中国は27%増、アメリカは14%増と成長率でも負けています

経済大国である日本のEC市場は1154億ドルとかなり小さいです。中国のEC市場と比較して、16分の1の大きさしかありません。また、前年比でも6%増など、今後もEC化が進まない事が分かっています。

2023年の中国のEC市場は、2倍の4兆1000億ドルにも拡大すると予測されています

中国は農村部を中心にオンラインショッピンが活発化すると見られています。また、経済成長が7%前後で進み、1人あたりのGDPは米国の6分の1しかありません。そのため、EC市場の伸び代はまだまだ大きいのが実情ですね。

では、中国のEC化率はどれくらい進んでいるのでしょうか?

注目3:中国のEC化率は36%、米国は13%だけ?

参考:主要国のEC化率の推移(小売りのネット取引割合の推移)

2017年の小売売買でネットを利用した割合の推移です。

中国は2010年以降に、EC率が爆発的に増加している事が分かります。中国はネット決済が進み、アリババ などのECサイトで買い物する人が増えたからです。2017年には20%を超え、最もEC化率が高い国となっていますね。次いで、韓国や英国、米国と続きます。

19年時点の中国のEC化率は36.6%まで拡大しています。米国でもアマゾンを中心にEC化が進んできるが、それでも21年予想で13.6%に留まります。

以上からも分かる通り、中国は他国の追随を許さないほどEC化が進んでいる言えます。

では、中国のEC市場において、アリババ はどれほどのシェアを獲得しているのでしょうか?

注目4:中国のEC市場は2社が83.8%を独占してる?

参考:【2019年版】中国のECサイト市場の取引額ベスト5のサイトとは?

中国のECマーケットは、アリババ(Tmall)とJDの2強で独占しています。

アリババ のTmallのシェアは52.5%、JDは31.3%です。両企業を合わせると、2社だけで83.8%を占めていますね。つまりは、中国のEC化が爆発的に増えて、その恩恵を最も受けているのがアリババとJDだと言えます。

アメリカのEC市場はアマゾンが独占的だと言われているが、それでも35.9%だけです。2番手のeBayは6.8%しかありません。いかに、アリババ とJDのシェアが特出しているかが分かりますね。

ちなみに、アリババ は買い手と売り手をつなぐ仲介業者に対して、JDは自社製品も販売して自社独自の流通網を持ちます。アリババは楽天に近く、JDはアマゾン寄りです。しかしながら、JDはアマゾンと違い利益率が高いクラウド事業がなく、営業利益率は2%未満です。

売上高ではアリババ に迫る勢いだが、ビジネス的には成功しているとは言えません今後の利益率は、自社自社独自の流通網の活かし方次第だと言えます。同じようにECコマースで急拡大しているが、ビジネスモデルは大きく異なる点に注意が必要です。。

では、アリババ の事業別の売上高はどうなっているのでしょうか?

注目5:Eコマースの売上高が86%、営業利益率は33%?

事業別(億元) 20Q1 20Q4 21Q1 前年比
売上高 営業利益
Eコマース 995 938 1333 451 +33%
クラウド 77 122 123 -17.7 +58%
メディア 64 59 69 -20.1 +8%
その他 11 22 10 -35 -7%
合計 1149 1143 1537 347 +34%

アリババ の事業別売上高割合と、前年比の推移です。

アリババの売上高の86%はEコマースが占めています。クラウドの割合は8%、メディア事業は4%にしか過ぎないですね。また、アリババが黒字化している事業もEコマースだけです。Eコマースの営業利益率は33%と特出して高く、他の事業の投資に使われている事が分かりますね。

Eコマースの利益率が高いのは、規模の経済を最大限に活かして、経費が掛からない仲介手数料で稼いでいるからです。アリババのEコマースは中国最大だが、それでも33%と高い成長率を維持しています。クラウドは近い将来に黒字化される見込みで、この2つの事業がアリババ の成長ドライバになります。

では、アリババ のクラウド事業は、アマゾンやマイクロソフトと比較してどうなのでしょうか?

注目6:アリババクラウドは世界3位でシェアは9.1%?

参考:クラウドの国別導入状況:日本はクラウド支出の割合が最低レベル

中国のクラウドに対する支出割合は、米国と比較して小さいです。

クラウドサービスに占める支出の割合が米国14%に対し、中国はまだ8%だけですね楽観的に見るのであれば、中国市場の方が遥かに伸び代が高いと言えます。

アリババ のIaaS型クラウドの世界シェアは、グーグルを抜いて世界3位です。1位のアマゾンが45%、2位のマイクロソフトが17.9%、アリババ が9.1%に留まります4番手のグーグル は5.3%だけです。クラウド市場では、米国企業が他を圧倒している事が分かりますね。

しかしながら、クラウドの伸び代が最も高いのは中国市場ですね。アリババ の19年の成長率は62%と高く、上位2社を追随する余地は十分に高いと言えます。中国はAI化が米国以上に進み、大量のビックデータの活用が進んでいます。

また、アリババ はスマートスピーカー市場でも、米国に対応しています。

注目7:スマートスピーカーの中国シェアは29%に拡大?

参考:全世界スマートスピーカー出荷台数、2019年第4四半期で5,570万台へ

5GやIoT時代において、スマートスピーカーは重要な地位を占めますね。

19年4Qのスマートスピーカー の出荷台数は、5570万台で前期比45%増で拡大していますスマートスピーカー 市場もクラウドやAIと同様に米国一強だったが、中国企業が急激に追い上げています。検索企業のバイドゥ、Eコマースのアリババ、家電のシャオミが伸びています。

18年から19年の1年間で、中国の世界シェアは17%から29%に拡大しています。21年には、中国の出荷台数が米国市場を上回る可能性が高いです。

では、以上を踏まえた上でアリババの売上高はどのように推移してきたのでしょうか?

注目8:コロナ後の売上高成長率は33%に回復?

アリババの過去四半期の売上高と成長率の推移です。

アリババ の成長率は、以前と比較すると鈍化傾向にあります。16〜18年度は60%台で成長していたが、19年の中国経済の鈍化で30%台まで低下しています。さらには、コロナの影響を受けて20年4Q(20年3月期)には22%まで落ちます。

しかしながら、21Q1は再び成長率が33%まで上昇していますね

コロナ以降の中国経済の景気は上向いています。利益率が高いEコマースの前年同期比は33%増、成長産業であるクラウドは58%増を考えると、21年も22年も売上高が成長する可能性が高いですね。前年比60%を超える事はなくても、高い成長率を維持する事が予想できます。

注目9:米中対立で中国ADRは投資リスクが高い?

トランプ政権後に米国と中国の対立が深まり、中国ADRは避けた方が良いと考える投資家が多いですね。米国はファーウェイなどの中国ハイテク企業に輸出規制にしています。また、tiktokやウィーチャットの中国アプリのダウンロード禁止もしています。

さらには、アメリカは外国企業を排除できる「外国企業説明責任法」を制定し、外国政府の支配下にある企業は米国市場から追い出すことを可能とする法律も作りました。現在の米政権は、資本主義自由経済からはどんどん遠くなっているとも解釈できます

しかしながら、それでも投資家は過剰に心配する必要はありません。

現実問題として、米国政府が中国株(ADR)のNYSE市場の上場廃止を強行する可能性は極めて低いです。これをしてしまうと、米国は資本主義ではなくなり、大量の資金が海外に流出するからです。特定の国の企業を排除する国に、安心して資産を預けたい投資家はいないですよね。

本当に廃止するにしても、米中が戦争を開始するなど未曾有の事態になってからです

また、実際に上場廃止されたとしても、株券が紙切れになる訳ではありません現在の株価で現金として支払われるか、もしくは香港にも上場していれば、香港株に割当てられるなどの処置が取られますね。実際には戦争になる可能性は少ないし、現時点でそうなる兆候もありません。

ただし、それでも中国株は政治的リスクが高いと考える人は多いですよね。確かに、中国の悪いニュースが出る度に株価が下がるのは精神的にも良くないですね。米中対立が心配な人は、香港株に上場してる中国株を買う事を強くお勧めします。

例えば、アリババ のように米国と香港で上場していれば、政治リスクないと言えます。

なぜならば、米国は香港の証券取引所に介入する権利がないからです香港としては、中国のハイテク株が米国から香港に回帰するためメリットしかありません。元々は、中国企業の多くは米国ではなく、香港市場に上場するのが一般的でした。

アリババの香港に上場したニュースは、米政権が一部の中国ADRを締め出しても意味がない事を示していますそのため、これから中国株に投資するならば、香港に上場している株を購入すれば安心して投資できますね。現在、中国ADRの株を持っている人は、わざわざ乗り換えなくても良いと思います。

私ならば、中国株に投資するならば次のポイントを抑えて投資します。

  • NYSEだけではなく、香港市場にも上場している
  • 米国など、海外の売上高に依存していない企業に投資する
  • 中国政権が関与している可能性があるスパイ企業には投資しない

例えば、アリババ 株は香港でも上場しているため、米国で上場廃止されても問題ありません。また、アリババ 株は海外の売上高がほぼないため、仮に米国の輸出規制を受けても影響を受けません。アリババ の事業は、基本的には小売業なので、米国のスパイ企業に認定される可能性も極めて低いですね。

ただし、クラウド事業などは今後どう判断されるかは分かりませんが。

いずれにしても、香港市場で上場している企業は問題ないと判断していますまた、米中の対立を受けて、香港株に回帰する中国株は今後も増えていきますね。中国リスクがあると言う事は、逆に言うと中国株は割安に抑えられている事でもあります。

中国株でも安心な銘柄を拾っていけば、高い投資効果を得られると個人的には思います。

投資家はアリババ株を購入するべきか?

アリババ株に投資すべき理由は...
  1. 世界5位の時価総額まで成長するも、依然として成長率は高い
  2. 売上高成長率は30〜40%、営業利益率は18%と高い
  3. アリババ のROEは26倍、アマゾンの20倍より高い
  4. アマゾン以上の優良株だが、PERは34倍と高くはない
  5. 主力のEコマースの成長率は33、営業利益率は33%と高い
  6. クラウドの成長率は58%、20年度後半に黒字化を見込む
  7. 中国のEC市場は世界最大、成長率も27%と高い

個人的には、アリババ 株は長期で保有したい銘柄のひとつです。

中国の19年のEC市場は、1兆9348億ドルで世界最大規模です。IT大国の米国よりも4倍大きい上に、成長率も米国の2倍で拡大しています。中国のEコマースはアリババ が52%、JDが31%、この2社で全体の83%を占めていますね。

そのため、アリババ は中国のEC市場拡大で最も恩恵を受けていると言えます。

アリババのECコマースは売上高の86%、営業利益率は33%と高収益です。ECコマースで稼いだ収益を、クラウドビジネスに投資していますね。IaaS型クラウドビジネスは、世界3位で市場シェアは9.1%です。ECコマースとクラウドビジネスの2事業が大きな成長エンジンとなります。

米国で成長率が高いアマゾンの営業利益率は5%未満です。

中国のハイテク企業は、実は米国企業よりも進んでいます。アリババ は最先端事業であるAI、5G、IoT、ブロックチェーン 、クラウドを手掛けています。IT化が進まない農村部、1人当たりGDPが米国6分の1、東南アジアやアフリカ進出を考えると、アマゾンよりも遥かに伸び代が高いです。

まとめ:アリババ (BABA)の四半期決算は?

アリババ株の特徴は...
  1. 1999年に創業した、ECサイトを運営する中国企業
  2. 中国の時価総額で1位、19年に世界6位まで上昇する
  3. 14年にニューヨーク市場に上場、20年に香港市場に再上場する
  4. 事業者向けに「タオバオ」、toC向けに「Tモール」を運営する
  5. EC事業は売上高の86%、クラウドは8%を占める
  6. EC事業の利益率が33%で、他の事業に投資している
  7. クラウド事業は成長率58%、世界3番手までシェアを拡大

経済成長が激しい中国でも、政治的なリスクで中国株を避ける投資家は多いですね。政治的なリスクがある中でも、個人的にはアリババ 株は最も投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、アリババ 株はアマゾン以上に優良株だからです。

中国のEC市場は米国よりも4倍大きく、成長率も米国の2倍速で進んでいます中国のEコマース市場は2社が83%と独占し、その中でアリババ が52%を占めます。19年の中国のEC化率は36%、2023年には19年の2倍まで市場が拡大しますね

中国で得られる顧客情報の知見は、すでに米国を遥かに上回る規模です。

また、アリババ は自社で流通網を持たず、主力のEコマースは営業利益率が33%と高いです。アマゾンの営業利5%未満とは対照的ですね。Eコマースで稼いだ収益でクラウドに投資し、成長率は56%で急拡大しています。

現在のアリババは成熟株とは言えず、アマゾン以上に成長する余地が高いです。個人的には、中国のアリババ かテンセントのどちらかが、5年以内に時価総額1位になると予想しています。

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